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野生のしらべ 単行本 – 2004/5/11

4.1 5つ星のうち4.1 19個の評価

15歳でCDデビューを果たし、天才少女とうたわれたピアニスト、エレーヌ・グレモー。
苦悩と迷い、あこがれと確信にみちた半生をみずみずしく綴った自伝的エッセイ。

学校に溶け込めない、友だちができない、勉強も習い事も、うまくいかない。
自分の気持ちを表現できない。私の居場所はここではない「どこかべつの場所」…。
度重なる自傷行為やひきこもりと闘う彼女を救い、癒したのは、
本と自然とピアノ、そしてオオカミだった―。
今、エレーヌは、世界中の子どもたちのすこやかな精神のために、惜しみなく手をさしのべる。
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

友達もいず、校庭の隅にうずくまっていたあのころ、わたしの居場所は「よその場所」だった。自傷行為、強迫的整理癖、ひきこもり…。そうして狼と出会い、今ここにいるべき理由を見つけた- 狼に魅せられたピアニストの半生。

著者について

1969年、エクス・アン・プロヴァンスに生まれる。同地の音楽院で学んだ後、マルセイユでピエール・バルビゼに師事。1982年、13歳でパリ国立音楽院に満場一致の首席で入学し、1985年、ジャック・ルヴィエのクラスをプルミエ・プリで卒業。同時に研究科への進学も満場一致で許可され、ジェルジ・シャーンドル、レオン・フライシャーのもとで学ぶ。1987年、カンヌのMIDEA、ラ・ロック・ダンテロン音楽祭に参加、東京での初リサイタルを開く。
翌年、バレンボイム/パリ管弦楽団と共演。1988年以降はロッケンハウス音楽祭に毎夏欠かさず招待され、マルタ・アルゲリッチ、ギドン・クレーメル、ジェラール・コーセ、ハーグン弦楽四重奏団などと共演。1989年に初出演したベルリン音楽祭では、その後デーヴィッド・シャロン指揮のベルリン・シュターツカペレとの共演、ベルリン・フィルのメンバーとともに室内楽団としての参加も果たす。
日本、ヨーロッパ、カナダ、アメリカ各地でのリサイタルのほか、モントリオール交響楽団、ロンドン・フィル、ロイヤル・フィル、ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団、サンクト・ペテルブルク・フィル、東京フィルなど、各国主要オーケストラとの共演も多い。その間に共演した指揮者は、ウラディーミル・アッシュケナージ、シャルル・デュトワ、チョン・ミュン=フン、ヴォルフガング・サヴアリッシュ、ユーリ・テミルカーノフ、エリアフ・インバル、ウラディーミル・フェドセーエフ、ヘスス・ロペス=コボス、ネーメ・ヤルヴィなど。15歳のとき、初めてのCD作品としてラフマニノフを録音(DENON/日本コロムビア)、アカデミー・デュ・ディスクのグランプリを獲得。現在までに20枚近くの作品を発表している。
2002年、ドイツ・グラモフォンと専属契約を結ぶ。2000年、フランス「音楽のヴィクトワール賞」年間最優秀ソリストにノミネートされた。2002年1月、フランス文化省から芸術勲章オフィシェに叙せられた。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 武田ランダムハウスジャパン (2004/5/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/5/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 317ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4270000163
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4270000168
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 19個の評価

著者について

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Helene Grimaud
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カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2022年1月23日に日本でレビュー済み
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2E 才能と発達障害を持った女性の素晴らしい生き方に感動!
2023年3月22日に日本でレビュー済み
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グリモーさんファンで、正直言うとルックス(美人)から入りましたが、なぜか演奏のほうに惹かれCDを買い揃えました。グリモーさんの演奏って何かありますよねえ。この本を読んでみてなぜかわかったような気になりました。具体的に言い表すことはできませんが、グリモーさんのラフマニノフピアノ協奏曲No2,ブラームスピアノ協奏曲No1がなぜあのような演奏になるのかわかったような気分です。狼や歴史に関する膨大な知識や、行動力にも何かの力がありますよねえ。一般的に見れば奇人・変人・魔女。もうビョーキかも。それにしてもエレーヌを育てたご両親はえらい。グリモーさんを指導した先生方や関係者もえらい 。そちらのほうを考えさせられる本でした。
2018年6月3日に日本でレビュー済み
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彼女の神秘性が感じられる不思議な本です。特に面白くはない。やはりピアノを演奏している彼女が最高です。
2004年9月24日に日本でレビュー済み
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「私は野生になった・・・」
天才ピアニストの思索が描かれた本に出会えました。
あまりの天才ぶりと美貌のため、不当な評価と相対してきたグリモーが心のよりどころを見つけていく過程が描かれています。
彼女の思索は、遙か古代から現代の思想の波の中を漂いながら、自分を見つめていきます。
その中での狼との運命的な出会い。
安らぎの中での彼女の生き方は、現代人が忘れかけた畏敬の念さえも見つめ直させてくれます。
「クレド」を聴きながら読むと、その世界に浸れます。
24人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年4月1日に日本でレビュー済み
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エレーヌ・グリモーは、フランス人でありながら、シューマン、ブラームスといったドイツ・ロマン派の作曲家の作品を中心に演奏するピアニストとして知られている(時代を下ってとくに2010年代以降になるとその傾向は変化してきているのだが)。とくに、1990年代後半にワーナーに残した諸作品には、そうした作品群を好む傾向が顕著に見られるように思う。それらの作品を演奏する際の彼女のスタイルは、聴衆を意識しつつ華やかに演奏するようなものではなく、むしろ、作品の演奏を通して内省的に厳しく自己と対峙していくようなものであるように見える。

こうした演奏姿勢を見、また、彼女が実は20世紀ドイツの哲学者ハイデガーの『存在と時間』を愛読している、といった情報を知るにつれて、彼女自身がどのような本を読み、どのようにして自らの思想(と言って過言ではないと思う)を形成してきたのかに興味をもつのは、自然な成り行きであろう。そして、幼少期から、ピアニストとして世に出るに至るまでの自らについてグリモーが語ったこの本は、まさに、そのような彼女の思想形成を知る上で、格好のものであると言える。

実際にこの本を読み進めていくと、彼女が幼少期に、強迫神経症的な自らの性向に苦しめられ、外的世界や他者から自分が隔絶している感覚に陥り、その中で、本を友として、豊かな内面世界を創り上げていったいったことが、よく分かる。ドストエフスキーのような、或る意味では、「さもありなん」と思えるような作家だけでなく、一般によく知られているとは言い難い、イタリアの劇作家ピランデッロの諸作品などにも没頭していったようである。そんな中で、ピアノと出会い、作品を通して、自らの構築してきた内面世界と対話し、またそれを外部に表出していくことで、彼女は、外的世界や他者とのつながりを得るようになっていく(この本のサブテーマである、オオカミとの出会いも、このことに大きな役割を果たすわけであるが)。

上のようにして外の世界とつながっていく過程において、彼女がどのような本(そこには文学作品だけでなく哲学書や宗教書も含まれる)と出会い、いかに苦悩を昇華していったかを知ることは、グリモーの演奏を理解する上で有益であることはもちろんのこと、さらには、彼女と同様に、豊かな独自の内面世界を創り上げてきたと自負する読書家諸氏にとっては、自らの読書歴と彼女の読書歴との接点を見出した上で、その演奏を聴くことによって、書物の世界と音楽の世界をリンクさせることにつながるという意味でも、これは稀有な書籍であると思われる。

なお、内容は上のように素晴らしいものの、翻訳がやや読みづらいため(グリモーが自らの内面世界を縦横無尽に駆け回るこの本の翻訳が至難であったことは想像に難くなく、この訳業には最大限の敬意を払わなければならないことはもちろんであるのだが)、星を一つ減らさせていだいた。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年3月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
結論から言ってしまうと、読み進めるのが困難な文章と構成だった。彼女の幼少期は多難なものだったらしく、そのへんの心の傷が著作にも投影されているのかな、とも思ったが、わたしには医学的知識が無いので明言はできない。

● 美人だ
● ピアノを達者に弾く
● 両親とも大学教授
● 家が金持ち

「周囲のひとはこうした文句でわたしの気を惹こうとしたが、どれも何の意味もない言葉だった」。
これだけきっぱりおためごかしを言う者を拒絶する、という態度についてはわたしは寛解ではなく亢進を見る気がする。今後とも、グリモーのディスクを買うことは手控えよう。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2006年3月26日に日本でレビュー済み
「ライ麦畑でつかまえて」の主人公に似た性格の著者がフィクションではなく現実に生きていて、自分が信じることに情熱を捧げていることに感動。2、3ページ眺めて終わりにしようと思っていたのに一気に読み通してしまった。

若い頃に「ライ麦畑でつかまえて」を読んで何かを感じた人ならわかってもらえそうなエレーヌ グリモーの自伝。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年5月3日に日本でレビュー済み
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天才女流ピアニストの人生に真の輝きと啓示を与えたのは野生のオオカミだった。彼女はニューヨーク近郊に野生野オオカミの保護センターを開いた。実話だが文学の香り豊かな作品。野生のオオカミは決して人を襲わない。愛情豊かで知的、高貴な生き物だということも理解できる素晴らしい自伝小説。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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