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発売元 ゆずの木書店
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白起 単行本 – 1998/5/1

4.1 5つ星のうち4.1 14個の評価

商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

2200年の昔、戦国時代も大詰めを迎えた頃、一際勇名を馳せた秦の将軍白起は、なぜ大量虐殺者として歴史に悪名を残すことになったのか…。群雄が割拠し、権謀術策が横行する乱世の人間像を赤裸々に描き出した歴史巨編。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社 (1998/5/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1998/5/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 450ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4309012175
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4309012179
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 14個の評価

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塚本 青史
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
思ったより良い品物でした。ありがとうございました。
2024年2月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
淡々と書いてあって 淡々と読む感覚
2024年1月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
よごれもなくきれいな本でした
2010年8月1日に日本でレビュー済み
中国戦国時代末期は七雄(燕・斉・趙・韓・魏・秦・楚)があらゆる権謀術数を駆使し合従連衡を繰り返してきた時代です。この時代の中で本書の主人公・白起は秦の常勝将軍と称されるに相応しい功績によって出世を重ねると同時に大量殺戮者としても歴史に名を刻んだ人物でもあります。
本書における白起はこの時代に彗星の如く登場する人物の中の一人に過ぎません。無論他の登場人物と比較すれば多少なりとも脚光を浴びる存在として描かれていますが、その域を出てはいません。 

この作品で特筆すべきは白起を他の登場人物とほぼ同列に扱うことによって「戦国時代末期を総覧出来る構成に成っている」ということにあります。読み進めるに当たって主役はその都度移り、様々な人物の列伝や故事成語の逸話が惜しみなく紹介されているのは非常に素晴らしい。
その反面白起に主眼をおいた場面での心理描写は無味乾燥と表現してよい程淡白な印象を受けてしまいます。なので「軍事の天才である一方大量殺戮を繰り返してきた」という史料からは窺い知ることのできない白起の人間性の欠落部分を著者の想像力で充分に昇華されているとは言い難いのです。

上記のように人物・心理描写よりも『白起が生きた歴史の推移』に比重をおいた内容なので、この点を重視される方にはお勧め出来る作品です。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年5月18日に日本でレビュー済み
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墨者、蘇兄弟、各国の外交などに多くのページが割かれており、主人公のはずの白起の出番が少ない。ここまで存在感の乏しい主人公も珍しい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年11月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新品並みに良好な状態でした。対応も迅速でした。また機会があればよろしくお願いします。
2013年2月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
中国戦国時代のことが好きな人にはうれしい本でしょう。
漁夫の利の年代は?完璧の年代は?自分の考えとずれてるぞ、など考えながら読むと楽しいでしょう。
 ただ、戦国時代に詳しくない人が読むと、出てくる人物や項目が多すぎて大変かもしれません。
 そして、戦国時代の知識なしに、白起の伝記、生涯を書いた小説として期待して読むと、余分な事件が多すぎて、困る人も出るでしょう。
 それだけ、白起の事柄(情報)が戦い以外少なすぎて、優秀な小説家でも、その生涯を作り出すのが困難だったのでしょう。
その家族、子供、何もわかりません。
 それでも、肝心の長平の戦いは浮き彫りにされてきます。それだけでも戦国好きの人には読む価値があると思います。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2002年6月18日に日本でレビュー済み
常勝無敗の強さを誇った秦の将軍「白起」の生涯を綴った歴史小説です。
文庫本としてはかなり分厚く感じるボリュームですが、戦国時代の有名人が次々と登場して飽きることなく一気に読みとおせます。
ある程度この時代の予備知識がある人ほど楽しめると思います。
白起は始皇帝が登場する少し前の時代の人で、孟嘗君の末期、そのほかの戦国四君や楽毅などとおおむね同時期になります。
史書などでは、趙との一大会戦「長平の戦い」に勝利し、投降した趙兵四十万人を一度に坑殺した非情さで有名な武将です。
とはいえ、秦の始皇帝の天下統一も彼の業績がなければあれほど速やかに成し遂げられたとは思えません。
宮城谷昌光著の「青雲はるかに」や「奇貨居くべし」をはじめ、春秋戦国モノのほとんどで悪役として描かれる人物ですが、本書では、それらとは違った視点を楽しめます。
この本が気に入った人は、合わせて同作者の「霍去病」もオススメです。
18人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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