女性の作家と言えばいつも林真理子ばかり読んでいるので
たまには他の作家のものも、と、買ってみたのですが・・・
他の方のレビューのとおりです。
いろんな賞を取ったって本当なんでしょうかこの作家。
(まぁ文学界に疎い私、何もしらないので、
数ある賞の中ではマイナーなものなのかもしれない。)
「女の庭」は
集合住宅の専業主婦、という、起伏の無さそうな毎日を
どう独特に描き出しているのかと思いきや・・・
本当に起伏の無い話です。妄想もつまらない。
別に作家でなくても書けそうと思ってしまう程。
ページを飛ばして読んでもいいくらい話の展開がありません。
「嫁入り前」は
読んでいていくぶん気持ち悪くなりました。
性的、家族関係に病んだ経験のある作家なのでしょうか。
その是非を問わず、そういう方向を狙っていたとしても、
話として面白ければいいのですがそうでもない。
あまりに第一印象が悪かったので、他に彼女の作品を
読むことは今後ないでしょう。
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女の庭 単行本 – 2009/1/10
鹿島田 真希
(著)
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購入オプションとあわせ買い
私は、普通の主婦なのだ。普通が怖いのだ。子供を持たず、マンションに住む主婦。居心地の悪さを感じながらも井戸端会議に参加する日々。隣に外国人が引っ越してきて……。三島賞作家が描く、ありふれた者に訪れる奇蹟。
- 本の長さ154ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2009/1/10
- ISBN-104309019021
- ISBN-13978-4309019024
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商品の説明
著者について
1976年、東京都に生まれる。98年「二匹」で第35回文藝賞を受賞する。著書に『二匹』『レギオンの花嫁』がある。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2009/1/10)
- 発売日 : 2009/1/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 154ページ
- ISBN-10 : 4309019021
- ISBN-13 : 978-4309019024
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,705,750位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 40,751位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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1976年、東京都生まれ。1998年『二匹』で文藝賞を受賞し、デビュー。2005年『六〇〇〇度の愛』で三島賞受賞。2007年『ピカルディーの三度』で野間文芸新人賞受賞。2012年『冥土めぐり』で芥川賞受賞。他の著書に『女の庭』等がある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2009年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2010年6月6日に日本でレビュー済み
これで芥川賞候補なのか?と思わせる作品。「普通」になり切れない悩める主婦の日常における心理を描いている。全体的に抑揚がなく淡々と話は展開していき、ラストもなんとなく終わったという感じ。一気に読んだというよりは、早く終わらないかなあ、と思いながら読んでた。描写も特筆するようなレベルにはない。芥川賞受賞作や候補作を中心に読んでいるけど、最近では「潰玉」と並んで2大がっかり作品だ。
2015年7月7日に日本でレビュー済み
なんだか、他の方の評価が低かったので、本当のこの本の良さを知ってもらいたいという思いです。
ただ思うに、鹿島田真希さんは、普通の人なら傷つかないような、擦り傷みたいなものに気づいてしまう人の苦しみを常に描いていると思うので、
擦り傷に気づかないような人たちが読むと、単調な作品だなとか思うのでしょうか。
話は団地の隣室に越してきた外国人を観察するという、それだけの話なんですが、
主婦が喪失したアイデンティティーとか、どうしても晴れない心の霧とか、
どんどん哲学的になっていく思考がひたすら書き連ねてあって
大した展開もないのにここまで読ませてしまうとは!と脱帽させられる作品です。
ただ思うに、鹿島田真希さんは、普通の人なら傷つかないような、擦り傷みたいなものに気づいてしまう人の苦しみを常に描いていると思うので、
擦り傷に気づかないような人たちが読むと、単調な作品だなとか思うのでしょうか。
話は団地の隣室に越してきた外国人を観察するという、それだけの話なんですが、
主婦が喪失したアイデンティティーとか、どうしても晴れない心の霧とか、
どんどん哲学的になっていく思考がひたすら書き連ねてあって
大した展開もないのにここまで読ませてしまうとは!と脱帽させられる作品です。
2009年3月10日に日本でレビュー済み
専業主婦の私を描いた『女の庭』と、鹿島田ワールドとも言える歪んだ性の世界を描いた『嫁入り前』が収まったこの本。もひとつです。
「独身時代に、穏やかだと思って私を魅了した夫は、堕落した主婦を製造する装置だったのだ」(16頁)と考える主人公である私は、隣に越してきた外国人への妄想が加速してゆく。「語りえない不幸せの要素が心に積もり積もる」(64頁)と日常を捉える主人公は、普遍であろうとして、生きながらにして狂っていく私を認識している。よって暇が原因と切り捨ててしまいたくなる甘さが印象に残る。つまり時間に呑まれた女のたわごとでしかない。
『嫁入り前』は、評価云々以前に趣味の問題なので、好きな人はどうぞと言うしかない。
「独身時代に、穏やかだと思って私を魅了した夫は、堕落した主婦を製造する装置だったのだ」(16頁)と考える主人公である私は、隣に越してきた外国人への妄想が加速してゆく。「語りえない不幸せの要素が心に積もり積もる」(64頁)と日常を捉える主人公は、普遍であろうとして、生きながらにして狂っていく私を認識している。よって暇が原因と切り捨ててしまいたくなる甘さが印象に残る。つまり時間に呑まれた女のたわごとでしかない。
『嫁入り前』は、評価云々以前に趣味の問題なので、好きな人はどうぞと言うしかない。