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白と黒が出会うとき 単行本 – 2010/4/20
新堂 冬樹
(著)
ある日、看護師の前に現れた、ひとりの男。彼は女性にこう囁いた。「この病院は、まもなく倒産します」……鬼才・新堂冬樹が病院乗っ取りという社会問題をテーマに挑む、衝撃と感涙の書き下し長篇!
- 本の長さ383ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2010/4/20
- ISBN-104309019757
- ISBN-13978-4309019758
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2010/4/20)
- 発売日 : 2010/4/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 383ページ
- ISBN-10 : 4309019757
- ISBN-13 : 978-4309019758
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,390,495位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 334,201位文学・評論 (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年7月17日に日本でレビュー済み
以前、テレビのドキュメンタリーで、病院の乗っ取りについて見たことがあるだけに、本書はフィクションだけど、実際にあったらと考えたら怖くなった。ドキュメンタリーで見た説明と重なる部分があったので、本書は丁寧な取材の元に書かれているようだ。小説だから分かりやすくて、日本の病院問題について考えてみるにはよいきっかけになるかも。医者は医療のプロでも経営は素人。そんな人が経営しているのだから、病院は危うい一面を持っているんだと思う。
2010年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
新しいのは、医療の世界ということだけで、近頃の新堂作品は、ネタが尽きたという気がしてならない。
デビューから1〜2年のころの、金融ものや、カリスマ、鬼子のイメージがあるので、単行本は全て揃えているが、最近の作品は、期待はずれが多い。
出版者から引っ張りだこなのはわかるのだが、語彙の限界を感じる。
デビューから1〜2年のころの、金融ものや、カリスマ、鬼子のイメージがあるので、単行本は全て揃えているが、最近の作品は、期待はずれが多い。
出版者から引っ張りだこなのはわかるのだが、語彙の限界を感じる。
2013年2月8日に日本でレビュー済み
明応総合病院に勤める看護婦が病院乗っ取りグループ「久我グループ」の巧みな罠にはまりやがては病院乗っ取りに加担してしまう。
挙句の果てに父親の海外手術費までだしてもらうが敢え無く騙されて父親は殺されてしまう。
復讐を企てるが失敗して刑務所入り。
単純なストーリーで最後は久我の娘を誘拐するなど、思料が足りないし計画もずさんで呆れてしまう。
もっと念密に計画し確実に陥れる手を考えてこそストーリーが生きてくる。
久我は最後に身内からの裏切りで逮捕に至るが結末は感心するほどでもない。
一般文学通算934作品目の感想。2013/02/08 14:55
挙句の果てに父親の海外手術費までだしてもらうが敢え無く騙されて父親は殺されてしまう。
復讐を企てるが失敗して刑務所入り。
単純なストーリーで最後は久我の娘を誘拐するなど、思料が足りないし計画もずさんで呆れてしまう。
もっと念密に計画し確実に陥れる手を考えてこそストーリーが生きてくる。
久我は最後に身内からの裏切りで逮捕に至るが結末は感心するほどでもない。
一般文学通算934作品目の感想。2013/02/08 14:55
2012年10月26日に日本でレビュー済み
医療ネタをふんだんに取り入れているが、それを全く活かしきれていない。
また何を書きたかったのかよく分からない。
とにかく中途半端な作品。
また何を書きたかったのかよく分からない。
とにかく中途半端な作品。
2011年2月19日に日本でレビュー済み
ここ最近読んだ医療モノミステリの中では、非常に満足度の高い作品だった。
臓器移植のことについても必要以上に触れてはいないが、実はかなり事実に忠実に描かれている。
この完成度に、さらに新堂冬樹特有の「黒」がもっとベッタリと貼り付いていれば、☆5つ。
ラストはちょっと感動的だった。
臓器移植のことについても必要以上に触れてはいないが、実はかなり事実に忠実に描かれている。
この完成度に、さらに新堂冬樹特有の「黒」がもっとベッタリと貼り付いていれば、☆5つ。
ラストはちょっと感動的だった。
2010年5月18日に日本でレビュー済み
裏社会の恐ろしさを「病院」という聖域に持ち込んだ作品。
「黒い太陽」もそうだが、新堂冬樹は本当に悪い人間を「ここまでやるか?」と思うほどに悪くして、読者の憎しみを掻き立てる。
本書での久我がそうであるように。
看護婦の鏡のような早苗が、久我の下で病院の乗っ取りを企む恭介と出会い、いつしか彼らに加担していく。
「白」と「黒」の二人がお互いに引きずられそうになりつつも、「灰色」の部分で折り合いをつけそうになるのだが、想像以上の久我の企みにより、予想外の結末が。
早苗と恭介の気持の揺れの描写には、ちょっと強引な部分もあり、?と首を傾げたが、ストーリーの面白さで一気に読ませる。弱者が集まる「病院」を舞台に繰り広げられる乗っ取りの手段は、本当に恐ろしく、現実であったらと怖くなった。病院経営が医者という、経営には全くの素人であるゆえに、ありそうな話なのである。
「黒い太陽」もそうだが、新堂冬樹は本当に悪い人間を「ここまでやるか?」と思うほどに悪くして、読者の憎しみを掻き立てる。
本書での久我がそうであるように。
看護婦の鏡のような早苗が、久我の下で病院の乗っ取りを企む恭介と出会い、いつしか彼らに加担していく。
「白」と「黒」の二人がお互いに引きずられそうになりつつも、「灰色」の部分で折り合いをつけそうになるのだが、想像以上の久我の企みにより、予想外の結末が。
早苗と恭介の気持の揺れの描写には、ちょっと強引な部分もあり、?と首を傾げたが、ストーリーの面白さで一気に読ませる。弱者が集まる「病院」を舞台に繰り広げられる乗っ取りの手段は、本当に恐ろしく、現実であったらと怖くなった。病院経営が医者という、経営には全くの素人であるゆえに、ありそうな話なのである。
2010年11月8日に日本でレビュー済み
今度は舞台が病院だ。白い人は看護婦で黒い人は金融屋。荒唐無稽な方法での乗っ取りを行うのだが中途半端。もっとリアルにするか非現実的にするかのほうが良い。
ただし、医術と経営は別というのは納得できる。そこに付け入る隙もあるだろう。
もっと黒いのが個人的には好む。
ただし、医術と経営は別というのは納得できる。そこに付け入る隙もあるだろう。
もっと黒いのが個人的には好む。