1巻では肝心の28号がほとんど出てこない。
だから、続きは気になるんだけど、、、買って読みたいと思うほどでもなかった。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
鉄人28号 1 (潮漫画文庫) 文庫 – 2009/2/26
横山 光輝
(著)
鉄人28号誕生
- 本の長さ424ページ
- 言語日本語
- 出版社潮出版社
- 発売日2009/2/26
- ISBN-104267018219
- ISBN-13978-4267018213
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 潮出版社 (2009/2/26)
- 発売日 : 2009/2/26
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 424ページ
- ISBN-10 : 4267018219
- ISBN-13 : 978-4267018213
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,174,949位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
1934年(昭和9年)6月18日、兵庫県神戸市須磨区生まれ。銀行員、映画興行会社などを経て、55年「音無しの剣」でデビュー。56年「鉄人28号」 の連載を開始、大人気となる。2001年1月に完結した「殷周伝説」が遺作となった。91年「三国志」で漫画家協会賞優秀賞、04年「全作品」で文部科学 大臣賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『横山光輝「三国志」大研究』(ISBN-10:4267018502)が刊行された当時に掲載されていたものです)
カスタマーレビュー
星5つ中3.3つ
5つのうち3.3つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
12グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2019年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2017年11月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
鉄人28号は子供の頃、お小遣いを貰うと、早速近所の文房具店に買いに行き夢中になって、一月の間同じ画面を何回も見てました。そのせいか、筋が私の頭の中で、別の展開をしていて、昔の記憶の場面がないので、がっかりしました。それは、戦争末期ある島で人命を損なわないために、ロボットに戦わせようと、研究する島の出来事です。鉄人1号から、鉄人27号までが完成していて、その27種類のロボットが全て勢揃いをして動く場面です。一号から二十七号まで、いろいろな形のロボットが実験中に動いていました。この場面がなく、私が幼い頭の中で勝手に筋を展開していたかとがっかりしました。でも、買い損ねて読めなかった部分もあり、久しぶりに童心に帰りました。子供たちが漫画ばかりを読んでショウもない時代だと思いながら、やっぱり時にはマンガも面白いと。職業研修に打ち込む合間の忙中の閑暇の気休めに程度に用いてくれれば良いのにと、アニメ産業に夢中の現代っ子の行く末を案じています。
2016年9月19日に日本でレビュー済み
鉄人28号は鉄腕アトム同時期に雑誌「少年」に連載され、テレビアニメ化もされた名作です。
しかし掲載が数ページのカラー本誌と、小さな判型の別冊付録という特殊な形であったこともあり、長く単行本の形で読むことができませんでした。
光文社カッパコミクス、秋田書店のサンデーコミックス版などはエピソードごとに分離するための大幅なカット、リライトが行われ。
特に前半部分、多数の敵や悪人が入り乱れる、鉄人の誕生からロケットの装着に至るあたりは全く読むことすらできませんでした。
大都社からの復刻版は一コマずつ編集されて刊行された労作ですが、あまりにもたいへんだったとみえ、ロビー編の途中で刊行がストップしてしまい。
その後、光文社漫画文庫から正・続と分けられて刊行され、ようやく読めるようになりましたが、これはエピソードの順番がばらばらの上、カラーページが印刷でつぶれて真っ黒だったり、ページが数十ページに渡って抜けたり、印刷が逆さまだったり。多数の不備がありました。
その後、ようやく潮出版社からの希望コミックス版が、原作完全版として全24巻で刊行されました。
これは判型の違いを割り切って、別冊付録部分は間延びした印象がありましたが。
原作の形が尊重された、完全な形で刊行で完結しました。
そしてこの潮漫画文庫版では、24巻を18巻に再編集した、決定版と言えるシリーズです。
判型が小さくなった分、本誌部分は細かい印象がありますが。
別冊付録部分はむしろちょうどいいです。
前半はシャネルファイブの奇岩城に現れるアカエイが不乱拳博士の作ったものだったり、多数の悪役・登場人物が入り乱れる「長編探偵漫画」です。
ロケットが装着され、海空自在の行動力を手に入れた鉄人と、あまたの強敵ロボットとの戦いが始まると、また一段と面白くなってきます。
鉄人を損傷させピンチに陥れた強敵はけっこう多く。
巨体のパワーを生かした恐竜ロボット、ロケットをもぎ取ったバッカス、ついに鉄人が勝てず、鉄人と正義のタッグを組むことになるブラックオックスなど、魅力的な敵が次々に登場します。
中でも12巻のおしまいから始まる十字結社編に登場するモンスターは、鉄人に無い地中の行動能力を持ち、それをもって鉄人を地中に埋れさせ一度は行動不能にしてしまいます。他にも火焔放射、熱戦砲、小型モンスターの群れというユニークな個性のある敵で、鉄人との対決も面白いです。
この対決部分は、カッパコミクスなどではほぼ全面カットとリライトが行われた部分で、面白さが全然違います。
とりあえず一冊だけ買ってみるなら、初対決から決着まで読める13巻を買ってみるのも手です。
次いでロビー編からギルバートとの決着までの超人間ケリー編。
人造人間やバッカスが入り乱れる部分は、やっぱり第一巻から読んでみるのがいいでしょう。
このシリーズ、よくぞ出してくれたと思います。
感謝です。
しかし掲載が数ページのカラー本誌と、小さな判型の別冊付録という特殊な形であったこともあり、長く単行本の形で読むことができませんでした。
光文社カッパコミクス、秋田書店のサンデーコミックス版などはエピソードごとに分離するための大幅なカット、リライトが行われ。
特に前半部分、多数の敵や悪人が入り乱れる、鉄人の誕生からロケットの装着に至るあたりは全く読むことすらできませんでした。
大都社からの復刻版は一コマずつ編集されて刊行された労作ですが、あまりにもたいへんだったとみえ、ロビー編の途中で刊行がストップしてしまい。
その後、光文社漫画文庫から正・続と分けられて刊行され、ようやく読めるようになりましたが、これはエピソードの順番がばらばらの上、カラーページが印刷でつぶれて真っ黒だったり、ページが数十ページに渡って抜けたり、印刷が逆さまだったり。多数の不備がありました。
その後、ようやく潮出版社からの希望コミックス版が、原作完全版として全24巻で刊行されました。
これは判型の違いを割り切って、別冊付録部分は間延びした印象がありましたが。
原作の形が尊重された、完全な形で刊行で完結しました。
そしてこの潮漫画文庫版では、24巻を18巻に再編集した、決定版と言えるシリーズです。
判型が小さくなった分、本誌部分は細かい印象がありますが。
別冊付録部分はむしろちょうどいいです。
前半はシャネルファイブの奇岩城に現れるアカエイが不乱拳博士の作ったものだったり、多数の悪役・登場人物が入り乱れる「長編探偵漫画」です。
ロケットが装着され、海空自在の行動力を手に入れた鉄人と、あまたの強敵ロボットとの戦いが始まると、また一段と面白くなってきます。
鉄人を損傷させピンチに陥れた強敵はけっこう多く。
巨体のパワーを生かした恐竜ロボット、ロケットをもぎ取ったバッカス、ついに鉄人が勝てず、鉄人と正義のタッグを組むことになるブラックオックスなど、魅力的な敵が次々に登場します。
中でも12巻のおしまいから始まる十字結社編に登場するモンスターは、鉄人に無い地中の行動能力を持ち、それをもって鉄人を地中に埋れさせ一度は行動不能にしてしまいます。他にも火焔放射、熱戦砲、小型モンスターの群れというユニークな個性のある敵で、鉄人との対決も面白いです。
この対決部分は、カッパコミクスなどではほぼ全面カットとリライトが行われた部分で、面白さが全然違います。
とりあえず一冊だけ買ってみるなら、初対決から決着まで読める13巻を買ってみるのも手です。
次いでロビー編からギルバートとの決着までの超人間ケリー編。
人造人間やバッカスが入り乱れる部分は、やっぱり第一巻から読んでみるのがいいでしょう。
このシリーズ、よくぞ出してくれたと思います。
感謝です。
2022年8月21日に日本でレビュー済み
この時点では本編を完全かつ順番通りに収録した単行本がなく、この潮文庫版が初めてだったように思います。かつ、読み切りの短編や掌編も収録しており、作品を全て読めるという点では唯一の、貴重な叢書でありました。
内容的には26号を始めとする謎のロボット事件を追う金田正太郎がPX団との戦いに巻き込まれていき、覆面怪人が切り札として出現させた強力な大型ロボットが28号かと思われたところ、実は27号で、更に強力な28号が出現。28号をめぐってPX団と戦いが本格化するところまで。タイトルが出るまでの映画的な演出は素晴らしい。
鉄人は後半の中編群より、前半のエンドレスの長編部分の方が評価が高いですが、改めて読むと区切りがなくて疲れますね。ただ、確かに中編群より、次へ次へと引っ張る構成で面白い気はします。
堀江卓などもそうですが、クラシックなエンドレス長編漫画というのは未回収の伏線や矛盾などが多いものです。本作でも、26号が喋ったり光線を撃ったり、小型〇八一五号がサイズ比では最強クラスだったり、車が飛んでしまった事件や覆面怪人の正体が謎のままだったり(前者は〇八一五号の仕業にするはずだったんでしょうが)気になる点が散見されます。短期連載のはずだったから、力業で突っ走る予定だったんでしょうね……。
あるときは悪魔の手先と後に歌われますが、長期連載化してしまうと、初期に28号が(明確な描写はないものの)多くの人間を殺害してしまっているのも気になるところです。
それにしても、このあとも散々、悪人に襲撃を受ける敷島家ですが(金田邸もですけど)のっけから祖父がやられるなど、酷い目にあいつづけますね。
内容的には26号を始めとする謎のロボット事件を追う金田正太郎がPX団との戦いに巻き込まれていき、覆面怪人が切り札として出現させた強力な大型ロボットが28号かと思われたところ、実は27号で、更に強力な28号が出現。28号をめぐってPX団と戦いが本格化するところまで。タイトルが出るまでの映画的な演出は素晴らしい。
鉄人は後半の中編群より、前半のエンドレスの長編部分の方が評価が高いですが、改めて読むと区切りがなくて疲れますね。ただ、確かに中編群より、次へ次へと引っ張る構成で面白い気はします。
堀江卓などもそうですが、クラシックなエンドレス長編漫画というのは未回収の伏線や矛盾などが多いものです。本作でも、26号が喋ったり光線を撃ったり、小型〇八一五号がサイズ比では最強クラスだったり、車が飛んでしまった事件や覆面怪人の正体が謎のままだったり(前者は〇八一五号の仕業にするはずだったんでしょうが)気になる点が散見されます。短期連載のはずだったから、力業で突っ走る予定だったんでしょうね……。
あるときは悪魔の手先と後に歌われますが、長期連載化してしまうと、初期に28号が(明確な描写はないものの)多くの人間を殺害してしまっているのも気になるところです。
それにしても、このあとも散々、悪人に襲撃を受ける敷島家ですが(金田邸もですけど)のっけから祖父がやられるなど、酷い目にあいつづけますね。
2009年4月7日に日本でレビュー済み
「限りなく連載時の原画」に近づけた。「原画蘇生!」の謳い文句に購入し、
よくよくその過程(巻末に写真入りで解説)を読んで驚愕した。
これまでの「鉄人28号」は単行本の際、「作者の横山光輝自身の手」により
大幅な加筆、修正がほどこされてきた。
それを「再構成されたもの」と判断し、あくまで「連載時の原画」にもどすべく
「著者のタッチを熟知した」第三者によって、トレース、模写、パソコンを
駆使しての再構成し補って、でできあがったのが、この作品集という。
し、信じられない!
正直、一読した時は唖然とした。
作者本人による加筆、修正された作品よりも
第三者によるトレース、模写で補ったものが優先されてるからだ。
それを「原画蘇生」といってしまっていいのだろうか?
著作権者の了解を得てるとはいえ、ファンからすると素直に喜べないのは
私だけであろうか?
よくよくその過程(巻末に写真入りで解説)を読んで驚愕した。
これまでの「鉄人28号」は単行本の際、「作者の横山光輝自身の手」により
大幅な加筆、修正がほどこされてきた。
それを「再構成されたもの」と判断し、あくまで「連載時の原画」にもどすべく
「著者のタッチを熟知した」第三者によって、トレース、模写、パソコンを
駆使しての再構成し補って、でできあがったのが、この作品集という。
し、信じられない!
正直、一読した時は唖然とした。
作者本人による加筆、修正された作品よりも
第三者によるトレース、模写で補ったものが優先されてるからだ。
それを「原画蘇生」といってしまっていいのだろうか?
著作権者の了解を得てるとはいえ、ファンからすると素直に喜べないのは
私だけであろうか?
2011年3月22日に日本でレビュー済み
あとがきをみますと、雑誌「少年」に昭和31年7月号から掲載されたと記されています。
横山氏の巻頭エッセイでは、鉄人28号は、元々貸本用に描いていた「鉄鋼人間28号」を出版社からの求めに応じて雑誌連載にし直した作品であるようです。
時代性もあるのでしょうが、第二次世界大戦時に日本軍が開発中であった秘密兵器という設定。
さらに、鉄人28号が姿を表すまでに幾重にも重ねあわされた伏線。
映画『ジョーズ』のような演出です。
凝りに凝ったストーリー展開で、非常に分厚い作りになっています。
絵自体は、まだ完成されていないのですが、面白さは抜群です。
鉄人は元々は、ゴジラのような存在としてイメージされていたのか、とも思いました。
『鉄腕アトム』と甲乙つけがたいほどの人気を博した傑作の導入部を読めるのはありがたいことです。
手塚先生が嫉妬した作品であるそうです。
やはり、ここから読みはじめたいですね。
横山氏の巻頭エッセイでは、鉄人28号は、元々貸本用に描いていた「鉄鋼人間28号」を出版社からの求めに応じて雑誌連載にし直した作品であるようです。
時代性もあるのでしょうが、第二次世界大戦時に日本軍が開発中であった秘密兵器という設定。
さらに、鉄人28号が姿を表すまでに幾重にも重ねあわされた伏線。
映画『ジョーズ』のような演出です。
凝りに凝ったストーリー展開で、非常に分厚い作りになっています。
絵自体は、まだ完成されていないのですが、面白さは抜群です。
鉄人は元々は、ゴジラのような存在としてイメージされていたのか、とも思いました。
『鉄腕アトム』と甲乙つけがたいほどの人気を博した傑作の導入部を読めるのはありがたいことです。
手塚先生が嫉妬した作品であるそうです。
やはり、ここから読みはじめたいですね。
2009年3月10日に日本でレビュー済み
初出 月刊「少年」 1956年7月号別冊付録〜1957年4月号別冊付録
原作完全版が全24巻だったのに対し、この文庫は全18巻なので1冊あたり1.5倍。
それはさておき、巻末の「読者の皆様へ」のページに衝撃の文章が。
潮出版社文庫「鉄人28号」全18巻は、先に小社より刊行された「鉄人28号原作完全版」全24巻を元に再編集したものです。「原作完全版」刊行後発見された原画部分については「原作完全版」同様に復元作業を行い差し替えました。
というわけで、原作完全版を持ってる人も買いです。
単なる装丁替えではありません。
ここまでやるなら、掲載区切りを明示して扉も収録して欲しかったなぁ。
という悔しさで☆1つ減にしようと思ったけど、やっぱり満点☆5つつけちゃうか。
原作完全版が全24巻だったのに対し、この文庫は全18巻なので1冊あたり1.5倍。
それはさておき、巻末の「読者の皆様へ」のページに衝撃の文章が。
潮出版社文庫「鉄人28号」全18巻は、先に小社より刊行された「鉄人28号原作完全版」全24巻を元に再編集したものです。「原作完全版」刊行後発見された原画部分については「原作完全版」同様に復元作業を行い差し替えました。
というわけで、原作完全版を持ってる人も買いです。
単なる装丁替えではありません。
ここまでやるなら、掲載区切りを明示して扉も収録して欲しかったなぁ。
という悔しさで☆1つ減にしようと思ったけど、やっぱり満点☆5つつけちゃうか。