この本は朴智星(パク・チソン)選手の書いた自伝です。
この本は、朴智星本人が書いただけあって、
こまかいところまでしっかり書いてあります。
この本は300ページくらいあるので、読みごたえがあり、
楽しめます。
買って損はしない本だと思います。
基本的に時系列順に書いてあって、
生まれたときからマンチェスター・ユナイテッドまで試合や生活で、
考えたことや悩んだことが、
たくさん書いてあります。
もちろん、サンガにいたときの話も書いてあるので、
松井大輔選手の話も出てきます。
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信じるチカラ パク・チソン自伝 単行本(ソフトカバー) – 2007/7/31
朴智星
(著),
慎武宏(構成・監訳) 金龍太
(翻訳)
なぜ彼は成功できたのか?
謙虚、寡黙、自己主張しない・・・。
海外で成功できない典型的な日本人タイプの彼が、
どうしてヨーロッパで上り詰めたのか?
ヒディング「これからも、黙々と、何の不平不満も漏らさずに、
いつもベストを尽くしてプレーする朴智星を期待している」
僕は少しのあいだ、躊躇した。
面識のない人と電話で話すのにためらいがあったのは事実だが、
その相手がテレビでもよく見る世界的な名将だということが僕を躊躇させてのかもしれない。
けれど、逸る気持ちは抑えることはできない。
携帯電話を持って静かに口を開くと、電話の向こう側から力強い口調の英語が聞こえてきた。
「ハロー!」
ファーガソン監督だった。
彼は英語が未熟な僕に気遣ってくれたのか、
簡単な単語を選んで、一語一語ハッキリ区切って言葉をつなげてくれた。
(プロローグ「ゼロからの挑戦」より抜粋)
謙虚、寡黙、自己主張しない・・・。
海外で成功できない典型的な日本人タイプの彼が、
どうしてヨーロッパで上り詰めたのか?
ヒディング「これからも、黙々と、何の不平不満も漏らさずに、
いつもベストを尽くしてプレーする朴智星を期待している」
僕は少しのあいだ、躊躇した。
面識のない人と電話で話すのにためらいがあったのは事実だが、
その相手がテレビでもよく見る世界的な名将だということが僕を躊躇させてのかもしれない。
けれど、逸る気持ちは抑えることはできない。
携帯電話を持って静かに口を開くと、電話の向こう側から力強い口調の英語が聞こえてきた。
「ハロー!」
ファーガソン監督だった。
彼は英語が未熟な僕に気遣ってくれたのか、
簡単な単語を選んで、一語一語ハッキリ区切って言葉をつなげてくれた。
(プロローグ「ゼロからの挑戦」より抜粋)
- 本の長さ280ページ
- 言語日本語
- 出版社武田ランダムハウスジャパン
- 発売日2007/7/31
- ISBN-104270002336
- ISBN-13978-4270002339
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商品の説明
著者について
朴智星
1981年2月25日、ソウル生まれ。
高校時代までは芽が出なかったが、明知大財席時にシドニー五輪代表に抜擢され、注目を浴びる。
2000年、19歳の若さでJリーグ・京都パープルサンガに入団。翌年にはチームのJ1復帰の立役者となる。
代表においても、準決勝まで進んだ日韓ワールドカップで大活躍する。
2002年、代表で監督だったヒディンク監督が指揮するオランダのPSVへ移籍。
2005年、PSVがチャンピオンリーグベスト4へ躍進する原動力となったことなどが認められ、マンチェスター・ユナイテッドへ電撃移籍。
その後、2006年ワールドカップでは、グループリーグで強豪フランスから値千金の同点ゴールを奪うなど代表チームの中心選手となる。
出場暦と得点はJリーグ通算76試合出場11得点、
エールディビジ(オランダリーグ)通算61試合出場13得点、
プレミアリーグ通算47試合出場7得点(2007年5月時点)。
1981年2月25日、ソウル生まれ。
高校時代までは芽が出なかったが、明知大財席時にシドニー五輪代表に抜擢され、注目を浴びる。
2000年、19歳の若さでJリーグ・京都パープルサンガに入団。翌年にはチームのJ1復帰の立役者となる。
代表においても、準決勝まで進んだ日韓ワールドカップで大活躍する。
2002年、代表で監督だったヒディンク監督が指揮するオランダのPSVへ移籍。
2005年、PSVがチャンピオンリーグベスト4へ躍進する原動力となったことなどが認められ、マンチェスター・ユナイテッドへ電撃移籍。
その後、2006年ワールドカップでは、グループリーグで強豪フランスから値千金の同点ゴールを奪うなど代表チームの中心選手となる。
出場暦と得点はJリーグ通算76試合出場11得点、
エールディビジ(オランダリーグ)通算61試合出場13得点、
プレミアリーグ通算47試合出場7得点(2007年5月時点)。
登録情報
- 出版社 : 武田ランダムハウスジャパン (2007/7/31)
- 発売日 : 2007/7/31
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 280ページ
- ISBN-10 : 4270002336
- ISBN-13 : 978-4270002339
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,224,965位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年11月30日に日本でレビュー済み
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現在アジアサッカー選手の最高峰に位置するプレイヤーといっても過言ではないパク・チソンの自伝。アフリカW杯後「パク・チソン自伝」も出版されたが、本当の彼の言葉や生き方をかいま見るならばこの本がおすすめだ。ただしこの本は現在絶版で入手しにくのが難点だ。
W杯後の日韓親善試合のときにユニフォームの赤に似せて真っ赤に髪を染めたあか抜けない選手がいたが、それが彼だ。およそスター選手とは思えない素朴な青年といった雰囲気の彼が、なぜ世界を舞台に活躍できたのか?その答えがこの本にはある。権力や暴力に支配された旧態依然の韓国サッカーの中にいた彼の苦悩が克明に記されている。コネもなく体格にも恵まれないながらも寡黙にやるべきことをやりとげる信念と気迫、一途なサッカーにかける思いと両親の支えが現在の彼を創り上げたといっても過言ではない。
京都パープルサンガ在籍時代のエピソードも興味深い。このチームがJ2に降格しながらも残留し、次年度J1復帰の立役者となった彼を京都の人々は未だに愛し続けている。国籍など関係なく、信じた道を寡黙に歩き続ける彼にこれからのアジアサッカーの進むべき答えがある。そんな未来の指針も明示されている本だと思う。
W杯後の日韓親善試合のときにユニフォームの赤に似せて真っ赤に髪を染めたあか抜けない選手がいたが、それが彼だ。およそスター選手とは思えない素朴な青年といった雰囲気の彼が、なぜ世界を舞台に活躍できたのか?その答えがこの本にはある。権力や暴力に支配された旧態依然の韓国サッカーの中にいた彼の苦悩が克明に記されている。コネもなく体格にも恵まれないながらも寡黙にやるべきことをやりとげる信念と気迫、一途なサッカーにかける思いと両親の支えが現在の彼を創り上げたといっても過言ではない。
京都パープルサンガ在籍時代のエピソードも興味深い。このチームがJ2に降格しながらも残留し、次年度J1復帰の立役者となった彼を京都の人々は未だに愛し続けている。国籍など関係なく、信じた道を寡黙に歩き続ける彼にこれからのアジアサッカーの進むべき答えがある。そんな未来の指針も明示されている本だと思う。