魏と呉を同時に敵に回すとマズイと思った蜀が呉と協力関係を結び、呉が魏に勝利するあたりから、孟獲をきっかけとする益州の乱の平定、南蛮征伐の開始までが描かれます。
鄧芝が外交官として活躍したのは事実ですが、蜀に対する呉はどうしても間抜けな感じで描かれますね……。そんな呉に対して大敗する魏。これだけ大敗を重ねながら、何で滅びないのかなー。何でかなー。と棒読みで言いたくなる扱いの悪さ。
益州の乱に対しては孔明の離間の策が決まります。相変わらず、離間の策は魏が仕掛けると卑劣ということになるのに、孔明が仕掛ける分には神算鬼謀というのがおかしい。
南蛮征伐では馬謖も登場し、初登場時点では優秀な人材として語られます。
このあたりはオールフィクションなのでどうでもいいのですが、孔明の気の長い作戦(捕えては解放する)のせいで多大な被害が出ているというのは、どうも指揮官&内政のトップのやることとしてはどうなんだ、という気がしますね。
また、このあたり演義では確か各将が独自で動くと失敗ばかりで、戻ってきて孔明に助言をあおいだら勝利する、というパターンが繰り返されたと記憶しているのですが、あまりにダルいと思ったのか「行ったり来たり」がカットされてるため、各将が活躍しているように見えて好アレンジです。馬岱なども、孔明の手足として演義で活躍するのは事実ですが、本書のバランスだと普通に名将に見えますね。
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三国志 23 (潮漫画文庫) コミック – 1999/9/22
横山 光輝
(著)
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本の内容:
玄徳の死を知った曹丕は、司馬イの献策を採り上げ、五路の大軍を用いて蜀を攻めようとする。
これを知った劉禅は、病気で参内しない孔明のもとへ自ら赴く。
孔明は、四路から攻め入る敵にはすでに手を打ってあると言って劉禅を安心させた。
残る一路、呉との国交回復のための使者となった?芝は、死を覚悟して呉へ向かう。孫権は、使者の人物を試すために、鼎の中で油を煮えたぎらせ、通路には武器を持った兵をならべて待ち受けた。
目次:
五路五十万/使者?芝/浮かぶ長城/火と風と/益州の乱/離間の策/連合軍分裂/益州平定/南蛮行/五渓峰/蛮王孟獲/孟獲を放つ/毒河/夾山峪
〔付録〕
三国志関連地図
年表
三国志ビジュアル 無錫・太湖畔の「三国城」を訪ねて 文/白西紳一郎 写真/浦充伸
それぞれ三国志 大鶴義丹(俳優・作家)
玄徳の死を知った曹丕は、司馬イの献策を採り上げ、五路の大軍を用いて蜀を攻めようとする。
これを知った劉禅は、病気で参内しない孔明のもとへ自ら赴く。
孔明は、四路から攻め入る敵にはすでに手を打ってあると言って劉禅を安心させた。
残る一路、呉との国交回復のための使者となった?芝は、死を覚悟して呉へ向かう。孫権は、使者の人物を試すために、鼎の中で油を煮えたぎらせ、通路には武器を持った兵をならべて待ち受けた。
目次:
五路五十万/使者?芝/浮かぶ長城/火と風と/益州の乱/離間の策/連合軍分裂/益州平定/南蛮行/五渓峰/蛮王孟獲/孟獲を放つ/毒河/夾山峪
〔付録〕
三国志関連地図
年表
三国志ビジュアル 無錫・太湖畔の「三国城」を訪ねて 文/白西紳一郎 写真/浦充伸
それぞれ三国志 大鶴義丹(俳優・作家)
- 本の長さ416ページ
- 言語日本語
- 出版社潮出版社
- 発売日1999/9/22
- 寸法15.2 x 10.4 x 2.4 cm
- ISBN-104267014639
- ISBN-13978-4267014635
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登録情報
- 出版社 : 潮出版社 (1999/9/22)
- 発売日 : 1999/9/22
- 言語 : 日本語
- コミック : 416ページ
- ISBN-10 : 4267014639
- ISBN-13 : 978-4267014635
- 寸法 : 15.2 x 10.4 x 2.4 cm
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著者について
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1934年(昭和9年)6月18日、兵庫県神戸市須磨区生まれ。銀行員、映画興行会社などを経て、55年「音無しの剣」でデビュー。56年「鉄人28号」 の連載を開始、大人気となる。2001年1月に完結した「殷周伝説」が遺作となった。91年「三国志」で漫画家協会賞優秀賞、04年「全作品」で文部科学 大臣賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『横山光輝「三国志」大研究』(ISBN-10:4267018502)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年10月10日に日本でレビュー済み
三国志は、劉備、関羽、張飛の桃園の誓いから強大な力を持つにいたった曹操との対決が中心でした。
その主役たち亡き後も三国志は続いています。
魏は曹丕、有名な軍師・司馬仲達が支えます。蜀は17歳の新帝が劉備を継ぎましたが、実質的に諸葛孔明が動かしています。呉は孫権が健在ですが勢力的に絶えず魏と蜀に圧迫されています。
魏は劉備の死を絶好の機会ととらえ、他国を動かし五路(5方面)から蜀に進軍を試みます。
その中に呉が含まれていますが、呉は様子を見るため態度を保留にしています。
蜀は孔明の神憑り的な軍略で魏を相手に圧勝し、そのまま呉と組んで魏に赤壁以来の大敗北を与えました。
一段落した後、孔明は50万の兵で南蛮地域の鎮圧に向かいます。
プロローグのような印象も受けますが、孔明や趙雲達の姿を目にするのはやはり嬉しい限りです。
趙雲も老将軍という言い方をされ始めています。関羽や張飛の子供たちが力をつけています。
時代は変わってゆきます。
それにしてもこの頃は絶えず戦争をしていたのですね。日本でも江戸時代まではこんな様子だったんでしょう。
平和な世界が決して偶然に成り立っているわけではないことが少し見えてきました。
その主役たち亡き後も三国志は続いています。
魏は曹丕、有名な軍師・司馬仲達が支えます。蜀は17歳の新帝が劉備を継ぎましたが、実質的に諸葛孔明が動かしています。呉は孫権が健在ですが勢力的に絶えず魏と蜀に圧迫されています。
魏は劉備の死を絶好の機会ととらえ、他国を動かし五路(5方面)から蜀に進軍を試みます。
その中に呉が含まれていますが、呉は様子を見るため態度を保留にしています。
蜀は孔明の神憑り的な軍略で魏を相手に圧勝し、そのまま呉と組んで魏に赤壁以来の大敗北を与えました。
一段落した後、孔明は50万の兵で南蛮地域の鎮圧に向かいます。
プロローグのような印象も受けますが、孔明や趙雲達の姿を目にするのはやはり嬉しい限りです。
趙雲も老将軍という言い方をされ始めています。関羽や張飛の子供たちが力をつけています。
時代は変わってゆきます。
それにしてもこの頃は絶えず戦争をしていたのですね。日本でも江戸時代まではこんな様子だったんでしょう。
平和な世界が決して偶然に成り立っているわけではないことが少し見えてきました。
2009年8月11日に日本でレビュー済み
中国の戦国時代、三国志をマンガにした本
この巻は、玄徳亡き後のお話になります。
玄徳が無くなり、まず、魏が玄徳亡き後の蜀に
5路から攻め入ります。
蜀と、呉は同盟を結び(これもドラマがあるのですが)
これをよしとしない魏は今度は呉に攻め入ろうとします。
孔明は、蜀の脅威である南蛮の制圧のため進軍し
ここで、有名な離間の策を行います。
魏そして、蜀と世代交代をして、昔からの登場人物は
孔明ぐらいとなった感があるこの巻です。
戦わずして智力も使い制圧しようとする孔明の賢さは
現在にも通じるものがあるのではないかと思います。
三国志の主要登場人物が少なくなる、この巻は
登場人物の絡み合いから言うと少し残念な気もしますが
智力にて戦おうとする孔明の行いはすごいものを感じる巻になっています。
この巻は、玄徳亡き後のお話になります。
玄徳が無くなり、まず、魏が玄徳亡き後の蜀に
5路から攻め入ります。
蜀と、呉は同盟を結び(これもドラマがあるのですが)
これをよしとしない魏は今度は呉に攻め入ろうとします。
孔明は、蜀の脅威である南蛮の制圧のため進軍し
ここで、有名な離間の策を行います。
魏そして、蜀と世代交代をして、昔からの登場人物は
孔明ぐらいとなった感があるこの巻です。
戦わずして智力も使い制圧しようとする孔明の賢さは
現在にも通じるものがあるのではないかと思います。
三国志の主要登場人物が少なくなる、この巻は
登場人物の絡み合いから言うと少し残念な気もしますが
智力にて戦おうとする孔明の行いはすごいものを感じる巻になっています。
2009年2月11日に日本でレビュー済み
世に戦の種は尽きないものですね。
ヤラなければヤラれる。
領土を接しているものの本能なのでしょう。
「南蛮人が敵愾心を持っている間は本当に平定したとはいえぬ
心から降伏させてこそ平定したといえるのじゃ」(孔明 本分から)
力あってこその孔明の言説。
この努力、尽力を怠ってはいけない。
ヤラなければヤラれる。
領土を接しているものの本能なのでしょう。
「南蛮人が敵愾心を持っている間は本当に平定したとはいえぬ
心から降伏させてこそ平定したといえるのじゃ」(孔明 本分から)
力あってこその孔明の言説。
この努力、尽力を怠ってはいけない。
2004年7月20日に日本でレビュー済み
中国の魏呉蜀(180年頃) 劉備 曹操 諸葛亮を中心にした壮大な物語。
赤壁の戦い、天下三分の計、秋風五丈原など、
義を重んじる時代背景の中、策略が入り乱れとても面白い
赤壁の戦い、天下三分の計、秋風五丈原など、
義を重んじる時代背景の中、策略が入り乱れとても面白い