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アインシュタイン その生涯と宇宙 下 単行本(ソフトカバー) – 2011/6/23

4.0 5つ星のうち4.0 12個の評価

※読者の皆様にご迷惑をお掛けいたしました『アインシュタイン その生涯と宇宙 下』は
8月17日に修正版が発売されました。

20世紀最大の天才と言われ、世界の人々を魅了し続けるアインシュタイン。
未公開資料で解き明かす彼の頭脳と心。決定版評伝!

20世紀最大の天才と言われながら、世界の人々を魅了し続けるアインシュタイン。
彼の創造性がいったいどのようにして生まれたのかは、誰でも知りたいと思うだろう。
著名な伝記作家の著者は、今まで公開されなかった膨大なアインシュタインの私的書簡をはじめ、
彼にまつわる数々のエピソード、彼の科学理論展開などを、時系列の中でその事実関係を徹底的に検証し、
結果として、このたぐいまれな人物の生活・愛・知性を包括し、その人間性を浮かび上がらせることに成功している。
アインシュタイン評伝の決定版。

下巻は、相対性理論の発表により一躍世界の有名人となり、さらにノーベル賞受賞。
統一場理論の体系化へ向けて量子理論との葛藤、ユダヤ人としてナチスドイツを逃れ、アメリカへ亡命。
自らが考え出した原爆だが、広島・長崎の惨劇に傷付き、平和への活動にも力を注ぐ後半生。

商品の説明

著者について

1952年生まれ。作家。ワシントンDCに拠点を置くアスペン研究所の理事長兼CEO。CNNの委員長兼CEOも勤める。また米タイムズ誌では編集長を勤めた。 オバマ政権下になって、大統領の要請により、ボイス・オブ・アメリカ、自由欧州放送、および他の国際放送を管轄する米政府放送管理局の委員長に任命された。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 武田ランダムハウスジャパン; 第2刷修正版 (2011/6/23)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/6/23
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 488ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4270006501
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4270006504
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 12個の評価

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カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
12グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2011年8月1日に日本でレビュー済み
そんなにひどい翻訳なら、むしろ読みたい。
きっと将来、希少価値のある本になるんではないだろうか。
61人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年1月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上巻を一気に読んだので、下巻に突入しました。
(あとがきで分かったのですが)、編集部が手配したという12章、13章、16章はやはり訳がひどいですね。
きちんと校正したのか疑問です。
12章では不要な括弧が残っていたり、日本語になっていない部分があったり、
主語が不明な部分があり、何度か読み直す必要があったりという感じです。
13章の訳を改定する際に、12章も見直したのでしょうか。

また、訳を改定したという13章も他の章に比べるととても読みにくい。
一文に何度も、何度も彼が登場し、「彼が・・・、彼は・・・、彼の・・・」と
いった感じです。とてもプロの仕事とは思えません。ひどいです。

本の内容はとても優れていると思いますし、面白いです。
編集部による訳以外の部分はしっかりしているので、星二つとしました。
28人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年7月15日に日本でレビュー済み
私は本書の上巻の5-11章の翻訳を担当した松田です。この下巻の12,13,16章、特に13章を巡る、滑稽かつ悲惨な内部事情を知っている範囲でのべ、読者にお詫びをすると同時に、監修者と訳者の恥を濯ぎたいと思います。

本書の翻訳は数年前に監修者の二間瀬さんから依頼されました。私は自分の分担を2010年7月に終えました。翻訳権が9月に終了するので急ぐようにとのことでした。ところがいっこうに本書は出版されず、今年6月になり、いきなりランダムハウスジャパンから、本書が送られてきました。そして13章を読んだ私は驚愕しました。

私は監修者の二間瀬さんに「いったい誰がこれを訳して、誰が監修して、誰が出版を許可したのか」と聞きました。二間瀬さんは運悪くドイツ滞在中で、本書を手にしていませんでしたので、私は驚愕の誤訳、珍訳を彼に送りました。とくに「ボルンの妻ヘートヴィヒに最大限にしてください」は、あきれてものもいえませんでした。Max BornのMaxを動詞と誤解しているのです。「プランクはいすにいた。」なんですかこれは。原文を読むと、プランクは議長を務めたということだと思います。これらは明らかに、人間の訳したものではなく、機械翻訳です。

先のメールを送ってから、監修後書きを読んで事情が少し分かりました。要するに12,13,16章は訳者が訳をしていないのです。私は編集長にも抗議のメールを送りました。編集長の回答によれば12,13,16章は、M氏に依頼したが、時間の関係で断られたので、別途科学系某翻訳グループに依頼したとのことです。ところが訳のあまりのひどさに、編集部は監修者に相談せずに自分で修正をしたようです。12,16章の訳はひどいなりにも、一応日本語になっているのはそういうことだと思います。ところが13章は予定日までに完成しなかったらしく、出版期限の再延期を社長に申し入れたが、断られた編集長は、13章の訳稿を監修者に送ることもせずに、独断で出版したらしいです。重版で何とかしようとしたようです。出版を上巻だけにして、下巻はもっと完全なものになってからにすればよかったのに、商業的見地からは、上下同時出版でないとダメだそうです。

二間瀬さんは社長に、強硬な抗議文を送り、下巻初版の回収を申し入れました。社長も13章を読んでみて驚愕したようです。そして回収を決断しました。

自動車のリコールがときどき問題になります。そして社会的指弾を浴びます。しかしあれは発売時点では欠陥に気がついていなかったはずです。ところが本書の下巻は、発売時点で、とても商品として売れるものでないことは明らかでした。本書下巻を2000円も出して買った読者は、怒るに違いないと、二間瀬さんに指摘しました。またアマゾンで書評が出たら星一つは確実だとも述べました。

本書の原書は名著です。私は自分の担当の部分を訳して、とても勉強になりました。ですから本書は日本の図書館に常備されるべき本だと思います。ところがこの13章の存在のため、もし初版が図書館に買い入れられたら、監修者と訳者の恥を末代にまで残すことになります。より完全な下巻の完成を期待しています。
3,240人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年10月9日に日本でレビュー済み
翻訳修正版を読んだ。
アインシュタインに関する書物は、それこそ無数にある。いまさら出版する意義なんてあるのか?そう思う人も多いだろう。たしかに科学的業績は、多方面から研究されている。だが個人としてのアインシュタイン像は、これまで必ずしも真実が伝えられてきたとは言えなかった。その理由は、遺品管理側が、聖人としてのイメージを壊さないように、情報公開を制限してきたからだ。

しかし1980年代後半から、徐々に手紙類が公開されるようになって、アインシュタインの人物像がより鮮明になってきた。情報公開を受け、90年代から何冊かの伝記が書かれ、日本でも出版されたが、それらはワイドショー的な要素が強く、後世にのこるほどの価値はなかった。そして2008年に出版され、今年翻訳されたのが、本書である。

全体の構成は、科学:プライベート面:社会的側面が、3:4:3といった感じだろうか。この本の特徴は、人間アインシュタイン像を描いていることに加えて、複数の新情報があり、さらには、あいまいだった点の再検証がされていることだろう。

たとえば少年時代に、叔父から影響を受けたというのは定説だが、それよりも家族が食事に招待した貧しい医学生からのほうが、知的刺激を多く受けたこと(彼らはアメリカで再会している)。最初の妻がどの程度まで1905年の奇跡の年に、学術的な貢献をしたか(あるいはしなかったのか)。アインシュタインの"長女"のその後。ノーベル賞の受賞の知らせは、日本への途上ではなく、その前から知らされていたこと。またそのノーベル賞受賞をめぐる、裏側でのきなくさい駆け引きなど。とくにぞくぞくしたのが、1915年の一般相対性理論完成前の、数学の王ヒルベルトとの激しいデッドヒートである。ここらへんはアブラハム・パイスの
神は老獪にして…-アインシュタインの人と学問 にも書かれていたが、まさか、数日の差まで肉薄していたとは驚きである。

1冊の本に書かれたことを鵜呑みにするのは危険である。一例として、1939年にアインシュタインが署名した大統領宛の手紙と、マンハッタン計画の開始には大きな飛躍があるが、本書では直接的な影響があったような記述になっている。さらなる研究がつづくことを期待する。

巻末は例によって、出典が列記されているが、重要な情報も追記されており、目を通すことをお勧めしたい。今後のアインシュタインの伝記は、この本を超えるか否かで評価される、21世紀の基準本となるだろう。最近出版された伝記ものとしては、グレアム・ファーメロ の
量子の海、ディラックの深淵――天才物理学者の華々しき業績と寡黙なる生涯 と同じくらいの価値があると感じている。

さて、最後に翻訳についてすこしコメントしたい。過去に海外で有名になった科学書が、日本に来たとき、どこかの有名教授の努力で、ぼろぼろの翻訳になった例を数多く読んできた。そのため原書で読む能力のない私にとっては、翻訳家のプロ意識に大いに敬意を表している。そしてこの本はプロが翻訳したものであると言えよう。しかし13章は急いで改訂を加えたせいであろうか、すこしぎくしゃくしていた。"彼"や"彼ら"というのが、誰のことなのか、わからないところがあった。また上巻とくらべて、段落のつながりが流麗でなく、調子が途切れる部分もあった。
星は5つでも良かったが、個人的には科学面をもう少し多くしてほしかったので、4つにした。
27人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年6月5日に日本でレビュー済み
原著を読み、翻訳本、修正版翻訳にも目を通しました。原著は素晴らしい出来です。 Einstein: His Life and Universe (English Edition)  原著はAmazon.comで1,000以上のレビューが書かれ、評価も平均で星4.6です。日本以外の国々でも、軒並み高い評価がされています。それなに、日本でだけ全く読まれていないのは、翻訳に携わった方のレビューによると、出版社の武田ランダムハウスジャパンの拙い社内事情にあるようです。

本書は、アインシュタインの特異な人生はもちろん、19世紀後半から20世紀半ばまでの物理学の発展がどのような議論の中で進められていったのかがわかる、まさに名著です。ヨーロッパとアメリカ東海岸における時代ごとの学問のメッカが、どのような雰囲気だったのか、天才たちが集まり、何を見て、何を議論し、どう生きていたかが、原著からはまじまじと伝わってきて鳥肌が立ちます。大量のインタビューと厳密な調査に基づいているので、日本の科学本や伝記にありがちな「〜だったのだろう」「〜に違いない」といった憶測で書かれている部分がほとんどありません。それでいながら、長大な文章があっという間に読めてしまうのは、スリリングなほど引き込まれ、物理学者にもそうでない人にも勉強にもなるからです。アインシュタイン自身の魅力と著者の鋭い視点、豊かな文章力がそれを可能にしているのですが、武田ランダムハウスジャパンのおかげで、書店でも図書館でも見向きもされない翻訳本に改悪されてしまったのは、日本の読者にとって大きな損失です。
武田ランダムハウスジャパンは名著を潰した責任を取り、版権や翻訳権をまともな出版社に譲って、日本の読者に翻訳本を届ける努力をするべきです。こういった恥ずかしい例を繰り返さないように、日本の出版業界とアカデミアは、声を上げ行動してください。お願いします。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年7月28日に日本でレビュー済み
ひどい。新聞ではないので、そんなに慌てて出版する必要性はないのに、無理矢理出版しているところから、資金繰りに困っての見切り出版と思われますねっ☆
85人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年2月1日に日本でレビュー済み
出版社の編集者は、多分、売ることが先決問題で、内容などろくすっぽ読まないんでしょう。
もっとも愚かなのは、このような悪い翻訳書にも関わらす、この本は素晴らしい、云々と批評を書いた人たち。

彼らは何も読まずに,たぶん,最初と最後だけ読んで、批評を書いているのでしょうか?

最近は,出版屋のスタッフも日本語の能力が低下してます。
今回のことを教訓に出版業界、もう一度一から学び直してもらいたいですね。
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2011年8月8日に日本でレビュー済み
機械翻訳でよいなら、私でも訳者になれますね。
ぜひ私にもやらせて下さい、もちろん報酬は頂きます(笑
39人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート