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昆虫標本商万国数奇譚 単行本 – 2012/1/24
川村 俊一
(著)
昭和元禄バブル時代、食うや食わず裸一貫で虫屋修業、キューバ、フィリピン、ニューギニアと、虫に追われて放浪三昧、汗と涙の紀行集。
- 本の長さ205ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2012/1/24
- ISBN-104309020836
- ISBN-13978-4309020839
商品の説明
著者について
1960年生まれ。昆虫標本商。著書に『昆虫採集の魅惑』がある。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2012/1/24)
- 発売日 : 2012/1/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 205ページ
- ISBN-10 : 4309020836
- ISBN-13 : 978-4309020839
- Amazon 売れ筋ランキング: - 962,485位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 27,283位エッセー・随筆 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2012年11月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
説明通りの状態、対応の迅速さどれも問題なく良かったです。また何かありましたら利用致します。
2015年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者は昆虫標本商。世界各地を飛び回って収集にあけくれてきたらしい。
本書では、前半でフィリピン、パプアニューギニア、メキシコ、キューバへの採集旅行について語っている。苦労や危険の果てに素晴らしい蝶とめぐりあうのだが、その背後には現地の人々との触れあいがあり、またみんな一癖もふた癖もあるひとたちなのがおもしろい。
後半は、修業時代の回想、日本人収集家たちの横顔。
ほかに『昆虫採集の魅惑』(光文社,2002年)『虫に追われて-昆虫標本商の打ち明け話』(河出書房新社,2009年)といった著作もある。
本書では、前半でフィリピン、パプアニューギニア、メキシコ、キューバへの採集旅行について語っている。苦労や危険の果てに素晴らしい蝶とめぐりあうのだが、その背後には現地の人々との触れあいがあり、またみんな一癖もふた癖もあるひとたちなのがおもしろい。
後半は、修業時代の回想、日本人収集家たちの横顔。
ほかに『昆虫採集の魅惑』(光文社,2002年)『虫に追われて-昆虫標本商の打ち明け話』(河出書房新社,2009年)といった著作もある。
2012年2月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この手の本を購入する方は、少なからず蝶という専門分野に関心があるか、実際に蝶を採集、収集されているはずです。私も含めて、そんな方が期待する内容は、現地に行った人間のみが体験できるワクワク感やエピソードの数々、専門知識、新情報にあると思います。残念ながら、そのどれも感じとることができませんでした。
文章の起承転結の欠落、あまり意味のない会話の多用、文の中には主語→述語の一致しない曖昧なものがあるのも気になります。川村さんの著書は全て読ませていただいていますが、「昆虫採集の魅惑」が最も完成度が高いと思います。
文章の起承転結の欠落、あまり意味のない会話の多用、文の中には主語→述語の一致しない曖昧なものがあるのも気になります。川村さんの著書は全て読ませていただいていますが、「昆虫採集の魅惑」が最も完成度が高いと思います。
2012年8月11日に日本でレビュー済み
あまりの文章力の無さに読み続けるのが苦痛になり、何度も頁を閉じた。
早い話が「どこどこに行きました、こういう人に会いました、こういう虫を採りました、面白かったです」という遠足の作文なみ。
変に仲間うちに気を使っている記述もミニコミ臭くて鬱陶しい。
留守中に離婚届を残して家財道具を持ち出してしまった妻に対しては、
それまで自分の行動を笑い飛ばしているような記述が続いたのに、
この件に限って深くは触れずにカッコつけたような著者のポーズにも一貫性が無い。
と言うか、好奇心の赴くところ虫を追いかけてきた男を待っていたものは…という全編の最もキモになる部分でしょうが。
ここを流してどうする(編集者が悪いんですかねー)。
一つ一つのエピソードは昆虫関係のミニコミなどに掲載されていたものも少なくないので目新しくはないが、
一般に知られていない世界を紹介するという意味はあるだろう。
優秀なライターによる聞き書きならばはるかに面白いものになっただろうに、本人に書かせたのが最大の敗因。
早い話が「どこどこに行きました、こういう人に会いました、こういう虫を採りました、面白かったです」という遠足の作文なみ。
変に仲間うちに気を使っている記述もミニコミ臭くて鬱陶しい。
留守中に離婚届を残して家財道具を持ち出してしまった妻に対しては、
それまで自分の行動を笑い飛ばしているような記述が続いたのに、
この件に限って深くは触れずにカッコつけたような著者のポーズにも一貫性が無い。
と言うか、好奇心の赴くところ虫を追いかけてきた男を待っていたものは…という全編の最もキモになる部分でしょうが。
ここを流してどうする(編集者が悪いんですかねー)。
一つ一つのエピソードは昆虫関係のミニコミなどに掲載されていたものも少なくないので目新しくはないが、
一般に知られていない世界を紹介するという意味はあるだろう。
優秀なライターによる聞き書きならばはるかに面白いものになっただろうに、本人に書かせたのが最大の敗因。
2012年2月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
子供の頃蝶に夢中になった経験のある人にとって、夢のような存在である美麗な稀種を求めて、世界中を旅した標本商の情熱と涙の物語である。第一部は珍奇な蝶の採集と調査の記録で、同じ趣味を持つ人には息を呑むようなエピソードの連続である。前々作では未開の地域における冒険的な採集旅行にハラハラドキドキさせられたが、今回は蝶をめぐる各国の人たちとの交歓が細やかに描かれ、蝶に興味のない人にも大いに楽しめる内容になっている。但し孤高の先鋭的採集者としての著者を知る同好者には、やや物足りなく感じられるかもしれない。何しろ可愛いメキシコ女性との恋愛譚まで登場するのであるから。
第二部は高度成長期から現在に至る、蝶に情熱を傾ける人たちの真摯な生き方を描き、興味が尽きない。子供の頃の夢を変わらず持ち続けることの難しさ、またそれを具現した稀有な存在である人たちの話は、憧れと哀切を伴い心に響くものがある。お勧めの一冊である。
第二部は高度成長期から現在に至る、蝶に情熱を傾ける人たちの真摯な生き方を描き、興味が尽きない。子供の頃の夢を変わらず持ち続けることの難しさ、またそれを具現した稀有な存在である人たちの話は、憧れと哀切を伴い心に響くものがある。お勧めの一冊である。
2012年2月14日に日本でレビュー済み
未だにこんな冒険世界があったなんて、おどろき!
面白くて、一気に読み終わりました。
面白くて、一気に読み終わりました。
2012年2月23日に日本でレビュー済み
子供のころから大好きだった蝶を追いかけ続けている男のエッセイ集。
子供の頃父の転勤で香港に暮らした時の話、東南アジアでの蝶採集のエピソード、メキシコでのロマンスと日本での結婚、そして離婚。蝶をめぐる人々との交流。
蝶にあまり興味のない私でも飽きることなく最後まで一気に読み終えました。
特に外国で蝶を採集する際の現地の人との交流が細かく描かれている部分が、とても面白い。
行きあたりばったりで(と言ったら失礼かもしないけれど)、苦労も沢山あったのだろうけれど、
ひたすら好きな事を続けている。
こんな人生も有りかー
学校が楽しくないとか
就活がうまくいかないとか
そんな事に悩んでいる人が読んだら、きっと新鮮な気持ちになれるでしょう。
子供の頃父の転勤で香港に暮らした時の話、東南アジアでの蝶採集のエピソード、メキシコでのロマンスと日本での結婚、そして離婚。蝶をめぐる人々との交流。
蝶にあまり興味のない私でも飽きることなく最後まで一気に読み終えました。
特に外国で蝶を採集する際の現地の人との交流が細かく描かれている部分が、とても面白い。
行きあたりばったりで(と言ったら失礼かもしないけれど)、苦労も沢山あったのだろうけれど、
ひたすら好きな事を続けている。
こんな人生も有りかー
学校が楽しくないとか
就活がうまくいかないとか
そんな事に悩んでいる人が読んだら、きっと新鮮な気持ちになれるでしょう。