Cで学ぶなのにCじゃなかったり、独自の概念が出てくるなど、もう言いたいことは全部ほかの人がこれ以前のレビューに書かれている通りです。すでにいろいろと書かれてしまっているので特に私がいうことはありません。
あと、みなさんは「某大学」と書いていますが、筑波大学情報学群情報科学類の「データ構造とアルゴリズム」で以前使われていた(現在はカリキュラムが変わり、使われなくなった)とだけ言っておきます。
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Cで学ぶデ-タ構造とアルゴリズム 単行本 – 2008/1/1
西原 清一
(著)
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- ISBN-104274205002
- ISBN-13978-4274205002
- 出版社オーム社
- 発売日2008/1/1
- 言語日本語
- 本の長さ230ページ
登録情報
- 出版社 : オーム社 (2008/1/1)
- 発売日 : 2008/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 230ページ
- ISBN-10 : 4274205002
- ISBN-13 : 978-4274205002
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,358,535位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年8月29日に日本でレビュー済み
某大学で教科書として使われていたらしいので、興味を持って読んでみました。
わたしは本書は推奨しません。
代わりにこちらを読んでみるとよいでしょう:
新・明解C言語によるアルゴリズムとデータ構造 (ソフトバンククリエイティブ)
わたしが本書を推奨しない理由の例の一部を、以下に示します。
・全体的に不親切な説明
・ほとんど文字の羅列で読みやすくない
- 段落分けをはっきりさせたり、重要箇所の文字の背景色を灰色にするだけでもきっと違う
・サンプルコードがC言語とはいえない、何か別の言語で書かれている
- 配列のインデックスが0ではなく1から始まっている
- 命名や記法に一貫した規則がない
* インデントが謎。行数の削減のためか、異常なまでにリーダビリティが犠牲にされている
- 謎の関数が突如として現れる
* 一応、説明文としてその関数の定義が自然言語でなされているが、その実装は読者に丸投げされる (丸投げされるといっても、後述する著者のホームページを参照すればなんとかならないこともない)
* そもそもソースコード中の関数が自然言語だったりもする
- 変数が突如として現れる
* それも名前が1文字であるものがところどころで使われる (略語ならまだしも、i, j, pなどといった、いわゆる「hoge」と同類)
* 「集合」という、C言語には存在しない型の変数が突如登場するうえに、その実装はやはり読者に丸投げされる
** その点、先述の「新・明解C言語によるアルゴリズムとデータ構造」には集合の実装のしかたも説明されており、本書よりも親切である
- 変数を最初にまとめて宣言するため、不要なグローバル変数が存在するうえ、実際にどこで使われている変数なのか目で追いにくい
* 「int i,j,n,p」なんてそこらじゅうにごろごろ
・KMP法、BM法は、どうやら著者による改変を加えられたものが記述されている
- KMP法、BM法の各論文の原書に忠実なアルゴリズムを実装しテストしたところ、本書中で紹介されるサンプルコードの完成品と異なる挙動を示したため、そう考えた
- 「まくらパターン」という著者独自の概念が導入されるが、残念ながらわたしはまくらパターンの導入によって理解を助けられたことはなかったうえ、そもそもまくらパターンを用いることでアルゴリズムの速さが損なわれている
* 「まくらパターン」は独自の概念であるため、これをGoogleで検索しても、出てくるのはこの教科書が使われている大学の学生のTwitterでの発言が関の山
・78ページ目、問題4.1
- 「自然界には木構造を持つものが多いが,なぜであろうか.」(原文ママ)
- 「本当の理由は不明である.」(原文抄)
・148ページ目、問題7.1
- 「辞書式順序を厳密に定義せよ.」(原文ママ)
- 「意外にやっかいである.省略.」(原文ママ)
せめてもの救いは、著者の氏名で検索すると彼のページがヒットし、サンプルコードを参照できることでしょうか。
わたしは本書は推奨しません。
代わりにこちらを読んでみるとよいでしょう:
新・明解C言語によるアルゴリズムとデータ構造 (ソフトバンククリエイティブ)
わたしが本書を推奨しない理由の例の一部を、以下に示します。
・全体的に不親切な説明
・ほとんど文字の羅列で読みやすくない
- 段落分けをはっきりさせたり、重要箇所の文字の背景色を灰色にするだけでもきっと違う
・サンプルコードがC言語とはいえない、何か別の言語で書かれている
- 配列のインデックスが0ではなく1から始まっている
- 命名や記法に一貫した規則がない
* インデントが謎。行数の削減のためか、異常なまでにリーダビリティが犠牲にされている
- 謎の関数が突如として現れる
* 一応、説明文としてその関数の定義が自然言語でなされているが、その実装は読者に丸投げされる (丸投げされるといっても、後述する著者のホームページを参照すればなんとかならないこともない)
* そもそもソースコード中の関数が自然言語だったりもする
- 変数が突如として現れる
* それも名前が1文字であるものがところどころで使われる (略語ならまだしも、i, j, pなどといった、いわゆる「hoge」と同類)
* 「集合」という、C言語には存在しない型の変数が突如登場するうえに、その実装はやはり読者に丸投げされる
** その点、先述の「新・明解C言語によるアルゴリズムとデータ構造」には集合の実装のしかたも説明されており、本書よりも親切である
- 変数を最初にまとめて宣言するため、不要なグローバル変数が存在するうえ、実際にどこで使われている変数なのか目で追いにくい
* 「int i,j,n,p」なんてそこらじゅうにごろごろ
・KMP法、BM法は、どうやら著者による改変を加えられたものが記述されている
- KMP法、BM法の各論文の原書に忠実なアルゴリズムを実装しテストしたところ、本書中で紹介されるサンプルコードの完成品と異なる挙動を示したため、そう考えた
- 「まくらパターン」という著者独自の概念が導入されるが、残念ながらわたしはまくらパターンの導入によって理解を助けられたことはなかったうえ、そもそもまくらパターンを用いることでアルゴリズムの速さが損なわれている
* 「まくらパターン」は独自の概念であるため、これをGoogleで検索しても、出てくるのはこの教科書が使われている大学の学生のTwitterでの発言が関の山
・78ページ目、問題4.1
- 「自然界には木構造を持つものが多いが,なぜであろうか.」(原文ママ)
- 「本当の理由は不明である.」(原文抄)
・148ページ目、問題7.1
- 「辞書式順序を厳密に定義せよ.」(原文ママ)
- 「意外にやっかいである.省略.」(原文ママ)
せめてもの救いは、著者の氏名で検索すると彼のページがヒットし、サンプルコードを参照できることでしょうか。
2017年4月2日に日本でレビュー済み
西原さんの本を含め,これまで4冊ほどの教科書を採用したことがあります.
大学でデータ構造とアルゴリズムを学ぶ際に適した本,というと,色々な意見もありますが,他の図や挿絵の多い本と比べてみても,内容の整理がよくできており,実例が具体的に示してあると思います.また,これに関連しますが,厳密さを追求する余り,無駄に細部に立ち入り,1つのトピックの記述が長くなり過ぎていないという点も良いと思います.
クイックソート辺りのコードに難があったり,KMP法BM法などの難度の高いアルゴリズムが前半に出てくる点はマイナスですが,それも使い方次第です.
絵が書いてないと文章が読めない学生,プログラムそのものが書いてあって打ち込んで動かないと気が済まない学生,逆にレベルが高すぎて物足りなさすぎるという学生,等には適しませんが,これを除けば,大学の教科書として十分使える本だと思います.
大学でデータ構造とアルゴリズムを学ぶ際に適した本,というと,色々な意見もありますが,他の図や挿絵の多い本と比べてみても,内容の整理がよくできており,実例が具体的に示してあると思います.また,これに関連しますが,厳密さを追求する余り,無駄に細部に立ち入り,1つのトピックの記述が長くなり過ぎていないという点も良いと思います.
クイックソート辺りのコードに難があったり,KMP法BM法などの難度の高いアルゴリズムが前半に出てくる点はマイナスですが,それも使い方次第です.
絵が書いてないと文章が読めない学生,プログラムそのものが書いてあって打ち込んで動かないと気が済まない学生,逆にレベルが高すぎて物足りなさすぎるという学生,等には適しませんが,これを除けば,大学の教科書として十分使える本だと思います.
2013年8月29日に日本でレビュー済み
大学で教科書として使われていました。
タイトルに "Cで学ぶ" と書いてあるにも関わらず、サンプルコードが C のような何かで書かれています。
配列なども、0-origin ではないので、コードが非常に読みづらいです。
つまり、C では学べませんし、C に慣れている人にとっては、コードが逆に読みづらく不可解です。
内容も、教科書的で決して読みやすくはありません。
データ構造とアルゴリズムの本として買うのであれば、他に良書は沢山あるのであえてこの本を選択する必要はないと思います。
タイトルに "Cで学ぶ" と書いてあるにも関わらず、サンプルコードが C のような何かで書かれています。
配列なども、0-origin ではないので、コードが非常に読みづらいです。
つまり、C では学べませんし、C に慣れている人にとっては、コードが逆に読みづらく不可解です。
内容も、教科書的で決して読みやすくはありません。
データ構造とアルゴリズムの本として買うのであれば、他に良書は沢山あるのであえてこの本を選択する必要はないと思います。