この本は良かったなあ。 怪談のアンソロジーとして秀逸です。
「猿の手」なんか特に好きだなあ。
いわゆるモダンホラーやスプラッタホラーではなくじんわりと怖さがしみこんでくる感じが良い。続編で出ないのかな。
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憑かれた鏡 エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談 単行本 – 2006/8/30
空家,八月の炎暑,信号手,豪州からの客,十三本目の木,死体泥棒 他
- 本の長さ308ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2006/8/30
- ISBN-104309204651
- ISBN-13978-4309204659
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登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2006/8/30)
- 発売日 : 2006/8/30
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 308ページ
- ISBN-10 : 4309204651
- ISBN-13 : 978-4309204659
- Amazon 売れ筋ランキング: - 568,770位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2010年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2006年8月20日に日本でレビュー済み
「うろんな客」や空想的動物のイラストで人気のエドワード・ゴーリーが選び、イラストをつけた12編の怪談。
主にビクトリアンから20世紀前半までに書かれたイギリス怪奇譚である。
12編のどれも、イギリスを代表する第一級のストーリーテリングによるサスペンスに引き込まれ、ぐいぐいと引き込まれて読んでしまう。しかも、繊細に、時にはユーモラスに、原文の格調高さを伝える名訳を、味わうように何度も読み返す醍醐味。
R・Lスティーヴンソンの短編「死体泥棒」、ディケンズの「信号手」ジェイコブズ「猿の手」などの永遠の定番も含まれるが、これまでに感じなかった興趣は、やはり訳の素晴らしさとゴーリーの挿絵による恐怖の増幅効果であろう。
最初から最後まで不気味な「空家」、「八月の炎暑」の奇怪な運命の符合、「豪州からの客」のわらべ歌の不気味など、イギリスはやはり怪談では、西の横綱だと感じ入りつつ・・・とにかくどの短編も面白く読める最高のエンターテインメントである。
主にビクトリアンから20世紀前半までに書かれたイギリス怪奇譚である。
12編のどれも、イギリスを代表する第一級のストーリーテリングによるサスペンスに引き込まれ、ぐいぐいと引き込まれて読んでしまう。しかも、繊細に、時にはユーモラスに、原文の格調高さを伝える名訳を、味わうように何度も読み返す醍醐味。
R・Lスティーヴンソンの短編「死体泥棒」、ディケンズの「信号手」ジェイコブズ「猿の手」などの永遠の定番も含まれるが、これまでに感じなかった興趣は、やはり訳の素晴らしさとゴーリーの挿絵による恐怖の増幅効果であろう。
最初から最後まで不気味な「空家」、「八月の炎暑」の奇怪な運命の符合、「豪州からの客」のわらべ歌の不気味など、イギリスはやはり怪談では、西の横綱だと感じ入りつつ・・・とにかくどの短編も面白く読める最高のエンターテインメントである。
2010年8月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
小学生の時に読んだ猿の手が忘れられず、ようやくこの書籍を見つけましたが
翻訳者が違っていたようで、文章がことごとく違っており、残念でなりませんでした。当時のは、単行本ほどの大きさで、挿絵もほとんどありませんでしたが、背筋の凍る恐怖が文面から伝わったのです。もう一度探してみようと思います。その他の短編も予想をはるかに下回るものでした。
翻訳者が違っていたようで、文章がことごとく違っており、残念でなりませんでした。当時のは、単行本ほどの大きさで、挿絵もほとんどありませんでしたが、背筋の凍る恐怖が文面から伝わったのです。もう一度探してみようと思います。その他の短編も予想をはるかに下回るものでした。
2010年1月4日に日本でレビュー済み
エドワード・ゴーリーをきっかけにして読んだ本です。
海外の名作(たぶん)ホラー短編が12個、あって、
それにエドワード・ゴーリーが1枚ずつタイトル絵をつけてあります。
ひとつ★を下げたのは、表紙絵に惹かれて読んだのに、表紙絵の話が無かったからです!
表紙絵は、あくまで本としてのイメージイラスト?なんですね。
鏡の話が収録されてるのかと思いこんでいたので…。
それがちょっと残念というか、悔しくて。
本自体はおもしろかったです。
直接的な恐怖ではなく、違和感だったり不安や不審など、精神的な恐怖を描いてるものが多い。
海外のホラーはほとんど読んだことがないので、入門書的な感覚で読みました。
名作をそろえてあるからか、好みの差はあっても、
大きくハズれたと感じるものがないのが素晴らしい。
並べて読むと、作家さんのテイストの違いも感じられて、そういうところもおもしろかったです。
ゴーリーの絵は言わずもがな。
読み終わってから絵を見直すと、違う凄みが見えてくるんですよね…。
気に入った話がいくつかあるので、これをきっかけにその人の本を読んでみたいと思っています。
海外の名作(たぶん)ホラー短編が12個、あって、
それにエドワード・ゴーリーが1枚ずつタイトル絵をつけてあります。
ひとつ★を下げたのは、表紙絵に惹かれて読んだのに、表紙絵の話が無かったからです!
表紙絵は、あくまで本としてのイメージイラスト?なんですね。
鏡の話が収録されてるのかと思いこんでいたので…。
それがちょっと残念というか、悔しくて。
本自体はおもしろかったです。
直接的な恐怖ではなく、違和感だったり不安や不審など、精神的な恐怖を描いてるものが多い。
海外のホラーはほとんど読んだことがないので、入門書的な感覚で読みました。
名作をそろえてあるからか、好みの差はあっても、
大きくハズれたと感じるものがないのが素晴らしい。
並べて読むと、作家さんのテイストの違いも感じられて、そういうところもおもしろかったです。
ゴーリーの絵は言わずもがな。
読み終わってから絵を見直すと、違う凄みが見えてくるんですよね…。
気に入った話がいくつかあるので、これをきっかけにその人の本を読んでみたいと思っています。