淡々と、しかし特有の視点で、そして世界を代表する都市と、その都市から観た東京を書いた本。具体的なエピソードを織り交ぜながら展開するためか、「その場所その時代」に連れていかれた気持ちになったことが(期待を超えて)印象的だった。
東京のほか、作者のNYに対する圧倒的な思い入れと愛情を感じた。
雨の日の香港の的士に共感するもしないも良し。わたしが一番共感したパートはメリオン
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東京ユートピア 日本人の孤独な楽園 単行本(ソフトカバー) – 2012/9/1
寺田 悠馬
(著)
16歳で単身渡米、コロンビア大学を卒業後、ゴールドマン・サックス証券にて不動産および不良債権の自己勘定投資に従事、その後、香港のヘッジファンドに転身した著者。「金融業界の門をくぐって以来、日本と海外を往来するなかで再発見した日本社会は、7年前にニューヨークで想像した以上に素晴らしい高品質な場所であった」――世界を駆ける若き日本人から眠れる母国に贈るメッセージ。
- 本の長さ174ページ
- 言語日本語
- 出版社文芸社
- 発売日2012/9/1
- ISBN-104286102033
- ISBN-13978-4286102030
登録情報
- 出版社 : 文芸社 (2012/9/1)
- 発売日 : 2012/9/1
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 174ページ
- ISBN-10 : 4286102033
- ISBN-13 : 978-4286102030
- Amazon 売れ筋ランキング: - 79,413位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
日本という国をとても客観的に、でも愛情を持って描いてている。
2012年11月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は今まで読んだ本の中で、最も共感できた。
海外に慣れた、教養の高いエスタブリッシュメントな人間ならば、この本に書いてあることほぼ全てに共感できることだろう。
これほどまでに日本人の感覚を体現した本はいままでに見たことがなかった。
文章表現が非常にうまく、早く次のページを読みたい。そんな感覚になってしまう程だ。
読んだことない人は今すぐに読むことをお勧めする。
ちなみに、私は多数の友人にこの本を紹介した。できるだけ多くの人に読んでもらい、日本に誇りをもち、日本の良さを海外に発信して欲しい。
海外に慣れた、教養の高いエスタブリッシュメントな人間ならば、この本に書いてあることほぼ全てに共感できることだろう。
これほどまでに日本人の感覚を体現した本はいままでに見たことがなかった。
文章表現が非常にうまく、早く次のページを読みたい。そんな感覚になってしまう程だ。
読んだことない人は今すぐに読むことをお勧めする。
ちなみに、私は多数の友人にこの本を紹介した。できるだけ多くの人に読んでもらい、日本に誇りをもち、日本の良さを海外に発信して欲しい。
2012年10月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
薄いけれどとても読み応えのある一冊です。
いわゆる「日本論」が嫌いな方も、ぜひ読んでみてください。
グローバル化の中で日本はこう変わるべきだとか、
いやいやもっとありのままの祖国を誇りに思うべきだとか、
二極化していた日本論に、新たな視点を与えてくれます。
私個人にとっては、東京という世にもすてきなユートピアに生きてきたことを、はたとふりかえるとともに、
ボーダーレス化するこれからの世の中をどう生きていこうかと考える機会になりました。
言葉遣いがていねいで、文学的なウィットが感じられるところもいい!
いわゆる「日本論」が嫌いな方も、ぜひ読んでみてください。
グローバル化の中で日本はこう変わるべきだとか、
いやいやもっとありのままの祖国を誇りに思うべきだとか、
二極化していた日本論に、新たな視点を与えてくれます。
私個人にとっては、東京という世にもすてきなユートピアに生きてきたことを、はたとふりかえるとともに、
ボーダーレス化するこれからの世の中をどう生きていこうかと考える機会になりました。
言葉遣いがていねいで、文学的なウィットが感じられるところもいい!
2018年2月18日に日本でレビュー済み
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表題についてはなるほど、と思わせる日本人論でしたがそこから日本、日本人を洞察していくのではなく定型的なグローバリゼーション化で切り取っていくのが非常に残念でした。
なぜ対立し合って生きているという意識が薄いのか、その意識はなぜ日本人の中で共有されているのか、について掘り下げて話をして欲しかったです。また香港の的士についての描写は正当な対価=適正価格=自由市場での価格という考えがいかにも金融機関に勤めている人の理解であり、その理解が結局のところグローバリゼーションと結びついていることに気がついていないように、思える点が気になりました。
読みやすく、若い人には是非読んでもらい視野を/可能性を広げてもらうという意味では有意義ではあると思いますが、30を過ぎ40代になっているオジサンにはあまり有意義ではありませんでした。
なぜ対立し合って生きているという意識が薄いのか、その意識はなぜ日本人の中で共有されているのか、について掘り下げて話をして欲しかったです。また香港の的士についての描写は正当な対価=適正価格=自由市場での価格という考えがいかにも金融機関に勤めている人の理解であり、その理解が結局のところグローバリゼーションと結びついていることに気がついていないように、思える点が気になりました。
読みやすく、若い人には是非読んでもらい視野を/可能性を広げてもらうという意味では有意義ではあると思いますが、30を過ぎ40代になっているオジサンにはあまり有意義ではありませんでした。
2012年9月20日に日本でレビュー済み
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この本は一人でも多くの人に読んで頂きたい本です。
今の日本の姿、国際社会の中で日本が置かれている状況、今後の進むべき道が、ユニークかつ私達と同じ目線で、実体験をふまえながら描かれています。
自分のことを客観視しながら、良さを磨いてそれを相手に伝えるということは、とても難しいけれど、今私たちが置かれている待ったなしの状況では、今すぐにでも取り入れながら実行していかなければと考えさせられました。
今の日本の姿、国際社会の中で日本が置かれている状況、今後の進むべき道が、ユニークかつ私達と同じ目線で、実体験をふまえながら描かれています。
自分のことを客観視しながら、良さを磨いてそれを相手に伝えるということは、とても難しいけれど、今私たちが置かれている待ったなしの状況では、今すぐにでも取り入れながら実行していかなければと考えさせられました。
2012年11月11日に日本でレビュー済み
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飲食店で働く料理人さん 必要以上の調理に精神を注入する、その不思議さを日本人の長所と
捉え、日本の御もてなしの根幹を解き明かす。
とにかくおすすめです。
捉え、日本の御もてなしの根幹を解き明かす。
とにかくおすすめです。
2013年5月6日に日本でレビュー済み
非常に鋭い視点で行われた分析に基づき、日本人の素晴らしさと
弱みの両方に焦点を当て、日本のより明るい未来に向けた数々の
提言を行っている。
僕自身も色々な国を渡り歩いているが、ここまで明敏な分析を
行う力はなく、非常に勉強になった。
社会人、学生を問わず、是非読んで頂きたい一冊である。
弱みの両方に焦点を当て、日本のより明るい未来に向けた数々の
提言を行っている。
僕自身も色々な国を渡り歩いているが、ここまで明敏な分析を
行う力はなく、非常に勉強になった。
社会人、学生を問わず、是非読んで頂きたい一冊である。