もうちょっと、きっちりと言えないのかな?というのが通読しての第一印象
どうでもよいことに回っては伝えるべきをぼやかす。
文章がふにゃふにゃで読むのが苦痛でしたし、内容もそれほど斬新さや目新しさもなく他からの拝借とも思えました。
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文藝ガーリッシュ 素敵な本に選ばれたくて。 単行本(ソフトカバー) – 2006/10/17
千野 帽子
(著)
「志は高く心は狭く」——尾崎翠、武田百合子、嶽本野ばら等、大正・昭和・平成三代のガーリッシュな文学作品を紹介する、スヰートで辛口な小娘(フィエット)のためのブックガイド決定版。小川洋子氏推薦。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2006/10/17
- ISBN-104309017851
- ISBN-13978-4309017853
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登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2006/10/17)
- 発売日 : 2006/10/17
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 192ページ
- ISBN-10 : 4309017851
- ISBN-13 : 978-4309017853
- Amazon 売れ筋ランキング: - 360,655位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2007年3月7日に日本でレビュー済み
著者は「あとがき」でこう書いています。
「むかしの娯楽小説や少女小説、ライフスタイルエッセイ、そして最新の純文学。スヰートな蜜が致死量の毒と結合した瞬間、女子は甘いスリルとともにみずからの誇りを自覚する。」
こうしたコンセプトで、著者は「ガーリッシュ」という別の枠組みのジャンルを作ってしまいます。
この本は、こうしたコンセプトで集められた69の作品と作者を的確に紹介してゆきます。
その作品群は、この100年間の日本の文学界を網羅しており、紹介されている作品の中には入手が困難なものも見られます。
作者自身にしても、読んでいないどころか、名前も初めてという作者もいたりしました。
「文學少女の手帖」10編のコラムで、その中でも特に著者の思い入れのある作者についてその経歴も踏まえて書いています。
尾崎翠、森茉莉、武田百合子、野溝七生子、片山廣子(松村みね子)、久坂葉子、倉橋由美子、森田たま、吉屋信子、矢川澄子。
結局、いろんな言葉で書いていますが、こうした「ガーリッシュ」な作品の「毒と蜜」の二面性を語りかけています。
そんなことはさておき、この本を読むと、どの本も手にとって読みたくなってきます。それほど著者の照会文は素晴らしいものがあります。
「むかしの娯楽小説や少女小説、ライフスタイルエッセイ、そして最新の純文学。スヰートな蜜が致死量の毒と結合した瞬間、女子は甘いスリルとともにみずからの誇りを自覚する。」
こうしたコンセプトで、著者は「ガーリッシュ」という別の枠組みのジャンルを作ってしまいます。
この本は、こうしたコンセプトで集められた69の作品と作者を的確に紹介してゆきます。
その作品群は、この100年間の日本の文学界を網羅しており、紹介されている作品の中には入手が困難なものも見られます。
作者自身にしても、読んでいないどころか、名前も初めてという作者もいたりしました。
「文學少女の手帖」10編のコラムで、その中でも特に著者の思い入れのある作者についてその経歴も踏まえて書いています。
尾崎翠、森茉莉、武田百合子、野溝七生子、片山廣子(松村みね子)、久坂葉子、倉橋由美子、森田たま、吉屋信子、矢川澄子。
結局、いろんな言葉で書いていますが、こうした「ガーリッシュ」な作品の「毒と蜜」の二面性を語りかけています。
そんなことはさておき、この本を読むと、どの本も手にとって読みたくなってきます。それほど著者の照会文は素晴らしいものがあります。
2006年10月2日に日本でレビュー済み
待っていました!「文藝ガーリッシュ」の刊行を。
ジャンルというカテゴリで括れないガーリッシュの世界を千野帽子さんは見事に体現してくれました。
iPodで好きな音楽をかけながら、紹介されている本を読もうっと!
これぞガーリッシュの醍醐味ですね。
ジャンルというカテゴリで括れないガーリッシュの世界を千野帽子さんは見事に体現してくれました。
iPodで好きな音楽をかけながら、紹介されている本を読もうっと!
これぞガーリッシュの醍醐味ですね。
2007年3月6日に日本でレビュー済み
ブックガイド現代俳句編から気になっていた方。
男性か女性か、最初は迷いますがその眼識は性を超えています。
寄って立つ位置と経歴で勝負をせず
内容でがしがし迫ってくるので受け止めるのが快感なのです〜。
男性か女性か、最初は迷いますがその眼識は性を超えています。
寄って立つ位置と経歴で勝負をせず
内容でがしがし迫ってくるので受け止めるのが快感なのです〜。