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シェイクスピア&カンパニー書店の優しき日々 単行本 – 2010/5/13

4.2 5つ星のうち4.2 57個の評価

ダブルポイント 詳細
セーヌ左岸で、貧しい作家や詩人の避難所として無料でベッドと食事を提供し、ヘンリー・ミラー、ギンズバーグらも集った伝説の書店に、偶然住み着くことになった元新聞記者がつづる、世にもまれな書店の物語。
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商品の説明

著者について

ジェレミー・マーサー
1971年カナダ生まれ。作家、ジャーナリスト。99年パリに渡り、シェイクスピア・アンド・カンパニー書店に滞在した経験をもとに本書を執筆。他に『ギロチンが落ちた日』など。フランス、マルセイユ在住。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社 (2010/5/13)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2010/5/13
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 309ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4309205402
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4309205403
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 57個の評価

著者について

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ジェレミー・マーサー
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2024年5月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
まだ、最後まで読んでませんが、いつかこの書店に行ってみたいです。
2021年9月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
いや、怖いわ!って何度か突っ込みました。物語の進行はそれほど意外性はなかったかな☺️
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年8月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
《事実は小説よりも奇なり》を地でいくような、もうめちゃくちゃで、でも魅力あふれるパリの本屋さんの話。
パリの街なら、こんな不思議な本屋さんもあるんだろうなあ…と納得できちゃう。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年10月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本屋という不思議な場所で暮らす人々の権力闘争に倦厭した。しかも、どうでもいいような些末な事での争いにうんざりした。いい作品を書く事で競争して一人前に稼ぐようになってはいかが?とつくづく思った。

「 貧しい人々を見ろ、シングルマザーを、囚人たちを見ろ。文明を測る基準はそこにある 」と語るシェイクスピア&カンパニー書店の経営者、ジョージは、共産主義を信じている。それならば、パリではなく、そういう国で、本屋を開業するのが本望のように思える。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
"『ずっとそういう場所にしたかったんだよ。ノートルダムを見るとね、この店はあの教会の別館なんだって気が時々するんだ。あちら側にうまく適応できない人間のための場所なんだよ』"パリの有名書店を舞台にしたノンフィクションかつ青春物語でもある本書は全ての本好きにお薦めしたい。‬

個人的には、かってヘミングウェイの『移動祝祭日』に出てきたり、ユリシーズを発刊を引き受けた事でも知られる伝説のシルビア・ビーチのお店を舞台にしたフィクションかな?と素敵な表紙を気に入って手にとったのですが。本書は閉店から10年後、1941年に名前を引き継いで開店し今に到る。いわば2代目『シェイクスピア&カンパニー書店』を舞台にした著者の【2000年初頭の滞在記という実際のお話】だったのに、恥ずかしながらお店の存在すら知らなかった事もあり驚きました。

また、本書では店主の86歳のジョージが『見知らぬ人に冷たくするな、変装した天使かもしれない』をモットーに、ただの書店に留まらず【書店を装った社会主義的ユートピア】として、著者も含めたどこかに傷を持った多国籍な日陰者たちを何万人も受け入れては【宿と食事を無償提供し続けている】のですが。その騒がしい日々を追体験しながら【互いへの無条件の信頼】が本書の随所から感じられて爽やかな気持ちにさせてくれます。(こんなお店、いつかしてみたいな!)

前述通りに、全ての本好き、そして本屋好きに。またフランスはパリを訪れる予定のある誰かにオススメ。(因みに現在はカフェも併設されているみたいです)
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2021年1月2日に日本でレビュー済み
ジェレミー・マーサー(1971年~)は、オタワ生まれのジャーナリスト、作家。
本書は、著者が、2000年の初頭から半年余り、セーヌ川のほとりにある(世界中の本好きを自称する者で知らぬ者はいない)伝説の書店「シェイクスピア&カンパニー書店」に偶然住み着き、過ごした日々を綴ったノンフィクション『Time Was Soft There:A Paris Sojourn at Shakespeare & Co.』(2005年出版)の全訳で、2010年に日本語訳が刊行され、2020年に文庫化された。
初代のシェイクスピア&カンパニー書店は、1919年に米国人のシルヴィア・ビーチが開き、パリに滞在していたスコット・フィッツジェラルドら英米人作家のたまり場となった書店である。アーネスト・ヘミングウェイは、パリの思い出を綴った『移動祝祭日』の中で、この書店のことを「あたたかく陽気な場所で、冬には大きなストーブがあり、本を置いたテーブルや棚があり、ウィンドウには新刊書が並び、壁には有名な物故作家や現存作家の写真が掛かっていた。」と描写し、また、ジェイムズ・ジョイスの『ユリシーズ』が次々に出版社から拒否されたときに、親しかったビーチが出版資金を提供したことは夙に有名である。
初代の書店は、1941年、ナチスによるパリ占領の際に閉店したが、その10年後に、ほど遠からぬセーヌ河岸に同じく米国人のジョージ・ホイットマンがル・ミストラルという似たような書店を開き、1962年にビーチが亡くなった後、ビーチと交流のあったジョージがビーチの蔵書を買い取り、1964年に店名をシェイクスピア&カンパニー書店と改めた。二代目シェイクスピア&カンパニー書店では、「見知らぬ人に冷たくするな、変装した天使かもしれないから」というジョージのモットーに基づき、貧しい物書きにベッドや食事を提供し、これまでに受け入れてきた人は5万人、ヘンリー・ミラー、アナイス・ニン、アレン・ギンスバーグらも訪れたという。映画「ビフォア・サンセット」や「ミッドナイト・イン・パリ」などにも登場する。本書の舞台となるのは、この二代目書店である。
私は、本好きの一人として、この書店のことを知っておきたいという理由で本書を手に取ったのだが、読了してみると、本書の一番の見どころは、そうした記録的なものに留まらず、ジョージというなんともエキセントリックで魅力ある人物と、書店を通り抜けていった人びとの人間模様の面白さであることに気付く。そういう意味では、著者の元新聞記者としての鋭い観察眼と洞察力、更にそれをいきいきと描き出す表現力が、本書の魅力を格段に高めていることは付言すべきだろう。
尚、同書店は、2006年にジョージの娘であるシルヴィア・ビーチ・ホイットマンが跡を継ぎ、2011年にジョージが亡くなった後も、ブックイベントのほか、シェイクスピア演劇にまつわるイベントなども開くようになり、更に活気を得ているという。次にパリを訪れる機会があったら、是非とも立ち寄ってみたいと思う。
(2021年1月了)
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2012年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
イーサン・ホーク「Before Sun Set」とウディ・アレン「Midnight in Paris」に登場する実在の書店。
先代店舗はヘミングウェイ「移動祝祭日」にも出てくる。
「Portrait of a Bookstore as an Old Man」をYoutubeでひくと短編映画も見ることができる。

こういう書店が日本にもあればいいのにと考えたが、思い当たるのは京大吉田寮くらいか。
今はどうか知らないが、25年前はただで泊めてくれた。
吉田寮にこんなにたくさんの本はなかったが、古い木の匂いが共通している。

「コリアンドライバーはパリで眠らない」を併読するとよい。
文学の存在意味を考えさせられる。
17人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
実際にあるパリの古本屋さんのお話。

かの有名な「ヘミングウェイ」「フィッツジェラルド」「ジッド」「ヴェラリー」など
作家や芸術家が出入りしていたと言う初代の「シェイクスピア&カンパニー書店」
の2代目というスタンスらしいが、
「文学への愛や、作家に対する支援」の精神を受け継ぎ、こちらでも著名人作家達が出入りした名物書店。

店主、ジョージ・ホイットマン(86才)の
「見知らぬ人に冷たくするな、変装した天使かも知れないから」というモットーはユニークで愛に満ちている。
そんな「書店を装った社会主義的ユートピア」とはどんな書店か興味深い。
そして、店主の少年の様な恋心もまた、微笑ましい。

読み終わった後、日本にもこんな書店があったら、太宰さんや、三島由紀夫さんも生きていられたかな・・・と、フと思ってしまう。

この本を読んだ後、You Tube で「シェイクスピア&カンパニー書店」を検索して観た。
その通りの素晴らしき古書店であった。

パリへ行くことがあったら是非立ち寄ってみたい。
25人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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