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宇宙エレベーターの物理学 単行本(ソフトカバー) – 2011/4/27
佐藤 実
(著)
宇宙エレベーターを題材に、基礎物理学を学ぼう!宇宙エレベーターを題材にした物理学の入門書。宇宙エレベーター自体の基礎的な物理学的なメカニズムを学ぶとともに、大学レベルでの基礎的な物理学習書としても機能する内容となっている。解説については、図表やイラストなどを多用し、力学の初歩でつまずきやすい概念を丁寧に記述する。
- 本の長さ368ページ
- 言語日本語
- 出版社オーム社
- 発売日2011/4/27
- 寸法15 x 1.7 x 21 cm
- ISBN-104274068455
- ISBN-13978-4274068454
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登録情報
- 出版社 : オーム社 (2011/4/27)
- 発売日 : 2011/4/27
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 368ページ
- ISBN-10 : 4274068455
- ISBN-13 : 978-4274068454
- 寸法 : 15 x 1.7 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 820,275位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 4,346位物理学 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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北海道出身.東海大学理系教育センター講師.専門は物理教育研究,宇宙エレベーター,科学映像教材.
第3回日経「星新一賞」一般部門グランプリ受賞.
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
工学部(材料系)2年生です。
まず、この本を見つけて、パラパラ読んでみて、またたく間に感動に打ちひしがれました。
これぞ、まさに「私がずっと探し求めていた本」であり、「高校時代に読みたかった本」です。
私は高校時代、幸いにも恩師との出会いに恵まれ、物理が大好きになりました。
ただ、そうはいっても、やはり「高校物理」という「受験のための勉強」という枠を出ない以上、
どうしても物足りなさ、味気なさを感じていました。
しかし、大学に入り、この本を読んだことで、目からうろこが落ちました。衝撃的でした。
なんと、たかだか高校物理の世界で、夢に見た「宇宙エレベーター」が作れるのです!
この本は、高校物理で習う各分野(力学、波動、電磁気、熱力学など)をほぼ網羅しているので、
高校で学んだことと、宇宙エレベータという最先端の宇宙工学が、見事にシンクロします。
また、筆者の語り口が、とても丁寧で分かりやすいのが特徴的でした。
「私のように、物理があまり得意でない読者でも、
宇宙エレベーターによる宇宙旅行を楽しんでもらいたい」
という筆者のおもてなしの心が、本文の随所から感じられました。
また、日本は、世界に先駆けて、宇宙エレベーターの研究・製造をリードできる、
十分なポテンシャルがある、という事も始めて知り、とっても嬉しくなりました。
ぜひとも、近い将来、材料研究者の一員として、この研究に貢献してみたいと強く思いました。
高校時代はいつも、新しい法則を学ぶたびに、
「この理論(法則)自体は面白いんだけど、これが一体、どういう風に社会の役に立ったり、
どんな最先端の研究に使われているんだろうか?」
という問いが、頭の中に浮かんでいました。
地上と宇宙の橋渡しをするのが、宇宙エレベーターの目的ですが、
この本は、どうしても無味乾燥になってしまいがちな、受験のための高校物理と、
多くの人が憧れる、夢やロマン、そしてチャレンジ精神あふれる宇宙工学の、
まさに「橋渡し」になってくれました。
もちろん、大学生が読んでも、とっても面白いです。
しかし、この本は、「大学に入る前に」物理を学んでいる高校生が読んでこそ、
真の価値を発揮すると思います。物理を学ぶ高校生、全員必須の副読本として、配りたい位です!
受験という枠にガチガチに縛られてしまった下手な参考書よりも、何十倍も面白いです!
この本は、私のバイブルの一冊となりました。
「自分が知っている知識で、あの宇宙エレベーターを作れるんだ!」という、
前向きな気持ちにしてくれたのが、一番の収穫です。
物理教育書として、また読み物としても、お薦めします。
この本に出会えて、本当に幸せです(*^_^*)
まず、この本を見つけて、パラパラ読んでみて、またたく間に感動に打ちひしがれました。
これぞ、まさに「私がずっと探し求めていた本」であり、「高校時代に読みたかった本」です。
私は高校時代、幸いにも恩師との出会いに恵まれ、物理が大好きになりました。
ただ、そうはいっても、やはり「高校物理」という「受験のための勉強」という枠を出ない以上、
どうしても物足りなさ、味気なさを感じていました。
しかし、大学に入り、この本を読んだことで、目からうろこが落ちました。衝撃的でした。
なんと、たかだか高校物理の世界で、夢に見た「宇宙エレベーター」が作れるのです!
この本は、高校物理で習う各分野(力学、波動、電磁気、熱力学など)をほぼ網羅しているので、
高校で学んだことと、宇宙エレベータという最先端の宇宙工学が、見事にシンクロします。
また、筆者の語り口が、とても丁寧で分かりやすいのが特徴的でした。
「私のように、物理があまり得意でない読者でも、
宇宙エレベーターによる宇宙旅行を楽しんでもらいたい」
という筆者のおもてなしの心が、本文の随所から感じられました。
また、日本は、世界に先駆けて、宇宙エレベーターの研究・製造をリードできる、
十分なポテンシャルがある、という事も始めて知り、とっても嬉しくなりました。
ぜひとも、近い将来、材料研究者の一員として、この研究に貢献してみたいと強く思いました。
高校時代はいつも、新しい法則を学ぶたびに、
「この理論(法則)自体は面白いんだけど、これが一体、どういう風に社会の役に立ったり、
どんな最先端の研究に使われているんだろうか?」
という問いが、頭の中に浮かんでいました。
地上と宇宙の橋渡しをするのが、宇宙エレベーターの目的ですが、
この本は、どうしても無味乾燥になってしまいがちな、受験のための高校物理と、
多くの人が憧れる、夢やロマン、そしてチャレンジ精神あふれる宇宙工学の、
まさに「橋渡し」になってくれました。
もちろん、大学生が読んでも、とっても面白いです。
しかし、この本は、「大学に入る前に」物理を学んでいる高校生が読んでこそ、
真の価値を発揮すると思います。物理を学ぶ高校生、全員必須の副読本として、配りたい位です!
受験という枠にガチガチに縛られてしまった下手な参考書よりも、何十倍も面白いです!
この本は、私のバイブルの一冊となりました。
「自分が知っている知識で、あの宇宙エレベーターを作れるんだ!」という、
前向きな気持ちにしてくれたのが、一番の収穫です。
物理教育書として、また読み物としても、お薦めします。
この本に出会えて、本当に幸せです(*^_^*)
2012年12月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宇宙エレベーターって!?と思って、興味がありました。
少し難しいなと思いましたが(主婦です)、執筆者からの「難しい式は飛ばしていいですよ」というコメントをいただき、1回目を読み終えました。
私にとっては、宇宙エレベーターとはということより、物理的に考えるには、こういう風にするんだなと、とても参考になりました。
途中、「運動量と運動エネルギー」などの解説も入り、もっと昔に、こういった本に出会えていたら、物理を捨てなくても済んだのではと思いました。
2回目は、ちゃんと式も追いながら、じっくり、楽しんでみたいと思います。
中学生・高校生に読んでもらいたいです。
少し難しいなと思いましたが(主婦です)、執筆者からの「難しい式は飛ばしていいですよ」というコメントをいただき、1回目を読み終えました。
私にとっては、宇宙エレベーターとはということより、物理的に考えるには、こういう風にするんだなと、とても参考になりました。
途中、「運動量と運動エネルギー」などの解説も入り、もっと昔に、こういった本に出会えていたら、物理を捨てなくても済んだのではと思いました。
2回目は、ちゃんと式も追いながら、じっくり、楽しんでみたいと思います。
中学生・高校生に読んでもらいたいです。
2012年1月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
宇宙へのアクセスとして、今最もホットな話題となっている「宇宙エレベーター」がすでに完成し、運用を続けている時代の『宇宙エレベーターのツアーガイド』という設定がお見事。これが高校生向けの物理学の副読本なのだから今の高校生は運がいい。
2012年の毎日新聞正月特集で『人を幸せにする技術:宇宙へ 夢運ぶエレベーター』という記事が掲載されたこともあり、
[...]
netでも話題沸騰である。そこでは「いつかできたらいいねー」とか「そんなもん実現するわけがない」といったコメント(特に後者)が多い。「知ったかぶりの書き込みをするぐらいなら、この本を買ってちゃんと読め!」と言いたい。ほぼすべての疑問が解決するはずだ。
そう「宇宙エレベーター実現の可能性はどれくらいか?」ではなくて「どうすれば早く実現することができるのか!」が著者が会員となっている「宇宙エレベーター協会(JSEA)」のテーマなのである。
[...]
宇宙エレベーターなんか出来っこない、という人は昔(1903/10/8)「飛行機械の発明は、100万年か1000万年後」と言ったラングレー教授と同じ(実際にはその70日後にライト兄弟の初飛行は実現している)。
2012年の毎日新聞正月特集で『人を幸せにする技術:宇宙へ 夢運ぶエレベーター』という記事が掲載されたこともあり、
[...]
netでも話題沸騰である。そこでは「いつかできたらいいねー」とか「そんなもん実現するわけがない」といったコメント(特に後者)が多い。「知ったかぶりの書き込みをするぐらいなら、この本を買ってちゃんと読め!」と言いたい。ほぼすべての疑問が解決するはずだ。
そう「宇宙エレベーター実現の可能性はどれくらいか?」ではなくて「どうすれば早く実現することができるのか!」が著者が会員となっている「宇宙エレベーター協会(JSEA)」のテーマなのである。
[...]
宇宙エレベーターなんか出来っこない、という人は昔(1903/10/8)「飛行機械の発明は、100万年か1000万年後」と言ったラングレー教授と同じ(実際にはその70日後にライト兄弟の初飛行は実現している)。
2011年5月21日に日本でレビュー済み
地上から簡単に宇宙空間へ行く方法が宇宙エレベーターというものらしい。
それでは、どんな方法で? その根拠を物理の基本的な法則、運動の法則等を使い説明しています。
少なくとも、物理学科の学生とはいいませんが、理工系の大学一年生程度であれば、軽く読みこなせ
ます。(読み込めるハズです。)本当に易しく、ちょっと冗長すぎるくらいです。読み物だからそれ
でいいのかもしれませんが。
最初に宇宙エレベーターと聞いたとき、それって本当なのかと訝かしがっていました。もちろん、
材料についての圧縮率の簡単な知識から判断していたのです。この書物でも最初、その点から考察し
ています。実現するためには、視点の転換とある材料を使うということでした。その材料は、最近の
高校学校の理科の教科書にも掲載されているようですが、どんな使用用途があるのかあまりはっきり
していなかったのでいい啓発になりました。
さて、これで実現が可能なのかというと、そうでもなく、まだまだ技術的に解かなくていけない問
題もあり、それが章末問題として掲載されています。想像力と論理力を鍛えていく絶好の問題ではな
いでしょうか。
究極的には宇宙エレベーターを実現できれば、今よりもっと簡単に宇宙への物質輸送が簡単になり
無重力という場でのさまざまな科学実験、その逆に月などからヘリウムを大量に地球に運送する可能
性もでてくるとのこと。さらに、太陽エネルギーの利用の問題、大気に邪魔されない天体観察等が活
発になるでしょう。
科学技術のブレークスルーから新しいアイデアの展開が垣間見えるところも楽しい。
それでは、どんな方法で? その根拠を物理の基本的な法則、運動の法則等を使い説明しています。
少なくとも、物理学科の学生とはいいませんが、理工系の大学一年生程度であれば、軽く読みこなせ
ます。(読み込めるハズです。)本当に易しく、ちょっと冗長すぎるくらいです。読み物だからそれ
でいいのかもしれませんが。
最初に宇宙エレベーターと聞いたとき、それって本当なのかと訝かしがっていました。もちろん、
材料についての圧縮率の簡単な知識から判断していたのです。この書物でも最初、その点から考察し
ています。実現するためには、視点の転換とある材料を使うということでした。その材料は、最近の
高校学校の理科の教科書にも掲載されているようですが、どんな使用用途があるのかあまりはっきり
していなかったのでいい啓発になりました。
さて、これで実現が可能なのかというと、そうでもなく、まだまだ技術的に解かなくていけない問
題もあり、それが章末問題として掲載されています。想像力と論理力を鍛えていく絶好の問題ではな
いでしょうか。
究極的には宇宙エレベーターを実現できれば、今よりもっと簡単に宇宙への物質輸送が簡単になり
無重力という場でのさまざまな科学実験、その逆に月などからヘリウムを大量に地球に運送する可能
性もでてくるとのこと。さらに、太陽エネルギーの利用の問題、大気に邪魔されない天体観察等が活
発になるでしょう。
科学技術のブレークスルーから新しいアイデアの展開が垣間見えるところも楽しい。