著者(統計物理学の権威)が一般読者向けに出来るだけ易しく書いた本です。ただ、全く物理について知らない読者が最後まで読み通せるかは少し疑問ですが。(少々歯ごたえあり、と感じるかも?) 物理屋さんの卵(大学の教養〜学部)なら面白く読めるレベルの本だと思います。(物理屋さんが居酒屋で話しそうな「物理学の見方・処方箋」は、大体 本書の内容・レベルだと思いますョ。(^-^) )
【主要目次】
第1章 「もの」の総量は増えたり減ったりしない?―質量とエネルギーの保存則について
第2章 自然をより深く理解することが物理の基本―ルシャトリエ・ブラウンの原理から散逸最小の原理まで
第3章 無秩序から秩序への臨界点での特徴は何か―フラクタルと自己相似性
第4章 水が凍るという自然現象が教えてくれるもの―物理学的、数学的な秩序と無秩序とは?
第5章 秩序が生まれる、秩序がなくなる「限界」とは?―相転移のメカニズムを探ってみよう
第6章 拡張・変換の視点で限界・困難を乗り越える―てこの支点から変換の視点へ
一般読者は、本書の内容が一読で分からなくとも悲観することはありません。「あぁ、こういう項目を大事だと先生は思っておられるのだな」という問題意識が芽生えれば、先ずはOKではないでしょうか。(物理屋さん特有の思考回路に関して論じた面白い本としては「物理学者はマルがお好き」(クラウス)や「物理と数学の不思議な関係」(ラインズ)があります。これらもオススメ!)
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活力を与える「物理」: 限界を探ることで見えてくる新しい世界 (東京理科大学・坊っちゃん選書) 単行本 – 2007/10/1
鈴木 増雄
(著)
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- 本の長さ131ページ
- 言語日本語
- 出版社オーム社
- 発売日2007/10/1
- ISBN-104274204588
- ISBN-13978-4274204586
登録情報
- 出版社 : オーム社 (2007/10/1)
- 発売日 : 2007/10/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 131ページ
- ISBN-10 : 4274204588
- ISBN-13 : 978-4274204586
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,344,550位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,814位物理学一般関連書籍
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2008年1月14日に日本でレビュー済み
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2017年8月24日に日本でレビュー済み
特に物理を専攻していない一般社会人です。
著者は、この本を通して、物理をもっと知って欲しいという思いがあることは伝わりましたが、素養の無い一般人には意味不明の専門用語が多すぎます。読んで数ページ目にリサ・ランドールの「質量の総和は今までの世界では保存されない可能性がある」という理論の紹介がありますが、のっけから難解すぎませんか?
巻末の、「東京理科大学の『東京理科大学・坊っちゃん選書』シリーズの発刊について」を読んで驚きましたが、この本は中学生・高校生向けのようです。この本の内容、どのくらいの数の中学生・高校生に読んでもらって、問題無く内容が理解できると検証されたのでしょうか? 著者は、中学・高校の理科の教科書の内容をちゃんとたしかめて、無理なく読めると判断されたのでしょうか? 著者は、物理を学ぶ高校生が減っていることを憂えているそうですが、この本を読んで物理を学ぶ気力が湧く高校生がどのくらいいるか検証されたのでしょうか?
科学の基礎は、言うまでも無く観察と実験にありますが、この本の読書効果も観察と実験で検証されるべきでは無いでしょうか?
本を読んで内容を理解するのも、脳内では神経回路が結びつく物理現象にほかなりません。脳内に既存の知識がある状態で、新しい知識をうまく既存の知識に結びつければ負担無く新しい神経回路が構築されるのですが、そうした現象は関心はないのでしょうか。
著者は、この本を通して、物理をもっと知って欲しいという思いがあることは伝わりましたが、素養の無い一般人には意味不明の専門用語が多すぎます。読んで数ページ目にリサ・ランドールの「質量の総和は今までの世界では保存されない可能性がある」という理論の紹介がありますが、のっけから難解すぎませんか?
巻末の、「東京理科大学の『東京理科大学・坊っちゃん選書』シリーズの発刊について」を読んで驚きましたが、この本は中学生・高校生向けのようです。この本の内容、どのくらいの数の中学生・高校生に読んでもらって、問題無く内容が理解できると検証されたのでしょうか? 著者は、中学・高校の理科の教科書の内容をちゃんとたしかめて、無理なく読めると判断されたのでしょうか? 著者は、物理を学ぶ高校生が減っていることを憂えているそうですが、この本を読んで物理を学ぶ気力が湧く高校生がどのくらいいるか検証されたのでしょうか?
科学の基礎は、言うまでも無く観察と実験にありますが、この本の読書効果も観察と実験で検証されるべきでは無いでしょうか?
本を読んで内容を理解するのも、脳内では神経回路が結びつく物理現象にほかなりません。脳内に既存の知識がある状態で、新しい知識をうまく既存の知識に結びつければ負担無く新しい神経回路が構築されるのですが、そうした現象は関心はないのでしょうか。