反グローバリゼーションを追ったドキュメンタリー的に読めば、非常によい本である。
専門書のつもりで手に取ったのだが、Zapatistaの蜂起の下りなんかは、単純に冒険ものの小説か何かを読むような気分で読んでしまいました。
しかし、他のレビュアーさんのおっしゃるとおり、訳が稚拙で、意味不明なところもしばしば。
反グローバリゼーションについての理解のために、合わせて『アンチ資本主義宣言』とか『世界社会フォーラム―帝国への挑戦』とかを読むといいのではにあかと思いました。
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ひとつのNo!たくさんのYES! 反グロバリゼーション最前線 単行本 – 2005/2/11
ポール・キングスノース
(著),
近藤 真理子
(翻訳)
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2005/2/11
- ISBN-104309243304
- ISBN-13978-4309243306
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2005/2/11)
- 発売日 : 2005/2/11
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 256ページ
- ISBN-10 : 4309243304
- ISBN-13 : 978-4309243306
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,670,769位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2008年10月13日に日本でレビュー済み
2005年3月30日に日本でレビュー済み
反グローバリゼイションについて知るにはとても良い本です。著者が、様々なところに旅をして、色々なものを見聞する過程を、読者が追体験することで、最終的に世界全体についての大きな認識枠組みができ上がるように工夫されて作られています。穏やかなユーモアを交えて紹介されているエピソードは魅力的なものばかり。西パブアでの闘争の話なんかは本当に泣けてきます。文章はわかりやすく、でも問題を単純化しているわけでもなく。変な中立性などを装わず、運動に対する自分のコミットメントをはっきりと示していながら、でも批判も忘れない著者の姿勢にもとても共感がもてます。
ただ、それにしても、翻訳は悲惨です。意味が全く通じない箇所、日本語として破綻している箇所は数知れず。訳注も全くありません(そのために意味が通じないところも幾つか。「満州の消費者」って何?)。みんな知っているだろうと思って注をつけていないわけではなく、どうみても、訳者も編集者も理解していないけど、「ま、いいや、そのまま訳しちゃえ」って感じ。あとがきもお粗末。さらには全訳ではありません(原書の2章分をカット)。何だか、とても雑に日本語版を作ったような印象を受けてしまいます。良い本だけになおさら残念。語学力のある人は、原書を読んだ方がよいでしょう。増刷されていたときには、少しはましになっていますように。
ただ、それにしても、翻訳は悲惨です。意味が全く通じない箇所、日本語として破綻している箇所は数知れず。訳注も全くありません(そのために意味が通じないところも幾つか。「満州の消費者」って何?)。みんな知っているだろうと思って注をつけていないわけではなく、どうみても、訳者も編集者も理解していないけど、「ま、いいや、そのまま訳しちゃえ」って感じ。あとがきもお粗末。さらには全訳ではありません(原書の2章分をカット)。何だか、とても雑に日本語版を作ったような印象を受けてしまいます。良い本だけになおさら残念。語学力のある人は、原書を読んだ方がよいでしょう。増刷されていたときには、少しはましになっていますように。