中国で超有名な伝説のようです。「女性に学問は必要ない」といわれた時代に、学びたい一心で男装し学府へ向かった祝英台は、旅の途中で梁山伯と出会い意気投合します。
皇なつきさんの絵がとても美しく、あまり馴染みのない中国の昔の装束や日用品、建物が緻密に描き込まれていて、とても嬉しい。
この漫画は1年ほど前に読んだのですが、最近、日本僑報社からこの伝説に関する本が立て続けに3冊出ました。見つめ合う男女と蝶の表紙を見て、あれ?と思い、この漫画を読み直しました。子ども向けに世界の名作や伝記を漫画にした本がありますが、皇なつきさんの絵は大人も充分楽しめます。知らず知らずの内に中国の文化を吸収していたことに驚きました。
「梁山伯と祝英台」の他に5編収録の短編漫画集です。この本自体には、中国の伝説云々の説明はありません。
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梁山伯と祝英台 (潮漫画文庫) 文庫 – 2005/11/1
皇 なつき
(著)
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社潮出版社
- 発売日2005/11/1
- ISBN-104267017336
- ISBN-13978-4267017339
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登録情報
- 出版社 : 潮出版社 (2005/11/1)
- 発売日 : 2005/11/1
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 280ページ
- ISBN-10 : 4267017336
- ISBN-13 : 978-4267017339
- Amazon 売れ筋ランキング: - 731,368位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2002年2月4日に日本でレビュー済み
「梁山泊と祝英大」が表題ですが、その前に「修善寺物語」と「人喰い」が入っています。私は前半二作も超お勧め。「修善寺物語」の迫力、「人喰い」の絵巻物のような実験的な絵柄でたっぷり楽しんだ後、「梁山泊と祝英大」のあま~い悲恋物語で恥ずかしい思いをしましょう。皇なつきの考証がきちんとされた美しい絵柄だからこそ古い中国のお話である「梁山泊と祝英大」も華麗な絵巻物として読めますが、活字で読んでたら多分かなり恥ずかしい。。。少女マンガ的な悲恋ものというか。。。でも皇なつきだけがこの題材を取り上げても良い唯一の漫画家です。ちゃんと当時の中国の風俗を描いてくれるから、時代物として楽しんでうっとりしている間にすんなり読めてしまいます。バラエティに富んだ作品を集めてあ!!るので、読後感がいい本ですね。
2009年1月28日に日本でレビュー済み
表題「梁山伯と祝英台」は非常に良いです。「梁山伯と祝英台」は越劇の代表作として有名になりましたが、越劇の舞台の印象も損なわない良い作品に仕上がっています。ただ「桃花扇」は時代設定を変えてしてしまったために、原作とは全然違う作品になって原作の良さが無くなっています。どうして全然違う話にしてしまったのでしょうか… ただし話がおもしろくなくても絵を見るだけでも価値のある作品です。