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おひるのたびにさようなら 単行本 – 2008/11/18
安戸 悠太
(著)
昼休み、会社の外階段で行われる三人だけの遊び。真司の任務は近くの病院へ行き、無音のTVの昼ドラを観ては、先輩女子社員にストーリーを想像して報告すること。視覚と聴覚のずれに揺れる世界をせつなく描く、企みに満ちた傑作!
- 本の長さ132ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2008/11/18
- ISBN-104309018866
- ISBN-13978-4309018867
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商品の説明
著者について
1984年生まれ、24歳。愛知県名古屋市生まれ。西武学園文理高等学校卒業後、成城大学文学部入学(卒業)。埼玉県在住。現在、都内で会社員。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2008/11/18)
- 発売日 : 2008/11/18
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 132ページ
- ISBN-10 : 4309018866
- ISBN-13 : 978-4309018867
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,646,156位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 39,192位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年1月25日に日本でレビュー済み
なに、このいかにもな爽やかな春の風景のなかで、男一人と女二人の短い友情物語って。読んでいて、とても寒いです。作者は二十代半ばの大人なんですよね?なのに「彼のなかに大きく恋の予感がふくらみ」「気力が充満して勘が冴えわたり、とんでもない恋を拾い上げてしまう予感に、真司はこのところ血の震えがとまらない」なんてキザな表現。恋に恋する女子高生じゃないんだから。挙げ句、最後は独り善がりな主人公のモノローグ。冷凍庫に放りこまれたような読後感でありました。
2009年10月5日に日本でレビュー済み
この、なんとも掴み所がないという感じが、逆にすごく面白かった。
「何が言いたいのか」「テーマは何か」
とか、そんなのは愚問。
ただただ、描写をしてるだけかのように流れていく物語と世界。
つまりこれは、まるで作者が自分の世界に投影されているものをそのまま捉えて文字に起こしたのかもしれないと感じさせた。
自分も、文章を書く人間だからこそ感じるのだが・・・・
テーマとかメッセージ性とかがあった方が、よっぽど簡単に書ける。
そこをいくと、この作品のようなものは自分には絶対に書けない。
これは、「意味はなんだ?」「価値はなんだ?」と、安易にそういう目先のものばかり求めがちになってしまう現代人にとって、逆に新たな価値観に気付かせてくれるきっかけに・・・・なってくれないかなぁ。
意味なんか、価値なんか無くったって、この作品は、この流れで、この世界観で素晴らしいものと思います。
「何が言いたいのか」「テーマは何か」
とか、そんなのは愚問。
ただただ、描写をしてるだけかのように流れていく物語と世界。
つまりこれは、まるで作者が自分の世界に投影されているものをそのまま捉えて文字に起こしたのかもしれないと感じさせた。
自分も、文章を書く人間だからこそ感じるのだが・・・・
テーマとかメッセージ性とかがあった方が、よっぽど簡単に書ける。
そこをいくと、この作品のようなものは自分には絶対に書けない。
これは、「意味はなんだ?」「価値はなんだ?」と、安易にそういう目先のものばかり求めがちになってしまう現代人にとって、逆に新たな価値観に気付かせてくれるきっかけに・・・・なってくれないかなぁ。
意味なんか、価値なんか無くったって、この作品は、この流れで、この世界観で素晴らしいものと思います。
2009年1月6日に日本でレビュー済み
第45回文藝賞受賞作だし、宣伝の文句は大絶賛だし、あらすじも面白そう。
そんな期待が粉々になる駄作。
企みに満ちた傑作って、どこに企みがあったのか二度読みまでしました。
真司の心の声で終わるこの作品、主人公の語りと著者の企む視線がずーと見えます。
種が想像つくありふれた手品のように、この作品と付き合う時間とても暇になります。
夢中で読まなくてもいい、なんらかの文学賞受賞作でもと考えているならいいかもしれません。
そんな期待が粉々になる駄作。
企みに満ちた傑作って、どこに企みがあったのか二度読みまでしました。
真司の心の声で終わるこの作品、主人公の語りと著者の企む視線がずーと見えます。
種が想像つくありふれた手品のように、この作品と付き合う時間とても暇になります。
夢中で読まなくてもいい、なんらかの文学賞受賞作でもと考えているならいいかもしれません。
2010年2月11日に日本でレビュー済み
主人公が生きる現実の世界と、無音の映像から想像される昼ドラの世界が
交錯しながら
物語は展開される。
ラストには仕掛けが施されていて、映像化されても面白そうだと感じた。
五感や想像力がとても刺激される作品。
人によって好き嫌いが分かれるだろうけど
他に類を見ない作品なので、十分に読む価値あると思う。
交錯しながら
物語は展開される。
ラストには仕掛けが施されていて、映像化されても面白そうだと感じた。
五感や想像力がとても刺激される作品。
人によって好き嫌いが分かれるだろうけど
他に類を見ない作品なので、十分に読む価値あると思う。