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マリア・カラスという生きかた 楽譜 – 2003/9/1
2:◆<第2章> アテネの学生時代
3:◆<第3章> 戦争時代 1939~1945年
4:◆<第4章> ナチスの軍靴はアテネから消え
5:◆<第5章> ニューヨーク・オペラ界への船出 1945~1947年
6:◆<第6章> イタリア・デビュー:ヴェローナ 1947年
7:◆<第7章> ディーヴァ誕生:ヨーロッパでの成功から
:◆<第8章> マリア・カラス・メネギーニ
9:◆<第9章> マリア・メネギーニ・カラス
10:◆<第10章> 変身
:◆<第11章> 美しきアメリカ
12:◆<第12章> 「スカラ座を救ってください」
13:◆<第13章> オナシス登場
14:◆<第14章> 荒波を渡って
15:◆<第15章> もう一人のギリシャ人
16:◆<第16章> クリスティーナ号にて
17:◆<第17章> 記憶に留められるべきクルーズ
1:◆<第18章> 歴史的な情事
19:◆<第19章> 家族の事情
20:◆<第20章> 純潔を失って
21:◆<第21章> 誘惑する女と大統領の女
22:◆<第22章> ターニング・ポイント
23:◆<第23章> 歴史的な中断
24:◆<第24章> 孤独の中で
25:◆<第25章> 演奏旅行の日々
26:◆<第26章> カナリアは昔のまま
- 本の長さ467ページ
- 言語日本語
- 出版社音楽之友社
- 発売日2003/9/1
- ISBN-104276217792
- ISBN-13978-4276217799
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商品の説明
商品説明
著者のアン・エドワーズは、故ダイアナ元英国皇太子妃、ヴィヴィアン・リー、キャサリン・ヘップバーン、バーブラ・ストライザンドなどの伝記も書いており、アメリカでは伝記の女王と称される人物だ。カラスの私生活を容赦なく描きつくす筆致は、残酷なくらいリアルで、誰と何月何日にどこで性交渉を持ち、どんな情事だったかなども、冷徹なまでに暴き出している。おかげで、たとえば1964年のコヴェントガーデンでの『トスカ』が、愛人オナシスの子を下ろすための妊娠中絶手術を行った直後の公演であり、ゲネプロは退院の10日後だった――そんな事実に読者は幾度となく驚嘆させられる破目になる。周辺人物のディテール描写も大変細かい。執念深く強欲な母親リッツァ、打算的な夫メネギーニ、そして野性的でバイタリティーあふれるギリシャの海運王で愛人のオナシスといった人物像が、生き生きと豊富なイメージを伴って再現されている。
本書を読んで考えさせられるのは、マリア・カラスの大音楽家としての側面よりは、愛されることを熱烈に望んでいた一人の女性としてのデリケートな一面である。舞台の上ではあれほど偉大だったディーヴァ(歌の女神)も、プライべートでは身も心も完膚なきまでに一人の男――オナシスに屈服していたという事実は、ファンにとっては複雑な気持ちにさせられるばかりである。公衆の面前での神々しい威厳と、男への愛に隷従する私生活の鋭い対照。オペラ『ノルマ』の主人公そのものの、激烈な生き方を知るには最適の1冊である。(林田直樹)
内容(「MARC」データベースより)
登録情報
- 出版社 : 音楽之友社 (2003/9/1)
- 発売日 : 2003/9/1
- 言語 : 日本語
- 楽譜 : 467ページ
- ISBN-10 : 4276217792
- ISBN-13 : 978-4276217799
- Amazon 売れ筋ランキング: - 132,790位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 28位オペラ・声楽 (本)
- - 118位音楽史
- - 2,450位その他楽譜・スコア・音楽書
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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カラスをより知ることができました。
カラスにちなむ噂の数々も、激しい気性の大歌手マリア・カラス
だからこそ生まれた伝説なのかもしれません。この本に出てくる
数々のエピソードについて、その真偽の程はともかくも、彼女だから
こそこれこれこんな風に言われたのだろうなと頷けるようなものばかり
でした。それ以来、彼女が歌った得意役をCDで聞いていると、
この本で読んだあのエピソードは、こんな歌い方と根っこを同じくする
ものかな?などといろいろ想像しています。
理由の一つは文章の中につじつまが合わない場所がいくつもあること。
訳者が矛盾を指摘・吸収している箇所もある。
また、情報源を明確にしていない。
例えばカラスの夫・バティスタがこう言った、というくだりが多数出てくるが、それらはバティスタが自著の中で述べていることを引用したものなのに、引用と書いていないので、著者が取材で得た情報であるかのような印象を与える。
自分で取材した、と積極的に嘘をついているわけではないが、気付かない人にはどうぞ誤解していただきましょう、という姿勢は文筆家としていかがなものか。
著者本人が参加していない多くのパーティや舞台での出来事について、見たように語っているのも個人的には悪印象。
肝心のカラスの歌や舞台表現について、著者の言葉での言及がないのも不審。
著者はカラスやその芸術に興味があってこの素材を選んだのではなく、「売れる」からカラスの本を書いたのだろう。
が、ゴシップの集大成、という目で見れば、この本にも価値がある。
芸術よりも有名人の栄光と没落に興味のある「一般大衆」の、カラスに対する心の動きを忠実に再現しているからだ。
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