日系移民が人種差別屋迫害を受け、更に戦時中、収容所に入れられたという歴史は、今までアメリカでのことが多く取り上げられてきましたが、カナダでも同じように日系人には計り知れない苦労があったことがわかります。大変感動的な良い本です。 特に中高生に読んでもらいたいと思います。 同じカナダ移民のそのような辛苦については、C.W.ニコルさん著の連作、「勇魚」、「盟約」、「捜敵海域」、「特務艦隊」でも記されていますがあくまでも小説です。 しかし、この古本さんの著書はご自身のお父さんの実体験に基づく実話なので非常に真に迫る説得力があります。
2014年12月20日から映画放映されるとのことで楽しみにしているのですが、予告編を見る限り、原作とは大分違った脚本になっています。しかも、宣伝パンフなどを見ても原作者テッド古本氏の名前が見当たりません。 映画の登場者の名前も原作とは違うような気がします。 映画を観てからでないとなんとも言えませんが、もしかしたら、商業制作目的で作られた映画のように、金はかけたが原作から大分かけ離れた余分なストーリーや演出、あるいは肝心な場面がカットされたような原作とはかけ離れた作品になってしまてはいないか、と大変気になるところです。 そして、やっぱり原作の本のほうがずっと良かったということになるのかもしれません。 (違っていたらすみません。)
ですから、まずはこの原作をお読みになることをお勧めします。
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バンクーバー朝日 日系人野球チームの奇跡 (文芸社文庫) 文庫 – 2014/10/4
テッド・Y・フルモト
(著)
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100年前のカナダに、伝説の日系人野球チームがあった。その名は「バンクーバー朝日」。過酷な労働と貧困、苛烈な人種差別に苦しむ日系人にとって、彼らは唯一の希望の光だった。日系人排斥暴動をのりこえて力をつけ、あくまでもフェアープレーを貫きとおす選手たちの情熱は、徐々に白人たちの心も動かしてゆくのだが…。カナダNo.1になるまでの実話を描く感動のストーリー!
- 本の長さ366ページ
- 言語日本語
- 出版社文芸社
- 発売日2014/10/4
- ISBN-104286154394
- ISBN-13978-4286154398
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商品の説明
出版社からのコメント
100年前、貧困と差別を越えてカナダNo.1に上りつめた日系人野球チームの物語。
著者について
1948年東京生まれ。学習院大学法学部卒業。株式会社日立製作所に勤務し、2002年に独立。企業経営のかたわら、「バンクーバー朝日」の研究、執筆を精力的に進める。神奈川県在住。
登録情報
- 出版社 : 文芸社 (2014/10/4)
- 発売日 : 2014/10/4
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 366ページ
- ISBN-10 : 4286154394
- ISBN-13 : 978-4286154398
- Amazon 売れ筋ランキング: - 678,257位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2015年6月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者は小説が専門の方じゃないだけに、かえってくどい比喩表現などがなくさくさく読み進めました。
チーム解散後のことはほとんど描かれておらず(そもそも判明していない)、読んだ後もついいろんなことを想像してしまう。
読みやすい文章なので、野球少年の読書感想文にもおすすめできるかと思います。
チーム解散後のことはほとんど描かれておらず(そもそも判明していない)、読んだ後もついいろんなことを想像してしまう。
読みやすい文章なので、野球少年の読書感想文にもおすすめできるかと思います。
2014年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
移民先でのいろいろな迫害を受けながら人としての誇り、精神を曲げず頑張り抜く姿には本当に感動、頭がさがりますね。 こんな 方々の姿こそ 忘れることなく 残していきたいですね。
映画も楽しみです。
映画も楽しみです。
2014年11月2日に日本でレビュー済み
「アメリカでは○○が常識なのに、なぜ日本はこんなに遅れているのか」
「ヨーロッパではこんな考え方が普通なのに、日本はおかしい」
敗戦後の日本は日本人としての自信を失い、その評価を自らではなく第三者に求めるようになってしまった。
その第三者とは端的に言えば海外であり、また海外と言ってもほぼ欧米からの評価を気にするのではないだろうか。
特に、最初に掲げた言葉は、欧米を経験してきた日本人が良く使う言葉である。
日本の悪い面だけを取り上げたこの言葉には、同じ日本人として、いつも寂しい気持ちにさせられる。
しかし戦前の日本において、異国カナダで、日本のアイデンティティに拘った日本人だけの野球チームが存在したのである。
その野球チーム名はこの本のタイトルである「バンクーバー朝日」と言う。
恥ずかしながら、このチームの存在は本書に出会うまでまったく知らなかった。
カナダ人のリーグに唯一日本人だけのチームが挑む・・それは当時の社会情勢からしても並大抵の事ではなかったようだ。
仕事を求めての移民であるがゆえに、カナダ人からしたら日本人は仕事を奪う好まざる連中であり、その上白人のスポーツに
日本人が挑んでくる事自体感情的に許せない・・
そんな中当初は様々な差別、その差別から生まれるラフプレー、不条理な判定などありとあらゆる困難が彼らを襲う。
それでも決してくさらず、日本人としての誇りを失わず、我々日本人としての野球を全うして行くんだという姿勢が
いつのまにか差別を乗り越え、カナダ人達から熱狂的支持を受けるまでに至ったのが、この「バンクーバー朝日軍」
なのである。
日本人らしさとは何か・・本書では「武士道」という言葉で表現しているが・・それはどんなに卑怯なプレー、ラフプレー
または差別行為に対しても、相手への敬意を失わず、常に正々堂々フェアプレーの精神で応ずる・・というものである。
この「武士道」の精神こそが日本人のアイデンティティであり、世界に誇るべき日本の精神文化である。
この事を今から90年近く前の日本人が欧米にすでに発信しているのであり、その事を思い出させてくれるのが
本書である。
本書との出会いは、日本人の良さをあらためて知るきっかけになるものだった。
「ヨーロッパではこんな考え方が普通なのに、日本はおかしい」
敗戦後の日本は日本人としての自信を失い、その評価を自らではなく第三者に求めるようになってしまった。
その第三者とは端的に言えば海外であり、また海外と言ってもほぼ欧米からの評価を気にするのではないだろうか。
特に、最初に掲げた言葉は、欧米を経験してきた日本人が良く使う言葉である。
日本の悪い面だけを取り上げたこの言葉には、同じ日本人として、いつも寂しい気持ちにさせられる。
しかし戦前の日本において、異国カナダで、日本のアイデンティティに拘った日本人だけの野球チームが存在したのである。
その野球チーム名はこの本のタイトルである「バンクーバー朝日」と言う。
恥ずかしながら、このチームの存在は本書に出会うまでまったく知らなかった。
カナダ人のリーグに唯一日本人だけのチームが挑む・・それは当時の社会情勢からしても並大抵の事ではなかったようだ。
仕事を求めての移民であるがゆえに、カナダ人からしたら日本人は仕事を奪う好まざる連中であり、その上白人のスポーツに
日本人が挑んでくる事自体感情的に許せない・・
そんな中当初は様々な差別、その差別から生まれるラフプレー、不条理な判定などありとあらゆる困難が彼らを襲う。
それでも決してくさらず、日本人としての誇りを失わず、我々日本人としての野球を全うして行くんだという姿勢が
いつのまにか差別を乗り越え、カナダ人達から熱狂的支持を受けるまでに至ったのが、この「バンクーバー朝日軍」
なのである。
日本人らしさとは何か・・本書では「武士道」という言葉で表現しているが・・それはどんなに卑怯なプレー、ラフプレー
または差別行為に対しても、相手への敬意を失わず、常に正々堂々フェアプレーの精神で応ずる・・というものである。
この「武士道」の精神こそが日本人のアイデンティティであり、世界に誇るべき日本の精神文化である。
この事を今から90年近く前の日本人が欧米にすでに発信しているのであり、その事を思い出させてくれるのが
本書である。
本書との出会いは、日本人の良さをあらためて知るきっかけになるものだった。
2014年10月24日に日本でレビュー済み
平和ボケしている日本人に是非お勧めの一冊です!
遥か昔、カナダで人種差別に負けず、武士道精神の基
フェアプレーでベースボールを制し、リスペクトされるまでに至った
最も日本人らしい日系人野球チームの「感動と勇気と誇り」を与える実話である。
100年経って生活の諸環境は飛躍的に向上した
その反面、心の変化は逆行して衰退して行ってはいないか、
それでも、IPSやLED等々、日本人魂は確実に生きているのだが・・・
この「感動と勇気と誇り」が得られる物語を知り、
「心の洗濯」をしましょう!
本編や映画により、年末から年初に掛けて、
バンクーバー・フィーバーが起こると良いですね。
また、8イニング・9イニングへの続編も期待!(H.Arimo)
遥か昔、カナダで人種差別に負けず、武士道精神の基
フェアプレーでベースボールを制し、リスペクトされるまでに至った
最も日本人らしい日系人野球チームの「感動と勇気と誇り」を与える実話である。
100年経って生活の諸環境は飛躍的に向上した
その反面、心の変化は逆行して衰退して行ってはいないか、
それでも、IPSやLED等々、日本人魂は確実に生きているのだが・・・
この「感動と勇気と誇り」が得られる物語を知り、
「心の洗濯」をしましょう!
本編や映画により、年末から年初に掛けて、
バンクーバー・フィーバーが起こると良いですね。
また、8イニング・9イニングへの続編も期待!(H.Arimo)
2014年11月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人の生き方やスポーツのあり方に示唆を与えてくれる一冊。あっという間に読みました。日本の野球解説者さん達も戦術解説の参考にして欲しい。
2014年11月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大和魂そのもの。
野球好きにはいい本です。
テディの生き様に感銘しました。
野球好きにはいい本です。
テディの生き様に感銘しました。
2014年12月11日に日本でレビュー済み
海の向こうで、生きていくのも困難な時代に、一致団結して大和魂を発揮した人々がいたことに大いに啓発されました。同じ日本人として彼らを誇りに思います。 昨今 若者が外国へ行きたがらない とか、学生運動しない とか、草食系男子の増加 とか 元気のないイメージが増えてますが登場人物達の 行動力や危機突破力 何より意志の強さを見習って欲しい。この本を読めば誰でもファイトが湧いてくるはず、だって還暦間近の私がもうひと頑張りしようと思ったのですから。進退窮まって落ち込んでる人にぜひ読んでほしいです。