無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
蜷川幸雄伝説 (人間ドキュメント) 単行本 – 2001/7/1
高橋 豊
(著)
- 本の長さ346ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2001/7/1
- ISBN-104309014151
- ISBN-13978-4309014159
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
「王女メディア」「NINAGAWA・マクベス」など海外公演で高い評価を得た演出で知られる蜷川幸雄。1969年の演出家デビュー以来、抒情性で観客を魅了する舞台を創り続ける彼の半生を追う。演出作品年譜を付す。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2001/7/1)
- 発売日 : 2001/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 346ページ
- ISBN-10 : 4309014151
- ISBN-13 : 978-4309014159
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,330,906位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 725位演劇史
- - 9,538位演劇 (本)
- - 86,053位アート・建築・デザイン (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4つ
5つのうち4つ
2グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2008年1月13日に日本でレビュー済み
新聞記者の著者が、蜷川氏の演劇の記録をファクトとして淡々と客観的に積み重ね、演出家としての内面を描き出そうとした大著です。1970年代から90年代に、いかに蜷川幸雄という演出家が形成されていったかを知る上で、オフィシャルブックともいえる作品でしょう。
2004年12月8日に日本でレビュー済み
日本がいかなる意味でも世界に誇りうる演出家の一人(唯一、とは書かないよ~、でも第一人者ではあるよね)であるNINAGAWAの辿ってきた道30年について、ドキュメンタリー・タッチで書かれた好著。
開成出身の秀才でありながらなぜ俳優の道を選んだのか、またどうしてそこにとどまらず、次々と場を変えてその都度新しい演出術を試みるのか、そういった問いに対する答えでもあるかのように、ひとつひとつの場において、あるいは演出した劇現場において、そこで出会った人々やその時代の社会状況などを記して、NINAGAWA演劇を背景から突き詰めようとしている。
彼が清水邦夫という、現代劇の優れた書き手であるパートナーを持ちながら、一方では極めて正統にシェイクスピア、チェーホフ、ギリシア劇などにチャレンジする姿については、古典の「型」を己の創造性で破壊したらん、という気合いが感じられる。それに手を貸す照明や美術、衣装などの担当者によって語られる内容も、興味深いものがあった。
NINAGAWAという人は小劇場出身でありながら商業演劇の中にも入り込み、大劇場でスペクタクリックな演出を縦横無尽に行った。身体の中からざわつくようなあの興奮は、もう十年以上彼の芝居を見ていなくとも、今でも鮮やかに思い出せる。で、今、見に行きたいなあと思ってもだ、チケットがまるで取れないじゃないかあ!!!!!
追記:これでわかった一番のこと、それは、今パッチワーク作家として活躍されている奥方(真山洋子)、彼女こそがNINAGAWA芝居の最高の裏方だった、ということです。
開成出身の秀才でありながらなぜ俳優の道を選んだのか、またどうしてそこにとどまらず、次々と場を変えてその都度新しい演出術を試みるのか、そういった問いに対する答えでもあるかのように、ひとつひとつの場において、あるいは演出した劇現場において、そこで出会った人々やその時代の社会状況などを記して、NINAGAWA演劇を背景から突き詰めようとしている。
彼が清水邦夫という、現代劇の優れた書き手であるパートナーを持ちながら、一方では極めて正統にシェイクスピア、チェーホフ、ギリシア劇などにチャレンジする姿については、古典の「型」を己の創造性で破壊したらん、という気合いが感じられる。それに手を貸す照明や美術、衣装などの担当者によって語られる内容も、興味深いものがあった。
NINAGAWAという人は小劇場出身でありながら商業演劇の中にも入り込み、大劇場でスペクタクリックな演出を縦横無尽に行った。身体の中からざわつくようなあの興奮は、もう十年以上彼の芝居を見ていなくとも、今でも鮮やかに思い出せる。で、今、見に行きたいなあと思ってもだ、チケットがまるで取れないじゃないかあ!!!!!
追記:これでわかった一番のこと、それは、今パッチワーク作家として活躍されている奥方(真山洋子)、彼女こそがNINAGAWA芝居の最高の裏方だった、ということです。