長い年月かけて周到に準備された光の来訪者たちのリユニオンはなぜか失敗に終わる。
前半の超アクションなカーチェイス、有無を言わさぬ強制的な土木工事で破壊されゆくマンション団地の場面のシュールさは「愛」の「競争」を彷彿させる。
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23000: 氷三部作3 (氷三部作 3) 単行本 – 2016/7/26
ウラジーミル・ソローキン
(著),
松下 隆志
(翻訳)
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購入オプションとあわせ買い
「原初の光」を目指す教団は、二万三千の金髪碧眼の仲間を捜索する。20世紀初頭ツングース隕石に始まる驚異の三部作、完結。
- 本の長さ288ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2016/7/26
- 寸法13.9 x 2.5 x 19.7 cm
- ISBN-10430920712X
- ISBN-13978-4309207124
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商品の説明
著者について
1955年ロシア生まれ。コンセプチュアリズム芸術運動に関わったのち、83年『行列』で作家デビュー。「現代文学のモンスター」の異名をとる。主な作品に『ロマン』『青い脂』『氷三部作』、短篇集『愛』など。
1984年大阪生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。著書に『ナショナルな欲望のゆくえ』、訳書にソローキン『氷三部作』『テルリア』、『青い脂』(共訳)、ザミャーチン『われら』など多数。
1984年大阪生まれ。北海道大学大学院文学研究科博士課程修了。著書に『ナショナルな欲望のゆくえ』、訳書にソローキン『氷三部作』『テルリア』、『青い脂』(共訳)、ザミャーチン『われら』など多数。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2016/7/26)
- 発売日 : 2016/7/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 288ページ
- ISBN-10 : 430920712X
- ISBN-13 : 978-4309207124
- 寸法 : 13.9 x 2.5 x 19.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 534,888位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 388位ロシア・ソビエト文学 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上ではもう乳飲み子を朝食に食らい、ペニスのサイズで大統領を選んでいる とまあそんな話です ソローキンらしくなってきたかなという第三部 完結もします 文体も様々使うし群像劇にもなる、東京のコギャルが出てきてAVみたいな事になる プリズンブレイクにもなる ブロの道、氷、の順で読んでいるがハチャメチャな度合いが加速度的に増していったなとという感じ 三部作を総じて感想言うなら、やっぱソローキンって頭おかしいんだなと思う
2022年4月27日に日本でレビュー済み
「氷三部作」すべて読んだうえで、この3巻目まで読むことできちんと終わる物語だと思いました。
というのは、前2巻でさんざんやられてきた一般人(「肉機械」と呼ばれる)の視点からも描かれているためです。
兄弟団と一般の人間の両方の視点があることで、物語の豊かさが増しています。
三部作ですので、やはり最終巻まで読まれるのがおすすめです。
ただ、少しだけ辛口な評をさせてください。
ソローキン好きなわたしとしては、とてもおもしろく読めたのですが、若干、従来のディストピア小説(オーウェル『一九八四年』、ハクスリー『すばらしい新世界』など)の焼き増し感がなくもないんです。
内容はディストピアではなく、むしろユートピアを描きたいんだろうな、という点はわかりますが、プロット上、どうしても既視感が否めませんでした。
ソローキンは「現代文学のモンスター」と評されますが、少しマイルドなモンスターという印象を本作からは受けました。
というのは、前2巻でさんざんやられてきた一般人(「肉機械」と呼ばれる)の視点からも描かれているためです。
兄弟団と一般の人間の両方の視点があることで、物語の豊かさが増しています。
三部作ですので、やはり最終巻まで読まれるのがおすすめです。
ただ、少しだけ辛口な評をさせてください。
ソローキン好きなわたしとしては、とてもおもしろく読めたのですが、若干、従来のディストピア小説(オーウェル『一九八四年』、ハクスリー『すばらしい新世界』など)の焼き増し感がなくもないんです。
内容はディストピアではなく、むしろユートピアを描きたいんだろうな、という点はわかりますが、プロット上、どうしても既視感が否めませんでした。
ソローキンは「現代文学のモンスター」と評されますが、少しマイルドなモンスターという印象を本作からは受けました。
2016年10月29日に日本でレビュー済み
冒頭は、心臓(こころ)の驚異的な能力を有する(らしい)子供をめぐるドタバタ誘拐劇。ああまたいつものやつかと思い、気楽に読み進めていくうちに、途中から氷のハンマーで覚醒せず、逆に甚大な被害を受けた者たちの話が語られ始める。ここから小説はぐっと奥行きを増し、ページを繰る手も慎重になり、話は俄然面白くなる。ニューヨーク、イスラエル、スウェーデンetc、世界各地に散らばる被害者たちの一部がインターネットの情報を頼りに何かに気づき、復讐のため中国の広州に集まってくる。
一方、新たな能力者を得た氷の兄弟たちは、原初の光の再来を求めて、ついに23000名の覚醒者たちを探し出し、洋上の孤島へと集結する。そして全員が一堂に会して大円陣を結ぶ。だがその結果は?
意想外の展開と結末。ソローキンが2000年から5年の歳月を費やして書き続けたこの三部作には、同時代の影が色濃く感じられる。しかし彼はともかく最後まで物語を描ききった。たとえそれがどんなに劇画調であれ、その筆力は並大抵のものではない。「氷」「ブロの道」を読んだ読者なら、このラストを読まずに済ますわけにはいかないだろう。
一方、新たな能力者を得た氷の兄弟たちは、原初の光の再来を求めて、ついに23000名の覚醒者たちを探し出し、洋上の孤島へと集結する。そして全員が一堂に会して大円陣を結ぶ。だがその結果は?
意想外の展開と結末。ソローキンが2000年から5年の歳月を費やして書き続けたこの三部作には、同時代の影が色濃く感じられる。しかし彼はともかく最後まで物語を描ききった。たとえそれがどんなに劇画調であれ、その筆力は並大抵のものではない。「氷」「ブロの道」を読んだ読者なら、このラストを読まずに済ますわけにはいかないだろう。