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死都ゴモラ―世界の裏側を支配する暗黒帝国 単行本 – 2008/1/11

3.6 5つ星のうち3.6 25個の評価

佐藤優氏(起訴休職外務事務官/『国家の罠——外務省のラスプーチンと呼ばれて』『インテリジェンスーー武器なき戦争』など)が絶賛・推薦!
「これはすごい本だ。壮大で強靱な文体で、国家と民衆のはざまに巣くう利益至上の世界組織を描き切った本書を、強くお勧めします。」


イタリア・ナポリ周辺に本拠を持ち、中国などアジアを含む世界経済の裏側を牛耳る、新興の巨大犯罪企業マフィアの恐るべき実態を暴き、告発するノンフィクション小説。イタリアで百万部を超えた大ベストセラー、欧米各紙誌絶賛。
昨年末、アメリカなどでも多くの推薦図書やベストセラー・リストに列せられた。
2008年5月25日に発表された第61回カンヌ国際映画 祭で、本書を原作とした映画「ゴモラ」(マッテオ・ガローネ監督)が、グランプリを受賞した。
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商品の説明

著者について

1979年、ナポリ生まれ。「イル・マニフェスト」「イル・コリエーレ・デル・メッツォジョルノ」などの新聞に犯罪集団カモーラの記事を載せ、「ヌオーヴィ・アルゴメンティ」「ロ・ストラニエーロ」などの雑誌にルポルタージュを寄稿している。本書が処女作。本書はイタリアで100万部以上のベストセラーとなり、2006年度ヴィアレッジョ=レパチ賞、同年度ジャンカルロ・シアーニ賞を受賞した。また、イタリア国内の各紙誌のみならず「ル・モンド」紙その他、欧米各国の書評でも高く評価され、イタリアの若き新星の登場と言える。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社 (2008/1/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/1/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 402ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4309204805
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4309204802
  • カスタマーレビュー:
    3.6 5つ星のうち3.6 25個の評価

著者について

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ロベルト・サヴィアーノ
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カスタマーレビュー

星5つ中3.6つ
5つのうち3.6つ
25グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2014年5月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
よりも稼ぐ企業の経営努力について書いてあると思ってもらえれば理解しやすいかと。
コルレオネージはハリウッドが創り上げた虚構で本来の犯罪組織のあり方が緻密に書き上げてある。
事実に基づいて書かれているがただのルポタージュでは無い、文章の構成しかり一級品の小説としても愉しめる。
経済破綻ギリギリで沈むことの無い国がいかに保たれているか一読の価値はある。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年5月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コンテナ物語という別の本で、箱の規格を統一するだけで、世界の物流量が何百倍にも増加した、スゲーと思ったことがある。悪意も簡単に世界に流通したー、そりゃそうかーという本書。イタリアの暗部を潜入取材みたいな書き方、詩的な表現もあったり、悪意がまとわりつくようで、終始気持ちが悪い。マクロな数字は記載ないので、イタリア社会がどの程度の汚染度なのかもわからないので、鵜呑みにすることもできない。こんな世界には関わりたくないという、見下した?ような感覚を持って、読了。
2014年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ノンフィクションとして海外でも高い評価を受けている
ので読んでみた。
翻訳が悪いのかどうかは定かでないが、ノンフィクション
としての描き方ではない。ところどころ詩的な表現が
入るため、事実がどこまでなのか疑わしくなる。
著者はマフィアからの殺害予告を受けたというが、
それすらも宣伝文句かと疑いたくなる。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2009年7月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ナポリ人の旦那に薦められて読んだけれど、むずかしぃ。
中国人マフィアの話が多く書かれていて、こんなことが
本当に行われてるの?って思う一方、なんだか眠くなる
内容も多い。
数十年後はイタリアは中国に乗っ取られちゃうのかな?

私の読解力不足か、もう一度読んでみないと、なんだか
よくわからない、難しい内容でした。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年2月11日に日本でレビュー済み
話題の映画を観る前に読んでおこうと手に取った本書だったが…。一言、「カネ返せ」。とにかく1ページ目から日本語訳がひどすぎる。何が書いてあるのか、さっぱりわかりません。他の謙虚なレビュアーの方達が「私の国語力の貧弱さが原因なのか」とか「難解な日本語訳についてゆけず」などと書かれているが、そうじゃありません。私は謙虚じゃないから、はっきり言います。貧弱なのは、この翻訳者の力量です。

世の中にヘタな翻訳者がいるのは仕方ないかもしれない。が、こういう人物に翻訳を依頼し、出てきたひどい文章に注文もつけず、そのまま出版してしまった編集者の責任は重いです。日本語の読者がこの話題作に触れる機会を失くしてしまったわけですから。河出書房新社、しっかりしてくれ。

英語が読める人は、英訳版を読むことを強くお薦めします。お値段的にもオトクです。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年2月23日に日本でレビュー済み
まず、これは小説ではないです。所謂ノンフィクション。だから、物語とかを期待している人には向いてないと思う。
イタリアのカモッラという犯罪組織の内幕に迫った作品(カモッラは、いわばシチリア島発祥の犯罪組織・マフィアのナポリ版。マスター・キートンという漫画作品にも少し出てきます。)
全体的に突き放したような、冷静に、淡々と、リズミカルに続く描写。
描かれるのは、カモッラ・ボスたちの盛衰、あるいは理念と経営哲学のようなもの。刑務所や死は前提として、カモッラに加入する少年達。なぜならば、職がないから。日本のブラック企業のような会社で働くより、最短で富と成功をつかむことを選ぶ。
市民もその支配を享受する。作者の父親は、幼き作者に、ボスたちが持つリスペクトや支配力を説く。
オルメタという沈黙の掟。証言者は美徳ではなく、社会の鼻つまみものとなる。
栄転を捨て、故郷でカモッラと戦った司祭も例外ではない。人々は司祭に一度はついていくものの、「当然」殺される――。

ちなみにカモッラが起こした事件、殺人は、日本の犯罪組織が起こしたその数に、桁が何個もつくそう。
ノンフィクションとは事実を描くことですが、本書の事実は、過酷で圧倒的で絶望的です。
本書が発売されるやいなや、著者は殺害予告を受け、イタリアには住めなくなったとか。
組織犯罪のただ「悪」の部分を描くのではなく、人間を描いた作品の本書。
内容としては確かに気軽に読めるものではないですが、お勧めです。
ノンフィクションに限れば、個人的にマイベストの作品でした。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年3月4日に日本でレビュー済み
都市伝説じみた暗黙の事実はノンフィクションとして出せないほどの危険性
イタリアの社会に根付いた闇社会の世界をフィクションで描く
あくまでも(笑)
イタリアのベストセラーの翻訳だが
翻訳の手法に一癖あり読みづらさはいなめない
が小説のようなテンポのよさが多少はソレをカバーしている
組織の巨大性と残酷さには驚くばかり
隣接する国は勿論遠くアジアにまで及ぶ支配力
巧妙なやり口は芸術にすら見える
抗争・同盟・下部組織の運営などを学ぼう

何の為に?
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年7月12日に日本でレビュー済み
 イタリア南部の犯罪組織カモッラの闇を追ったノンフィクション。映画「ゴモラ」の原作本。
 
 カモッラは麻薬のみならず服の闇市場、産業廃棄物や公共事業までとんでもない幅広さで地域に深く根づいている。それが環境破壊や貧富の差の拡大を生んでいる。しかし暴力でそのシステムはしっかりと守られている。
 そのカモッラの様子を多岐に渡る取材を徹して描いている。この本は犯罪組織そのものだけでなく社会全体を読み解く手がかりになる本だと思う。
 ノンフィクションを文学体に書いているためか全体的に読みづらいのが難点。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート