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古代ローマ帝国1万5000キロの旅 単行本 – 2013/2/20
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ベストセラー『古代ローマ人の24時間』に続く、ローマ帝国全土の旅を再現する待望のタイムスリップ読物。前著の翌日から3年間、人の手から手へと渡る一枚の貨幣が読者を長い旅に誘う。
- 本の長さ608ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2013/2/20
- ISBN-104309225896
- ISBN-13978-4309225890
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商品の説明
著者について
1962年、パリ生まれのイタリア人。自然科学が専門。テレビの人気サイエンス番組や教育番組の監修やキャスターを務める。科学ライターとしても活躍、前著『古代ローマ人の24時間』は大ベストセラーに。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2013/2/20)
- 発売日 : 2013/2/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 608ページ
- ISBN-10 : 4309225896
- ISBN-13 : 978-4309225890
- Amazon 売れ筋ランキング: - 626,869位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 390位古代史 (本)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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イメージ付きのレビュー
5 星
しばらくの間、ローマ時代にいられます。
古代ローマ時代が好きな人にはおススメ。ただ600ページもあるので、持ち運びには不向き。まるで聖書のような重さのこの本ですが、だからこそたっぷり楽しめるのも確か。考古学からだけではなく、著者ならではの視点で綴られた内容は、自らがその時代を歩いているような気になる。広大なローマ時代の各地を歩くのも興味が尽きない。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年4月21日に日本でレビュー済み
ローマ帝国全土の各都市、各地方の超絶面白ガイド。日常生活や風俗、習慣のディテールも興味深いが、各パートの人間模様の描写が面白く、最後まで飽きない。蛮族との戦争、戦車レースのパートはそこらの小説よりも興奮した。
2019年1月18日に日本でレビュー済み
1枚の貨幣を介した小説風の読み物ですが、非常に高い完成度です。1枚の貨幣が売買を経て様々な職業の人の間を渡り歩き、古代ローマ世界各地を巡る、という話です。ローマ最盛期のトラヤヌス帝時代末期の115年恐らくは3月にローマを出発し、帰還は117年秋、約二年半かけてローマへ戻るまでの旅です。巡る町は、下記目次の通り、前半は現英仏独北伊の西欧中核地帯。中盤ローマに戻り、その後スペイン、南仏/南伊を経てカルタゴへ向かい、北アフリカ沿いにエジプトからインドまで行きます。その後トラヤヌス占領時のイラクを経てトルコ南岸沿いにアテネ⇒ローマへと帰還します。
ロンドン/パリ/ドイツ/北イタリアで250頁、ローマが130頁、スペイン以降の各地は200頁という配分です。売上的にも古代ローマ学の蓄積でも重要地域が厚い記載となるのは無理からぬところですし、現行で600頁もの厚さがあるので、これ以上詳細にするのは難しいことは理解できますが、個人的には北西以外の帝国各地の町の風俗や地誌、旅程の描写をもう少し入れて欲しかったし、バルカン半島北部や小アジア北部なども入れて欲しかったところです。現地人の話が多いのはロンドン、ドイツの章で、他の地域については、現地社会の話が少ないのは残念でした。全編通じて貨幣の持ち運び人として多いのは、商人役人軍人ですが、それ以外にも本当に多様な人々が登場します。貨幣持ち運び人は、1章に1人以上登場するため、最低でも20人以上の人の手に渡りながら、帝国中を旅します(一時帝国外にも出ます)。
ローマ帝国時代の地誌では、前1世紀のストラボンがあるわけですが、邦訳は1500頁もあるため、とても読んでいられません。本書も600頁もあり、一気読みというわけには行かない厚さです。しかし各地域/各階層/各社会の様子がよく再現されていて、非常に読み応えがあります。文句なく、2世紀ローマ世界にトリップできました。
以下が目次と大まかな内容です。
はじめに(9)
第一章 ローマ(15) 占い師 呪詛、造幣所、
第二章 ロンドン(35) 属州総督、軍団、長城、洗濯屋、ケルト人の儀式
第三章 パリ(78) 道路、
第四章 トリーア(92) ワイン造成所、墓石と碑文
第五章 ライン川を越えて(118) ゲルマン人との国境地帯、及び戦闘
第六章 ミラノ(161) 女性の待遇、郵便、馬車、税関
第七章 レッジョ・エミリア(206) 結婚式、女性の口説き方、姦通
第八章 リミニ(227) 医療、手術
第九章 テヴェレ川(263)、ローマ市内のテヴェレ川沿いの様子
第十章 ローマ(276)下町、皇帝宮殿、穀物配給、
第11章 キルクス・マクシムス(315) 競馬場、選手の稼ぎ
第12章 オスティア(371)港湾町の様子
第13章 スペイン(392)ガデス(ガルム工場)、アストゥリア・アウグスタ近郊の金鉱山
第14章 プロヴァンス(410) 盗賊、水道橋
第15章 バイア(432) リゾート地
第16章 地中海(456) 航海の様子、
第17章 アフリカ(471) カルタゴ(歌手)、タムガディ(計画都市)、レプティス・マグナ
第18章 エジプト(495) アレキサンドリア(娼婦)、ルクソール(テーベ)、ローマ時代の観光旅行
第19章 インド(524)ムジリス、東方交易
第20章 メソポタミア(531)クウェート(カラクス)、トラヤヌス帝のメソポタミア征服、殺人の処罰
第21章 エフェソス(557) 大理石加工業、アテネ(彫像業)
第22章 ローマへの帰還(585)
ローマへの帰還はオチがついていて冒頭へと繋がる構造となっていて、物語としてうまく完結しています。戦車競争の描写は一番の盛り上がりを見せるところで、ここはまさに小説のような盛り上がりを見せます(後半トラヤヌスが自分の肖像のインドから来た貨幣を手にする場面も秀逸でした)。
『テルマエロマエ』などを読んで最盛期ローマの社会全体の様子に興味を持った方や、最盛期ローマ社会の全体像を一冊で読むには、日本語書籍としては本書が現時点ではもっとも有用なのではないかと思います。都市ローマ単体の、とある1日を描いた書籍としては、著者の前著『古代ローマの24時間』があります(115年、本書の出発直前の一日を扱っている)が、本書もローマは130頁扱われており、2世紀ローマ世界全体であれば、本書の方がお奨めです(ただし、ローマで鋳造された貨幣が各地方に運搬された件の描写等疑問点もいくつかあるため、出典があると良かった)。
難点のひとつは図版が無いことなので、これについては他著にあたる必要があります。所有している範囲では、以下の書籍はお奨めです(近年のもっと良い書籍があるだろうとは思いますが)。
写真図版としては、『 古代ローマ―人類初の世界文明』 アンナ・マリア リベラティ/ファビオ ブルボン著1997年が、属州各地の遺跡を比較的まんべんなく扱っていてお奨めです。こまごまとした日常用品や建築物の解説は『 古代ローマ (ニュートンムック―古代遺跡シリーズ) 』(アンソニー・ブリアリー著1996年)がお奨めです。写真はありませんが、全編カラーのイラストです。
二つ目の難点は、出典が無いことです。研究者が書いた出典入り著作としては、古代ローマの旅については、本書でも頻繁に言及されている学術的書籍であるライオネル・カッソン教授の『 古代の旅の物語 』、2世紀の庶民については『 古代ローマの庶民たち』 がお奨めです。
このようにある特定の時期の広域かつ上下社会の全体像を描く書籍は、他の地域・時代(漢王朝やビザンツ世界、アッバース朝等各々の最盛期とか)でもあって欲しいものです。4世紀末のローマ世界についてもこうした書籍があると嬉しいです。
ロンドン/パリ/ドイツ/北イタリアで250頁、ローマが130頁、スペイン以降の各地は200頁という配分です。売上的にも古代ローマ学の蓄積でも重要地域が厚い記載となるのは無理からぬところですし、現行で600頁もの厚さがあるので、これ以上詳細にするのは難しいことは理解できますが、個人的には北西以外の帝国各地の町の風俗や地誌、旅程の描写をもう少し入れて欲しかったし、バルカン半島北部や小アジア北部なども入れて欲しかったところです。現地人の話が多いのはロンドン、ドイツの章で、他の地域については、現地社会の話が少ないのは残念でした。全編通じて貨幣の持ち運び人として多いのは、商人役人軍人ですが、それ以外にも本当に多様な人々が登場します。貨幣持ち運び人は、1章に1人以上登場するため、最低でも20人以上の人の手に渡りながら、帝国中を旅します(一時帝国外にも出ます)。
ローマ帝国時代の地誌では、前1世紀のストラボンがあるわけですが、邦訳は1500頁もあるため、とても読んでいられません。本書も600頁もあり、一気読みというわけには行かない厚さです。しかし各地域/各階層/各社会の様子がよく再現されていて、非常に読み応えがあります。文句なく、2世紀ローマ世界にトリップできました。
以下が目次と大まかな内容です。
はじめに(9)
第一章 ローマ(15) 占い師 呪詛、造幣所、
第二章 ロンドン(35) 属州総督、軍団、長城、洗濯屋、ケルト人の儀式
第三章 パリ(78) 道路、
第四章 トリーア(92) ワイン造成所、墓石と碑文
第五章 ライン川を越えて(118) ゲルマン人との国境地帯、及び戦闘
第六章 ミラノ(161) 女性の待遇、郵便、馬車、税関
第七章 レッジョ・エミリア(206) 結婚式、女性の口説き方、姦通
第八章 リミニ(227) 医療、手術
第九章 テヴェレ川(263)、ローマ市内のテヴェレ川沿いの様子
第十章 ローマ(276)下町、皇帝宮殿、穀物配給、
第11章 キルクス・マクシムス(315) 競馬場、選手の稼ぎ
第12章 オスティア(371)港湾町の様子
第13章 スペイン(392)ガデス(ガルム工場)、アストゥリア・アウグスタ近郊の金鉱山
第14章 プロヴァンス(410) 盗賊、水道橋
第15章 バイア(432) リゾート地
第16章 地中海(456) 航海の様子、
第17章 アフリカ(471) カルタゴ(歌手)、タムガディ(計画都市)、レプティス・マグナ
第18章 エジプト(495) アレキサンドリア(娼婦)、ルクソール(テーベ)、ローマ時代の観光旅行
第19章 インド(524)ムジリス、東方交易
第20章 メソポタミア(531)クウェート(カラクス)、トラヤヌス帝のメソポタミア征服、殺人の処罰
第21章 エフェソス(557) 大理石加工業、アテネ(彫像業)
第22章 ローマへの帰還(585)
ローマへの帰還はオチがついていて冒頭へと繋がる構造となっていて、物語としてうまく完結しています。戦車競争の描写は一番の盛り上がりを見せるところで、ここはまさに小説のような盛り上がりを見せます(後半トラヤヌスが自分の肖像のインドから来た貨幣を手にする場面も秀逸でした)。
『テルマエロマエ』などを読んで最盛期ローマの社会全体の様子に興味を持った方や、最盛期ローマ社会の全体像を一冊で読むには、日本語書籍としては本書が現時点ではもっとも有用なのではないかと思います。都市ローマ単体の、とある1日を描いた書籍としては、著者の前著『古代ローマの24時間』があります(115年、本書の出発直前の一日を扱っている)が、本書もローマは130頁扱われており、2世紀ローマ世界全体であれば、本書の方がお奨めです(ただし、ローマで鋳造された貨幣が各地方に運搬された件の描写等疑問点もいくつかあるため、出典があると良かった)。
難点のひとつは図版が無いことなので、これについては他著にあたる必要があります。所有している範囲では、以下の書籍はお奨めです(近年のもっと良い書籍があるだろうとは思いますが)。
写真図版としては、『 古代ローマ―人類初の世界文明』 アンナ・マリア リベラティ/ファビオ ブルボン著1997年が、属州各地の遺跡を比較的まんべんなく扱っていてお奨めです。こまごまとした日常用品や建築物の解説は『 古代ローマ (ニュートンムック―古代遺跡シリーズ) 』(アンソニー・ブリアリー著1996年)がお奨めです。写真はありませんが、全編カラーのイラストです。
二つ目の難点は、出典が無いことです。研究者が書いた出典入り著作としては、古代ローマの旅については、本書でも頻繁に言及されている学術的書籍であるライオネル・カッソン教授の『 古代の旅の物語 』、2世紀の庶民については『 古代ローマの庶民たち』 がお奨めです。
このようにある特定の時期の広域かつ上下社会の全体像を描く書籍は、他の地域・時代(漢王朝やビザンツ世界、アッバース朝等各々の最盛期とか)でもあって欲しいものです。4世紀末のローマ世界についてもこうした書籍があると嬉しいです。
2013年7月1日に日本でレビュー済み
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前作「古代ローマ人の24時間」から、帝国周辺地域にまで視野が広がり、そこから帝国の民族・宗教政策やエネルギー・食糧事情などを俯瞰することができ、大変面白かった。
2013年4月16日に日本でレビュー済み
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届いた本の第一章を開いて、ショックを受けた。やられた、という感じである。Anna Perennaの泉の出土品は、テルメ博物館に展示されていることを知っている人がどれほどいるやら。かくいう私も2年前まで知らなかったのだが。
調査の父親譲りの豊富な知識とジャーナリスティックな感性が、この本でも十二分に発揮されていて、学者先生の無味乾燥な叙述などその足下にも及ばず、才能とはげにおそろしいものだ。その上、今回の鍵となるのが「貨幣」である。このセンスも抜群だ。
思うに、庶民の日常生活に根ざしたまなざしのあるなしが、彼と学者先生を分けているように感じる。とはいえ、帝国発行の貨幣が属州庶民の日常通貨だったかどうか、ローマで打刻された銀貨がはるばるブリタンニアまで運ばれたという筋書きなどは、私には疑問であるが。
この本で触発された読者諸氏は、ぜひ「密偵ファルコ・シリーズ」(光文社シリーズ)に進んで、内容を比較してほしい。あれはあれで面白いが、しょせんイギリス人とイタリア人では知的蓄積がどれほど違うか、畏怖すべし、だ。
調査の父親譲りの豊富な知識とジャーナリスティックな感性が、この本でも十二分に発揮されていて、学者先生の無味乾燥な叙述などその足下にも及ばず、才能とはげにおそろしいものだ。その上、今回の鍵となるのが「貨幣」である。このセンスも抜群だ。
思うに、庶民の日常生活に根ざしたまなざしのあるなしが、彼と学者先生を分けているように感じる。とはいえ、帝国発行の貨幣が属州庶民の日常通貨だったかどうか、ローマで打刻された銀貨がはるばるブリタンニアまで運ばれたという筋書きなどは、私には疑問であるが。
この本で触発された読者諸氏は、ぜひ「密偵ファルコ・シリーズ」(光文社シリーズ)に進んで、内容を比較してほしい。あれはあれで面白いが、しょせんイギリス人とイタリア人では知的蓄積がどれほど違うか、畏怖すべし、だ。
2014年4月11日に日本でレビュー済み
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翻訳された、佐瀬奈緒美さんと関口英子さんの「ローマへの熱い想い」が伝わってきました。
2014年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容が平易で読みやすかった。その土地の暮らしや風習のようなものが描かれていれば、もっと良かったと思う。
2013年6月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古代ローマに発行された硬貨とともに、広大な領土を様々な人と旅するこの本は小説のようでもあり、所々に挿入された史実は綿密で学術書のようでもあり、読んでいて飽きることなく引き込まれました。
2016年1月10日に日本でレビュー済み
古代ローマ時代が好きな人にはおススメ。
ただ600ページもあるので、持ち運びには不向き。まるで聖書のような重さのこの本ですが、だからこそたっぷり楽しめるのも確か。
考古学からだけではなく、著者ならではの視点で綴られた内容は、自らがその時代を歩いているような気になる。
広大なローマ時代の各地を歩くのも興味が尽きない。
ただ600ページもあるので、持ち運びには不向き。まるで聖書のような重さのこの本ですが、だからこそたっぷり楽しめるのも確か。
考古学からだけではなく、著者ならではの視点で綴られた内容は、自らがその時代を歩いているような気になる。
広大なローマ時代の各地を歩くのも興味が尽きない。
古代ローマ時代が好きな人にはおススメ。
ただ600ページもあるので、持ち運びには不向き。まるで聖書のような重さのこの本ですが、だからこそたっぷり楽しめるのも確か。
考古学からだけではなく、著者ならではの視点で綴られた内容は、自らがその時代を歩いているような気になる。
広大なローマ時代の各地を歩くのも興味が尽きない。
ただ600ページもあるので、持ち運びには不向き。まるで聖書のような重さのこの本ですが、だからこそたっぷり楽しめるのも確か。
考古学からだけではなく、著者ならではの視点で綴られた内容は、自らがその時代を歩いているような気になる。
広大なローマ時代の各地を歩くのも興味が尽きない。
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