優れた一冊である。300ページにも満たない本であるが、本書一冊にアナログLSIのエッセンスが詰まっている。
個人的には、ディスクリート回路設計を卒業して、IC設計をしようと思っている方には、是非ともお勧めしたい一冊である。「ディスクリート回路を設計する場合とアナログICを設計する場合、何がどう違うか?」ということが良く分かると思う。また、アナログIC設計の経験をそれなりに積んでいる方にも、大いに参考になる部分があるかと思う。例えば、“バンドギャップ電圧源”の記述が、詳細になされており、大いに参考になる。また、“OPアンプの入出力のRail-to-rail化”の記述も大変興味深い。さらに、アナログでは、切っても切れない問題である“雑音”の記述も見逃せない。
というように、内容は満足なのだが、本書は、少々、誤植が多い。(致命的な誤植は無かったと思うが…)それが、少々残念であった。
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アナログLSI設計の基礎 単行本 – 2006/2/1
アナログLSI回路の設計に必要な知識を網羅
初級技術者や学生を主対象に、アナログLSI回路の設計をするときに必要とする半導体や機能回路構成の知識を、実務的な観点からまとめたもの。
バイポーラアナログ技術に加え最近の技術トレンドであるCMOSアナログ技術についても解説。演習問題等で実務に結び付く知識を確認できる。
初級技術者や学生を主対象に、アナログLSI回路の設計をするときに必要とする半導体や機能回路構成の知識を、実務的な観点からまとめたもの。
バイポーラアナログ技術に加え最近の技術トレンドであるCMOSアナログ技術についても解説。演習問題等で実務に結び付く知識を確認できる。
- 本の長さ272ページ
- 言語日本語
- 出版社オーム社
- 発売日2006/2/1
- ISBN-104274201945
- ISBN-13978-4274201943
登録情報
- 出版社 : オーム社 (2006/2/1)
- 発売日 : 2006/2/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 272ページ
- ISBN-10 : 4274201945
- ISBN-13 : 978-4274201943
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,106,317位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 142位集積回路・IC
- カスタマーレビュー:
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