復帰後の韓信の快進撃を描きます。
また、武将の一人である王陵が、活躍するとともに、母を喪うという悲劇にみまわれ、本巻の主役のようにスポットがあたります。
そして、復活して大活躍する韓信に、劉邦がどれだけの兵を扱えるかをたずね、それを起点として「韓信は兵の将だが劉邦は将の将」という有名なエピソードに続きます。これ、なるほどと思う名言ですし、逸話としても有名なものですけども、自分では大敗して韓信に挽回してもらった矢先に、コレを言われて調子に乗ってる劉邦も劉邦だよな……。
なお、後半には背水の陣もあり、有名なエピソードが続出します。
更に范増への疑惑を項羽に持たせる反間の計も行われ、項羽の負けフラグが確定していきます。
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