音楽の本質に迫るすばらしい内容とともに、著者のキリスト教信仰にも触れることができる興味深い内容だった。薦めたい人がたくさんいるので再版を是非と願う。 キンドル版もぜひ出してほしい。
キンドル版が出たら絶対もう一度購入して鉄道で読みたい。
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ピアノの巨匠たちとともに 単行本 – 2002/4/1
その他
- 本の長さ313ページ
- 言語日本語
- 出版社音楽之友社
- 発売日2002/4/1
- ISBN-104276217431
- ISBN-13978-4276217430
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
ホロヴィッツ、ルービンシュタイン、ギレリス、クライバーン… 世界のピアノ関係者から尊敬され慕われる巨匠技術師が描く、名ピアニスト達の知られざる姿。奇才グレン・グールドのエピソードを加えた、1994年刊の増補版。
登録情報
- 出版社 : 音楽之友社; 増補版 (2002/4/1)
- 発売日 : 2002/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 313ページ
- ISBN-10 : 4276217431
- ISBN-13 : 978-4276217430
- Amazon 売れ筋ランキング: - 242,215位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 52位演奏家・指揮者・楽器の本
- - 11,195位楽譜・スコア・音楽書 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年5月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
増補版GGを拝見したく購入に至りました。
数々の巨匠に愛され、美しい音楽を紡いできたスタンウェイ製のピアノと、技師の素晴らしさは賞賛しかありません。
CDへ(プロデューサー、演奏者等に連ねて)調律師の御名が記載されても、然るべきかもしれませんね。
けれども、増補版GGを追加した意義を見出せず、とてもがっかりしました。
優れた技師であると同時に、スタンウェイ社のイチ社員。会社に忖度することは至極当然でしょう。
GGの音楽性には触れずに『変人』を強調。
スタンウェイ社が損害を被った演奏者を、評価する筈もなく。
加えて、YAMAHA製ピアノへの変更を余儀無くしたGGは、スタンウェイ社にとっては、好まざる者でしかないでしょう。
いかに破天荒だったかを知らしめるために、増補版を作成したのでしょうか。
『乞◯』(禁止用語では?)エピソードまで。
悪意があるのでしょうか、、
胸が痛くなりました。
例えば[確かに書類の山だったけれど、ほぼ正確な場所を把握していた]
GGの凄まじいまでの記憶力(楽譜すら全て暗譜のフォトグラフィックメモリ)と、相殺して頂けたら人物像へ近付けるのに。
敬虔な信者と自負されるなら、ましてや演奏を支える誇りがあるなら、演奏者の素晴らしい点にも触れて欲しかった。
GGの演奏や、彼自身に魅了されていなかったことは確かですし、GGvsホロビッツの関係を鑑みるに、ホロビッツ氏へより傾倒していた著者、としての配慮も少なからずあったでしょう。
音楽業界に限りませんが《異端扱い者》には手厳しい。
以上私見として、スタンウェイ社の宣伝と、自身の感情論にほかなりませんでした。
冷静に自己から離れ、客観視した事実を述べるに留めなければ、真実は隠されてしまう。
『天才』と讃えられる人びとが《普通》である訳がない。
最も、著者はプロの作家ではありませんし、これで良いのです。
スタンウェイ社を代表する一流職人の、自社と自己を讃えた自伝の著
数々の巨匠に愛され、美しい音楽を紡いできたスタンウェイ製のピアノと、技師の素晴らしさは賞賛しかありません。
CDへ(プロデューサー、演奏者等に連ねて)調律師の御名が記載されても、然るべきかもしれませんね。
けれども、増補版GGを追加した意義を見出せず、とてもがっかりしました。
優れた技師であると同時に、スタンウェイ社のイチ社員。会社に忖度することは至極当然でしょう。
GGの音楽性には触れずに『変人』を強調。
スタンウェイ社が損害を被った演奏者を、評価する筈もなく。
加えて、YAMAHA製ピアノへの変更を余儀無くしたGGは、スタンウェイ社にとっては、好まざる者でしかないでしょう。
いかに破天荒だったかを知らしめるために、増補版を作成したのでしょうか。
『乞◯』(禁止用語では?)エピソードまで。
悪意があるのでしょうか、、
胸が痛くなりました。
例えば[確かに書類の山だったけれど、ほぼ正確な場所を把握していた]
GGの凄まじいまでの記憶力(楽譜すら全て暗譜のフォトグラフィックメモリ)と、相殺して頂けたら人物像へ近付けるのに。
敬虔な信者と自負されるなら、ましてや演奏を支える誇りがあるなら、演奏者の素晴らしい点にも触れて欲しかった。
GGの演奏や、彼自身に魅了されていなかったことは確かですし、GGvsホロビッツの関係を鑑みるに、ホロビッツ氏へより傾倒していた著者、としての配慮も少なからずあったでしょう。
音楽業界に限りませんが《異端扱い者》には手厳しい。
以上私見として、スタンウェイ社の宣伝と、自身の感情論にほかなりませんでした。
冷静に自己から離れ、客観視した事実を述べるに留めなければ、真実は隠されてしまう。
『天才』と讃えられる人びとが《普通》である訳がない。
最も、著者はプロの作家ではありませんし、これで良いのです。
スタンウェイ社を代表する一流職人の、自社と自己を讃えた自伝の著
2020年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
為になりました、知りたかった情報も満足、
2018年4月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
他のレビュアーは信仰についての記述に批判的だけど、私には、一人の信仰心厚いクリスチャンの生い立ちとして面白く読んだ。
とはいえ、ピアノの話だけの方が話が散漫になったり説教臭くなったりせずに、もっと面白かっただろうとは思う。
コンサート調律師って大変だ。技術だけでは足りず、変人揃いのピアニストとコミュニケーション取れなくてはなければならないなんて。
とはいえ、ピアノの話だけの方が話が散漫になったり説教臭くなったりせずに、もっと面白かっただろうとは思う。
コンサート調律師って大変だ。技術だけでは足りず、変人揃いのピアニストとコミュニケーション取れなくてはなければならないなんて。
2013年9月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ホロヴィッツ、ルービンシュタインといった名ピアニストとの逸話、スタインウェイに限らずピアノのシステム、機構についての解説などは、実に興味深く読めます。三谷幸喜さんの舞台の原案となったのも頷けます。
しかし、ほとんど宗教書ではないかと思いたくなるほどの、著者の驚くべき保守的な宗教観が色濃くにじみ出てきて辟易します。著者自身はドイツ系の移民なのですが、アメリカ宗教右派なのでしょうか。宗教観の希薄な日本人にとっては理解しがたいような記述が数多く見られます。
本質的な内容が良いだけに残念な部分ですが、それも含めての「著者」の立場は尊重しなければならないでしょう。
しかし、ほとんど宗教書ではないかと思いたくなるほどの、著者の驚くべき保守的な宗教観が色濃くにじみ出てきて辟易します。著者自身はドイツ系の移民なのですが、アメリカ宗教右派なのでしょうか。宗教観の希薄な日本人にとっては理解しがたいような記述が数多く見られます。
本質的な内容が良いだけに残念な部分ですが、それも含めての「著者」の立場は尊重しなければならないでしょう。
2006年2月27日に日本でレビュー済み
翻訳の文章が日本語として練れていない。今どき翻訳初心者でももう少し読みやすい文章を書くのではないか。
述べられている内容が興味深いだけに、とても残念。
訳者を変えて改訳すればもっと良くなるはず。
述べられている内容が興味深いだけに、とても残念。
訳者を変えて改訳すればもっと良くなるはず。
2002年5月1日に日本でレビュー済み
タイトルから分かる通りピアノ調律師の目から見た超一流ピアニストの素顔を知ることができる一冊。
癇癪持ちのホロヴィッツ、反対に人当たりのいいルービンシュタインらが登場しますが、圧巻は増補版で新たに加えられたグレン・グールドです。
著者の言葉を借りれば「最も変わった人から、更にかけ離れて変わった人」だそうで、その変人ぶりがよ~く伝わってきます。
ピアノについてほとんど知識がない私でも非常に面白く読めました。
ただ、著者は熱心なクリスチャンで、キリスト教に関する記述がいたるところに出てくるので、ちょっとどっちつかずの本になってしまった印象は残りました。
癇癪持ちのホロヴィッツ、反対に人当たりのいいルービンシュタインらが登場しますが、圧巻は増補版で新たに加えられたグレン・グールドです。
著者の言葉を借りれば「最も変わった人から、更にかけ離れて変わった人」だそうで、その変人ぶりがよ~く伝わってきます。
ピアノについてほとんど知識がない私でも非常に面白く読めました。
ただ、著者は熱心なクリスチャンで、キリスト教に関する記述がいたるところに出てくるので、ちょっとどっちつかずの本になってしまった印象は残りました。