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終わらざりし物語 下 単行本 – 2003/12/13

4.7 5つ星のうち4.7 37個の評価

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商品の説明

著者からのコメント

トールキンファンの間で「必読の書」とされながら、長らく未訳のままだった遺稿集 Unfinished Talesの日本語訳をお届けします。

 イシルドゥアの最期に騎馬の民ローハンの建国譚、ガンダルフによる『ホビットの冒険』の裏話、アイゼンの浅瀬でのローハン軍とサルマン軍の攻防、さらには謎の民ドルーアダンから魔法使い(イスタリ)やパランティーアの秘密に至るまで、『指輪物語』の世界を知る上で欠かせない知識がぎっしり詰まっています。『指輪物語』では謎だった、ベルーシエル王妃の猫の正体もわかります。もちろん、初出の地図に巻末の索引に様々な系図と、資料的価値も満載です。  映画『王の帰還』をご覧になる前に(あとでもかまいませんけど)、この本をお読みになれば、きっと、映画のあのシーンやこのシーンの感動が、さらに深くなるに違いありません。

内容(「MARC」データベースより)

ガンダルフが語る「ホビットの冒険」の裏話、騎士国ローハンの建国譚、黒の乗手の遠征…。トールキンの緻密で雄大な神話世界がよみがえる、「指輪物語」ファン必読の書!

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社 (2003/12/13)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/12/13
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 276ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4309203973
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4309203973
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 37個の評価

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J.R.R.トールキン
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年5月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
トールキンファンなら絶対お勧め! 内容も濃いので読み甲斐があります。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2004年4月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
追補篇でもいくらかふれられているローハン建国の歴史が、ここに至って明らかにされた。
青年王エオルと執政キリオンとの盟約は、歴史的記述である追補篇では書ききれなかった躍動感と、何より北方人の熱狂がある。ここを読んでいたから、PJ-RoKで烽火が白の山脈を走る意義と壮大さが伝わってきたのだと思う。また、本編では僅かに触れられただけだったアイゼンの浅瀬の戦いを知ることで、セオデン王の悲しみの深さが知れる。
本書はそれだけでなく、本編でも(登場は少ないが)重要なアイテムであるパランティーアに関する考察もあり、設定大好きのトールキン教授らしさがうかがえて面白い。更にガンダルフ達「イスタリ」とは何者であるかという件はSilにも著されておらず興味深いところであるし、「はなれ山の探索」はHob中では途中どこかへ消えてしまうガンダルフの目線でホビットとドワーフの冒険の裏話が語られ、これもまた興味を誘う。
詰まるところ、中つ国の壮大なネタ帳なのだが、そこには矛盾を超えた面白さがぎっしりと詰まっているのだ。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年5月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 J.R.R.トールキンの遺稿やメモを子息クリストファーが再構築した著作。
 役者の「山下なるや」は実在の人物ではなく、トールキン世界に魅了された複数の人物の集合ペンネーム。
 「なるや」は当然エルフ王の指輪からのネーミング・・・。

 トールキンと其の妻のお墓には「ベレン」と「ルシアン」と記されている。
 上巻ではこの二人の話がかなりのウエイトを占めていた。トールキン自身が墓碑に入れるほど入れ込んでいたキャラクターだから・・・。

 下巻では中つ国の第三紀の話が中心。指輪物語に直結する話が多く、「シルマリルの物語」を読んでない人にはむしろこの下巻の方が親しみやすいでしょう。
 個人的にはイスタリの話が好き。しかし、クルモ、オローリン、アイウェンディル以外の青の二人、アラタールとバルランドはどこに行ったのだろう・・・。

 読めば読むほど、トールキン世界に入り込んでしまう、不思議な魅力を持った本です。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年12月13日に日本でレビュー済み
サウロンから一つの指輪を奪いながら、アンドゥインで殺されたイシルドゥアのあやめ野での凶事...
ゴラムから情報を得て、ホビット庄を探す黒の乗手の遠征...
セオデン王の息子 セオドレドが戦死したアイゼンの浅瀬の合戦...
謎に包まれた民 ドルーアダン の起源、歴史...
サルマン、ガンダルフ...5人のイスタリ(魔法使い)の話...
映画「ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還」でも重要なポイントとなる"パランティアの石"について...などなど。
ちょっと読みづらい部分もありますが、たいへん面白い本。
指輪物語ファンにはオススメです!!
33人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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