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アジャイルレトロスペクティブズ 強いチームを育てる「ふりかえり」の手引き 単行本 – 2007/9/1
アジャイル開発の核心ともいえる「レトロスペクティブ(ふりかえり)」について実践的に解説し、高く評価されている原書Agile Retrospectives: Making Good Teams Great(2006年7月発行)を翻訳。
チームの状態を点検・改善してプロジェクトを成功に導くレトロスペクティブの方法を具体的に詳解する。
- 本の長さ184ページ
- 言語日本語
- 出版社オーム社
- 発売日2007/9/1
- ISBN-104274066983
- ISBN-13978-4274066986
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商品の説明
著者について
Ester Derby
様々なチームを手助けし、その生産性を新たな次元へと高めてきた。"Better Software"、"Software Development"、"Cutter IT Journal"、"CrossTalk" といった主要な雑誌に記事を寄稿。Amplifying Your Effectiveness(AYE)カンファレンスのホストを務める。
Diana Larsen
ソフトウェア開発プロジェクトのリーダーたちと一緒に、プロジェクトのパフォーマンス改善、変化のサポートと継続、協調性のある職場作りを行ってきた。ソフトウェアカンファレンスでの公演のほか、"Software Development"、"At Work"、"Cutter IT Journal"、"Cutter's Executive Update and e-Advisor" シリーズなどに寄稿している。
Ester とDiana の2 人は、Norm Kerth とともに、レトロスペクティブファシリテーター集会を毎年主催している。レトロスペクティブのファシリテーションにおける世界的な権威と見なされている。
<訳者>
角 征典
1978年山口県生まれ。普通の文系プログラマ。Martin Fowler's Bliki の日本語訳を手がけている。
共著『Life Hacks PRESS~デジタル世代の「カイゼン」術~』(2006年、技術評論社)
登録情報
- 出版社 : オーム社 (2007/9/1)
- 発売日 : 2007/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 184ページ
- ISBN-10 : 4274066983
- ISBN-13 : 978-4274066986
- Amazon 売れ筋ランキング: - 303,777位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 145位一般経営工学関連書籍
- カスタマーレビュー:
著者について
ワイクル株式会社 代表取締役
https://www.waicrew.com
東京工業大学環境・社会理工学院 特任講師
アジャイル開発やリーンスタートアップに関する翻訳書を数多く担当し、それらの手法を企業に導入するコンサルティングに従事。東工大では、2015年度よりデザイン思考をベースにした起業家育成講義「エンジニアリングデザインプロジェクト」を共同で担当。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
反省というと、何か悪いことをしたときだけの意味に使われることが多いからもです。
よい思い出を、思い出そうという趣旨では、振り返りというのはよいと思います。
それも、漢字ではなく、「ふりかえり」というひらがなで表現するのがぴったり感があります。
名古屋アジャイル勉強会でも、ふりかえりの訓練をいろいろやっているようです。
私はリリース後の反省会としてKPT(Keep/Problem/Try)を利用していました。
いや、それしか無いと思っていました。
しかし、この本で多くのプラクティスや進め方を知り、
レトロスペクティブの重要性を認識できました。
次のような進め方を推薦しています。
1.場を設定する
2.データを収集する
3.アイデアを出す
4.何をすべきか決定する
5.レトロスペクティブを終了する
それぞれの項目に豊富なプラクティスを紹介しています。
本のボリュームは約160ページと少ないのですが、
得られるものは大きいです。
本文は200ページに満たない薄めの本ですが、著者らが「アクティビティ」と呼んでいる諸活動(言い換えると、「ふりかえりミーティングの議題」のようなもの。または、議論のすすめ方、意見の表現のしかた、共有のしかたをまとめたもの)が豊富に紹介されていて、大いに参考になりました。
これまで、KPT(Keep、Problem、Try)だけでふりかえりをしていましたが、紹介されているアクティビティから他の工夫も取り入れてみたいと思います。
本書ではレトロスペクティブ(ふりかえり)を下記の構成に分解し、各フェーズで実際に行うアクティビティを網羅的に"紹介"しています。
1. 場を設定する
2. データを収集する
3. アイデアを出す
4. 何をすべきかを決定する
5. レトロスペクティブを終了する
ここで"紹介"とクォーテーションをつけたのは、アクティビティの記述が単なる羅列のように見受けられたからです――これを読んだだけでチームにアクティビティを実際に導入することは難しいように感じます。実際にどういったことをやるべきなのか、どうすれば上手くいくのか、といったことは、結局インターネットで調べる必要があります。
無論、アクティビティそれ自体を知らなければ検索すらできないため、アクティビティの辞書的な役割は担える一冊であることは間違いありません。しかし、もう少し個々のアクティビティのやりかたを図解したり、導入時のポイントを紹介するなど、詳細な説明があると嬉しいと感じました。そのため☆3とさせていただきます。
※iOS版とMac版のKindleでは読めるが、PCでは文字が重なってしまう部分があるため読みづらい。