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暴力の哲学 (シリーズ・道徳の系譜) 単行本 – 2004/5/21

4.0 5つ星のうち4.0 28個の評価

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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

「暴力はいけません」? 人はなぜ暴力を嫌悪しながら、暴力に魅せられるのか。この時代の危機とあらゆる暴力論を検証しつつ「反暴力」を構想する。「自由論」の著者による繊細にして苛烈な力篇。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社 (2004/5/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/5/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 239ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4309243088
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4309243085
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 28個の評価

著者について

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酒井 隆史
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
暴力反対!一見、良い言葉に見えるが、権力やマジョリティの暴力は容認される一方、海外国籍者、性的マイノリティ、障害者、女性、弱者男性及びオタクなどのマイノリティの暴力は過剰に叩かれる。暴力反対論は時にマイノリティの告発、直接行動を暴力として叩く正当化の根拠にもなる。
本書はその問題点をキング牧師、マルコムXなどの事例を用いて指摘している。
近年の日本では、マイノリティ特に在日コリアン、オタク、弱者男性などが正義の名の元に叩かれている。これは正義の暴走に見えるが、実態はそこそこ恵まれたマジョリティらの不安であり弱者いじめなどである。
一方で、在日コリアンのカウンター、オタクや弱者男性のツイッターでの反撃は正義の暴走として冷笑される。
私は正義のために、ネトウヨ、ツイフェミと戦う。本書はその理論的根拠のための本である。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年7月10日に日本でレビュー済み
きわめて真摯な暴力論。まずはその真摯さを評価したい。
次に、本書の語り口そのものを高く評価したい。
暴力論の難しさは、どのような材料をもとに、どのような思考枠組みで
どのような文体によって書くかだ、と 常々思ってきた。
誰もが 暴力について考えている。
誰も 暴力は問題じゃないなんて思ってはいない。
しかし、どういう言葉で それを問題にするか 分からないのだ。
何をどう考えればよいのか 分からないのだ。
本書の立論やスタイルに賛否両論はあろう。しかし
そうした語り口の創出に 本書は たしかに成功している。
(「創出」はやや過大評価か?旧左翼の語り口の刷新、と言うべきか)
これは、なかなか できそうでできないことだ。
本書はつまり、暴力論のそうした面での 良質の参考書である。
問題視したいのは、ほとんど確信犯的な 宗教性の無視。
 ―たとえば、次の各頁を参照。
  34, 44, 64, 151, 179, 197, 209-10
ガンディーとキングをこれだけ引き合いに出しておいて、
両者の宗教家としての生き様をすっかり無視するのは、やはり不誠実。
この無視が意図的なのは明らかだが、
そこにどれだけ深い思索がこめられているのか 不明だ。
筆者の宗教論はいつか書かれねばなるまい。
31人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年9月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
良かった
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年10月22日に日本でレビュー済み
どんな理由であれ、暴力は一切許されない。
体罰やハラスメントに関するコメントで時々見かけるものだが、わたしは暴力は表現の一手段と考えているので、それを肯定も否定もしない。
と言いつつ、そもそも暴力って何?などとも考えていたので、書名だけ見て本書を購入。

てなわけで、どちらかと言うと、殴る/蹴る系の生身・心に関する個人の暴力に興味があったのだけど、本書は比較的、政治・国家方面のお話が中心で、専門/学術/業界用語も頻繁に出てくるので、少々読みづらいところがあった。

論としてどうかというのはよくわからないけれど、暴力というより、力とか活動とかという言葉に置き換えて読むとわかりやすいように思う。
あちらの力を無力化してこちらに取り込み、こちらの力を正当化していく。
力を否定することが結果としてもう一方の力に加担することになる。

本書の中で『バトル・ロワイアル』『仁義なき戦い』を引き合いに出して書かれているところがあり、こういったのを中心にお話が進むとシロウトにわかりやすい読み物になったと思うけど、そもそものターゲットはそこにはないんでしょうから、しょうがないか。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年7月11日に日本でレビュー済み
~「暴力はいけません」と言いながら「だから暴力には暴力を」と、より大きな暴力の配備を正当化している(序文より)。ここには私達が社会や日常に対して日々漠然と感じている違和感が集約されている。グローバリズムに踊らされ、慢性的不感症に陥っている知識人が多い中で、この違和感に対して真剣に取り組む酒井氏の姿勢は非常に素晴らしいと思う。
~~
この本は「暴力」から、「非暴力」「反暴力」についてその意味を探り、さらには現代世界を覆っている体制下での「自由」の可能性を探っている。「自由」については誰もが“敢えて”考えないようにしているように映るのは私だけだろうか。資本主義の否応なしの勝利宣言。この本に「自由」に対しての答えは出ていない、或は、答えを出すことに酒井氏がまだため~~らっている印象を受ける。これは勝手な推測だが、そこに答えなどなく、もはや手遅れなのかもしれないから。
~~
権力がどのような場において、いかに作動しているのか―この問いそれ自体は新しくも何ともないが、今それを問うことは、フーコーが生きた時代のそれとは異なる次元で重要な意味を持つ。ヒップホップを聴く感覚でこの本を読んでほしいと思う(わかりにくい比喩をお許しを)。久しぶりにエキサイティングな本に出会えた。~
31人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年7月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
あとがきによれば「戦闘的知性を育てるハードトレーニング」だそうだが、こういう欺瞞が薄ら寒い。もはや時代とズレすぎて無価値どころか有害だと感じる。やはり日本の大学は左翼知識人のぬるま湯でしかない。騙されるな。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年8月19日に日本でレビュー済み
 マクロな暴力を誠実に考察している良書である。とりわけ前半部分が刺激的であった。社会的不公正やマイノリティに抗する暴力の可能性が問われているのだ。凡庸な私は構造的な暴力に対しては暴力もありかなあと考えてしまうが、この暴力に対しても酒井氏は否定的である。後半部分は正直いってよくわからなかった。ただ、酒井氏は一貫して暴力の発動を拒否している。私見だが、酒井氏は暴力を抽象的(あるいは文学的に)に感じ、考えているのではないか?「暴力」を主題にするには酒井氏自身があまりにきれいすぎる気がした。酒井氏が今後、どういうスタンスで暴力に接するか興味深く見守っていきたい。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2022年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読解力の不足もあるのだと思うが、いまいちまとまりがなく何を言いたいのかよくわかりませんでした。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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