善い事も悪い事もなるべくして起ってしまう。うん、人生ってそんなものかなと思います。タイムトラベルをするので、主人公達は、時々、自分の将来に起こる出来事を知るけれど、どうしようもないので、結局待つしかない、受身です。読んでる間中、文章に、未来の不安が漂っていてとても切なく「お願い、お願い」と祈ってしまいました。主人公達と同様、読んでる私にも、これ以外の結末を選ぶことはできず、受け入れることになりますが、とにかく結末が気になり上巻の途中から下巻全部を一日で読んでしまいました。
常に長い時間が過ごせる保障はないけれど、今、一緒に居なくても、どこかで二人は一緒に居る。「時間は問題ではなく」「今、ここに居る」のが大事。一本道がまっすぐ続く人生に、二人の「ここに居る」という時が点々点々と刻まれていっているようです。それは過去でも未来でもなく、常に「今ここ」です。
切なさあり、嬉しさあり、怖さあったり、アメリカの人はこんな生活してるのかと思ってみたり、会話が面白いと感じたり、色々です。
ラストを思い出すたび きゅん となります。
主人公達の、他には無い絆を感じて、うらやましくも思います。
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タイムトラベラーズ・ワイフ 上 単行本 – 2004/12/8
オードリー ニッフェネガー
(著),
羽田 詩津子
(翻訳)
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愛する人は未来からやってきた。やがてくる別れの日を知っていた。
クレアが未来から来たヘンリーと会ったのは6歳の時だった。以来、様々な時間から現れるヘンリーと152回の逢瀬を重ねることになる…。しかし、クレアが18歳になるとヘンリーはぱったり現れなくなってしまう。そして2年後、20歳になったクレアとヘンリーは運命的な出会いを果たす。だが、彼はまだクレアの事を知らなかった…。
- 本の長さ393ページ
- 言語日本語
- 出版社武田ランダムハウスジャパン
- 発売日2004/12/8
- ISBN-104270000511
- ISBN-13978-4270000519
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商品の説明
著者について
1963年生まれ。コロンビア・カレッジ・シカゴのCenter for Book and Paper Artsで教鞭をとる。本書が処女作。現在は小説二作目にあたる、ロンドンのハイゲート墓地を舞台にした双子の姉妹のゴーストストリーを執筆中。
登録情報
- 出版社 : 武田ランダムハウスジャパン (2004/12/8)
- 発売日 : 2004/12/8
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 393ページ
- ISBN-10 : 4270000511
- ISBN-13 : 978-4270000519
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,014,023位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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2016年1月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「きみがぼくを見つけた日」の原作というので
映像作品を観る前に、原作を読んで見ようと、読み始めた。
ところが、本は、とてもボリュームがあって、なかなか進捗できない。
行ったり来たりの、内容も同じ様で居て、決して同じではく
当然、そこの物語がある(書かれている)ので、
物語の長さに『嫌気』が差しそうになり
はしょって、先に進めたい、行きたいが、そうも出来ない。
早く、下巻を読み終えて、映像作品の
「きみがぼくを見つけた日」を観たい。
翻訳者の羽田詩津子さんの訳が、とても良い。
翻訳作品は、原作を生かすも殺すも翻訳者の腕に掛かっている。
原書で読んでいないが、翻訳者の訳文のセンスがとても良いと感じた。
映像作品を観る前に、原作を読んで見ようと、読み始めた。
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物語の長さに『嫌気』が差しそうになり
はしょって、先に進めたい、行きたいが、そうも出来ない。
早く、下巻を読み終えて、映像作品の
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翻訳者の羽田詩津子さんの訳が、とても良い。
翻訳作品は、原作を生かすも殺すも翻訳者の腕に掛かっている。
原書で読んでいないが、翻訳者の訳文のセンスがとても良いと感じた。
2005年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者の処女作ということですが、非常に完成度が高いと思います。驚きです。これまでに愛をテーマにしたタイムトラベルものは国内外いろいろありますが、その中でも展開の複雑さ故に、平凡さを計算されたラストシーン(終盤でわざと予告されています)は、現在、過去、未来で最愛の人を愛し続けるという、究極の愛を完結しており秀逸です。そして、その完結は永久に繰り返されるのです。また、その表現手法は、映像では表現できないのではないでしょうか。思わず溜息をついてしまう、切ない、息が苦しくなるような小説を堪能できますよ。そして、その効果は・・・あなたのパートナーを新鮮に見直すことができるのではないでしょうか。
2008年8月2日に日本でレビュー済み
日本語訳された本書のほうが、文が上手な気がしました。
内容のわりに、割と淡々とすすんでいく小説で、
ただその代わりに、
ラストの、それまでとは対照的にヘンリーの心情がたくさんつまった
手紙のトーンがより引き立ち、
今思い出しても胸が苦しくなります。
読み終わった後は号泣でした。
映画も楽しみです。
内容のわりに、割と淡々とすすんでいく小説で、
ただその代わりに、
ラストの、それまでとは対照的にヘンリーの心情がたくさんつまった
手紙のトーンがより引き立ち、
今思い出しても胸が苦しくなります。
読み終わった後は号泣でした。
映画も楽しみです。
2008年11月13日に日本でレビュー済み
幼い時に交通事故に遭ったことから、時間を旅するようになってしまった主人公。大変なのは、裸で出現してしまうという苦難。やがては妻となる少女のもとに繰り返し訪れ、ついに現実の時間軸に添って後半の物語は進みます。
ストレスが引き金になり、突然に、どこかの時間に旅してしまう夫。様々な傷を抱えて帰ってくる時は、いつのことか分からない。けれど、固い絆で結ばれ、困難に立ち向かいつつ二人は暮らしていきます。
タイムトラベルものでは「リプレイ」で、生まれ変わりながら互いを探し続ける物語もありますが、それぞれの視点で生きることを語る本作の切なさは、 リプレイ (新潮文庫) よりいっそう感動的です。
女性ならではの繊細な描写と、物語の深さに、手応えのあるSFを読んだ充実感がありました。
ストレスが引き金になり、突然に、どこかの時間に旅してしまう夫。様々な傷を抱えて帰ってくる時は、いつのことか分からない。けれど、固い絆で結ばれ、困難に立ち向かいつつ二人は暮らしていきます。
タイムトラベルものでは「リプレイ」で、生まれ変わりながら互いを探し続ける物語もありますが、それぞれの視点で生きることを語る本作の切なさは、 リプレイ (新潮文庫) よりいっそう感動的です。
女性ならではの繊細な描写と、物語の深さに、手応えのあるSFを読んだ充実感がありました。
2005年2月19日に日本でレビュー済み
残酷な話だと思います。これほど痛みをともなうタイムトラベル物は、初めてです。ロバート・F・ヤングの短編に「リトル・ドッグゴーン」という短編(タイトル微妙に間違ってるかもしれません)があるんですが、あれを読んだ時に感じた胸を衝く痛みと同じ感触です。ヤングの方はタイムトラベルじゃなくてテレポートを扱っていたんですけどね。
どうであれ、本書は良かった。作者ニッフェネガーの組み立てた巧みなプロットには、正直いって最初とまどいました。主人公ヘンリーのタイムトラベルが起こる頻度、時期は非常にアトランダムで、法則性はまったくありません。唯一限定されるのは、場所だけなんです。場所だけは、ヘンリーに由来する何処かに特定される。そして、タイムトラベルするのは彼の肉体だけ。そう、彼は飛んだ先に全裸で現れることになるんです。だから、彼がタイムトラベル後にまずしなければならないのは、衣服の確保なんです。そのことで後々彼は、とても辛い目にあうことになります。はっきりいって上巻は、壮大な伏線のようなもの。しかし、とまどいながらも読者はあれよあれよという間にページを繰ってしまいます。いくつかのひっかかりを残してね。
そして下巻。ここへきて読者は知ることになります。ヘンリーとクレアの未来に待ち受ける避けられない運命を。自分の運命を知る辛さとは、どんなものなんでしょう?ぼくなら、その重圧に耐えきれず気がふれてしまうかもしれない。愛する人を失う恐怖で気が変になってしまうかもしれない。
この話は全体的に明るい雰囲気で、ユーモアもあります。しかし、それゆえに厳しくて、残酷な側面が強調され、読者の胸に迫ってくるのでしょう。
不思議と読後感はあたたかい気持ちになります。こっぱづかしいですが、『愛』のやさしさに包まれて心が落ち着いていくんです。
どうであれ、本書は良かった。作者ニッフェネガーの組み立てた巧みなプロットには、正直いって最初とまどいました。主人公ヘンリーのタイムトラベルが起こる頻度、時期は非常にアトランダムで、法則性はまったくありません。唯一限定されるのは、場所だけなんです。場所だけは、ヘンリーに由来する何処かに特定される。そして、タイムトラベルするのは彼の肉体だけ。そう、彼は飛んだ先に全裸で現れることになるんです。だから、彼がタイムトラベル後にまずしなければならないのは、衣服の確保なんです。そのことで後々彼は、とても辛い目にあうことになります。はっきりいって上巻は、壮大な伏線のようなもの。しかし、とまどいながらも読者はあれよあれよという間にページを繰ってしまいます。いくつかのひっかかりを残してね。
そして下巻。ここへきて読者は知ることになります。ヘンリーとクレアの未来に待ち受ける避けられない運命を。自分の運命を知る辛さとは、どんなものなんでしょう?ぼくなら、その重圧に耐えきれず気がふれてしまうかもしれない。愛する人を失う恐怖で気が変になってしまうかもしれない。
この話は全体的に明るい雰囲気で、ユーモアもあります。しかし、それゆえに厳しくて、残酷な側面が強調され、読者の胸に迫ってくるのでしょう。
不思議と読後感はあたたかい気持ちになります。こっぱづかしいですが、『愛』のやさしさに包まれて心が落ち着いていくんです。
2004年12月26日に日本でレビュー済み
タイムトラベルものが好きで買いました。
長かったけど、長さを感じさせない話です。なんとなくラストの予想はついたけど、それでも泣ける! 最初はわかりにくかったところも、最後まで行くと、あーなるほどという感じで、スパイラルのようになった物語の深みを感じさせます。
終わってから冒頭を読み返すとよりいっそうじーんときます!!
ヘンリーの手紙が感動的!個人的にはすごいオススメです!
長かったけど、長さを感じさせない話です。なんとなくラストの予想はついたけど、それでも泣ける! 最初はわかりにくかったところも、最後まで行くと、あーなるほどという感じで、スパイラルのようになった物語の深みを感じさせます。
終わってから冒頭を読み返すとよりいっそうじーんときます!!
ヘンリーの手紙が感動的!個人的にはすごいオススメです!
2004年12月28日に日本でレビュー済み
外文でなおかつ2冊ものってことで、なかなかハードルが高いなーと思ってたんですが、小川洋子さんの帯コメントとか北上次郎さんの書評をみて、ちょっと読んでみようと思って買いました。
泣ける!せつない!
タイムトラベルしてしまう主人公がめちゃめちゃせつない!
他の外国文学もちょっと読んでみようかなって気になりました。
泣ける!せつない!
タイムトラベルしてしまう主人公がめちゃめちゃせつない!
他の外国文学もちょっと読んでみようかなって気になりました。