これは何故か買っていません。
結構「すきだとかんじるもの」は買わずに、図書館などで何度も借りて読む事が多いです。
すごく好きで何十回も借りました。
カーチーベイ等があまり好きではないのでこういう話を多く書いて欲しいです。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
雨更紗 単行本 – 1994/4/1
長野 まゆみ
(著)
- 本の長さ141ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日1994/4/1
- ISBN-104309009018
- ISBN-13978-4309009018
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
二重人格は夏越し祭りの夢か? 幽霊に抱かれたのは雨夜の幻か? 鏡花の作品世界のような、少年と美女と青年と妖しげな屋敷と森の世界の中で織り成される人格分裂者と少年愛の物語。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (1994/4/1)
- 発売日 : 1994/4/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 141ページ
- ISBN-10 : 4309009018
- ISBN-13 : 978-4309009018
- Amazon 売れ筋ランキング: - 586,668位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 13,636位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
13グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2003年5月2日に日本でレビュー済み
雨が降り続く日や薄曇の空が広がる日に、ひとり静かにこの本を読んでみてはいかがでしょうか?
長野まゆみ先生の言葉の選び方には本当に驚かされます。ひとつひとつの言葉が美しくて声に出して読みたいくらいです。
哉と玲という二人の少年の物語です。とても不思議なお話です。読んでいると別世界に迷い込んだような気分になりました。
どこか謎を残したまま、物語の幕が下りるというのは、長野作品らしいなと思います。
読んだ後、なんともいえず切ない気持ちがあふれてきます。
とても美しく静かな物語です。
長野まゆみ先生の言葉の選び方には本当に驚かされます。ひとつひとつの言葉が美しくて声に出して読みたいくらいです。
哉と玲という二人の少年の物語です。とても不思議なお話です。読んでいると別世界に迷い込んだような気分になりました。
どこか謎を残したまま、物語の幕が下りるというのは、長野作品らしいなと思います。
読んだ後、なんともいえず切ない気持ちがあふれてきます。
とても美しく静かな物語です。
2006年8月16日に日本でレビュー済み
雨と少年…長野まゆみは水と少年を結び付けるのがとても上手いと思う。この作品では長雨と少年が取り上げられているが、他の作品でも噴水や湖沼がよく出て来る。どこかの雑誌でそれは少年の胎内回帰願望の象徴であると指摘されていたけれど、この作品に主人公と母親との関係がそこはかとなく描かれていることからも、あながち否定できない。この作品は二重人格者の少年の周りで起きる怪異話であり、少年愛の要素が濃く出ている。特に主人公の少年と青年教師の絡みは長野作品の中でもかなり官能的で気に入っている場面。作品としての評価も高いので一読を勧めたい。
2001年10月17日に日本でレビュー済み
去年の夏越しのこと、哉と玲は祭りに出掛けた…。この話は訳が分からない事が多すぎです。雷鳴が轟く雨夜、湯船に浸かる哉の前に現れた少年は…?児手山の家に居るはずの従兄:玲は何故姿を現さない…?他にも疑問な点は出てきますが、読み進めていくうちに解決できて、最後には新たな疑問が生まれる。でも、それが長野ワールドなのでしょうね。哉と玲のやり取りが可笑しいようで、悲しい感じがします。この二人、実は・・・真相は読んで見て下さいね。
2010年3月23日に日本でレビュー済み
『夜啼く〜』や『魚たちの離宮』と同じ時代の匂いの感じるものの、文章は今までのルビや旧漢字を多用する装飾的な文章というより、擬古文体で書かれている。
そして登場人物たちの年齢層が上がり、仄かに見せていたものが、はっきりと描かれていると思うのも、最近の作品と同じであろう。
途中、白昼夢や夢の中で何がしかを語っているのであろうが、曖昧であり、最初から最後まで起承転結がはっきりせずに終わってしまったような、すっきりしないカンジであった。
人物も際立って魅力的に感じる人は居らず、あえて言うなら印象的だったのは、青貝擦りの茶碗に雨水を受ける情景である。
そして登場人物たちの年齢層が上がり、仄かに見せていたものが、はっきりと描かれていると思うのも、最近の作品と同じであろう。
途中、白昼夢や夢の中で何がしかを語っているのであろうが、曖昧であり、最初から最後まで起承転結がはっきりせずに終わってしまったような、すっきりしないカンジであった。
人物も際立って魅力的に感じる人は居らず、あえて言うなら印象的だったのは、青貝擦りの茶碗に雨水を受ける情景である。
2003年1月23日に日本でレビュー済み
雨が降り始めると、この本を開きたくなる・・・。
少年のふたつの人格。
仄暗い空間に、静かに響く雨音。
読後何日間かは、何とも言えない奇妙な感覚に囚われます。
少年のふたつの人格。
仄暗い空間に、静かに響く雨音。
読後何日間かは、何とも言えない奇妙な感覚に囚われます。