作家であり心理学者である堀田あけみさんが、自閉症児を含む3人の子の母として書かれた本です。
とても読みやすく障害児を育てることの大変さと楽しさが伝わってきます。
「そうそう、私と同じだ。私だけじゃないんだな。」と何度も感じながら読みました。
子育ては大変。でも大変以上の「楽しい」と「幸せ」を感じながら子育てをしていくのは障害があってもなくても一緒なのだと思います。
障害児の親ばかりでなく健常児の親や教職員にも読んでもらいたい本です。
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発達障害だって大丈夫: 自閉症の子を育てる幸せ 単行本 – 2007/1/1
堀田 あけみ
(著)
- 本の長さ317ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2007/1/1
- ISBN-104309244084
- ISBN-13978-4309244082
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登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2007/1/1)
- 発売日 : 2007/1/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 317ページ
- ISBN-10 : 4309244084
- ISBN-13 : 978-4309244082
- Amazon 売れ筋ランキング: - 851,522位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,006位障害児教育
- - 20,318位教育学一般関連書籍
- - 126,656位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
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2007年3月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2014年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レビューがよかったので購入しましたが、イマイチ…
我が家は貧乏なのでとか書いてありますが、作家で貧乏とか信憑性がないし、
私のほうが主人より安定した高い収入があるとか書いてあるし、
そういうことじゃなく、もっと実際にどういう壁があってどういうふうに乗り越えてきたか、
そういう体験談は、あまり載っていませんでした。
メンタル的な心構えは多少参考になりました。
我が家は貧乏なのでとか書いてありますが、作家で貧乏とか信憑性がないし、
私のほうが主人より安定した高い収入があるとか書いてあるし、
そういうことじゃなく、もっと実際にどういう壁があってどういうふうに乗り越えてきたか、
そういう体験談は、あまり載っていませんでした。
メンタル的な心構えは多少参考になりました。
2008年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正直なところ、他のレビュアーの方ほどには共感できなかった。
子供を愛していることは伝わってくるのだが、子どもの運の強さという曖昧なものでうまくいったという話が少なくなく、それを読んで「これならウチも大丈夫だ!」と著書のタイトル通りの気持ちを持ち得ないところが原因だと思う。また、子どもと異なり、夫は自分で選んだんでしょう? と言いたくなる部分が結構あり、それをわざわざ書いた意図がわからない、というのもある。
この他、著者のファンの方が読む分には気にならないのだろうが、単なる発達障害児の親が参考に読もうとすると、直截な感情表現、口語的過ぎる言い回し、名古屋弁が透ける会話にも違和感を感じるのではないか、と思われる。
子供を愛していることは伝わってくるのだが、子どもの運の強さという曖昧なものでうまくいったという話が少なくなく、それを読んで「これならウチも大丈夫だ!」と著書のタイトル通りの気持ちを持ち得ないところが原因だと思う。また、子どもと異なり、夫は自分で選んだんでしょう? と言いたくなる部分が結構あり、それをわざわざ書いた意図がわからない、というのもある。
この他、著者のファンの方が読む分には気にならないのだろうが、単なる発達障害児の親が参考に読もうとすると、直截な感情表現、口語的過ぎる言い回し、名古屋弁が透ける会話にも違和感を感じるのではないか、と思われる。
2014年8月4日に日本でレビュー済み
ちょっと荒い書きっぷりにはオタオタしてしまうが、障がい児を産んだ親の余計な心配妄想を吹き払う台風のような効果を狙っていたのかと思うことにする。
また、このような書き方でないと痛快な返しも引き出されず、効果あるパンチにはならなかっただろう。
「うちは三人子どもいるけれ、だれもカイちゃんのようなバカでかわいそうな障がい児はいないから、あなたは親切にしてあげなさいよ」
「カイちゃんはバカだからサンタさんは何もくれないよね」
などなど、親が親なら子も子だという真理の言葉は本書のような文体でないと引き出せないということは分かった。
わたしが目が悪くてサングラスをして歩いていると、通りがかりの子どもがお母さんに
「このおじさんサングラスしているから悪い人だね」
お母さんはたしなめることもしない。わたしもあけみちゃんのように、お母さんの前でこのクソガキを殴ってやろうかと思った。
山形新幹線という安上がりな工法で作られた新幹線に乗っていると、向かいに坐っている子どもがやはりお母さんに
「ねえ、山形はついこの間まで新幹線も走らない遅れた地だったんだよね」
ハキハキという。こういうムナクソの悪い子どもほど勉強できたりするんだよなあ。
子どもの扱い方のわからない名古屋市の病院はいったいどこかと気になってしまい最後まで引っ張られた。
けれど、だれかが本書の要点をA4の紙にチョコチョコっとメモって回覧してくれればたぶん間に合うかもしれない。
もちろんあけみちゃんのファンならぜひ本書は読むべきだ。
旦那が有名写真家であることや自分が大学教員であることなど全然、嫌味になく描写されている。それも、この文体に因るからだろう。
また、このような書き方でないと痛快な返しも引き出されず、効果あるパンチにはならなかっただろう。
「うちは三人子どもいるけれ、だれもカイちゃんのようなバカでかわいそうな障がい児はいないから、あなたは親切にしてあげなさいよ」
「カイちゃんはバカだからサンタさんは何もくれないよね」
などなど、親が親なら子も子だという真理の言葉は本書のような文体でないと引き出せないということは分かった。
わたしが目が悪くてサングラスをして歩いていると、通りがかりの子どもがお母さんに
「このおじさんサングラスしているから悪い人だね」
お母さんはたしなめることもしない。わたしもあけみちゃんのように、お母さんの前でこのクソガキを殴ってやろうかと思った。
山形新幹線という安上がりな工法で作られた新幹線に乗っていると、向かいに坐っている子どもがやはりお母さんに
「ねえ、山形はついこの間まで新幹線も走らない遅れた地だったんだよね」
ハキハキという。こういうムナクソの悪い子どもほど勉強できたりするんだよなあ。
子どもの扱い方のわからない名古屋市の病院はいったいどこかと気になってしまい最後まで引っ張られた。
けれど、だれかが本書の要点をA4の紙にチョコチョコっとメモって回覧してくれればたぶん間に合うかもしれない。
もちろんあけみちゃんのファンならぜひ本書は読むべきだ。
旦那が有名写真家であることや自分が大学教員であることなど全然、嫌味になく描写されている。それも、この文体に因るからだろう。
2007年2月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
親の立場から、心理学者の立場から、リアルな障がい児との生活を通した気持ちや心構えが書かれています。診断を受けたばかりの方やもしかしたら・・・と思っているお母さんに読んで欲しい1冊です。私は、子供が自閉症の診断を受けてから1年ですが、この本をよんで、子供に接するときの自分のあり方を再認識しました。障がいのある子に対しても、その兄妹たちに対してもやさしくなれる本だと思います。
2019年6月5日に日本でレビュー済み
この親御さんの育て方、経験ですので万人が共感するものではないとわかってはいますが、「愛すべき障がい児」である息子さん(他害がなく、基本笑顔)社交的で友達付き合いもうまい作者。我が家は貧乏と言う割にはお受験系幼稚園に通わせる。
本人も作家で講師。名古屋の大体あの辺りか、とある程度土地勘があればわかるところにお住まいのようですが、はっきりいってハイソなエリアです。狭い分譲マンションとやらも庶民からすると驚く価格だったことでしょう。
なんだか、いちいちモヤっとする1冊でした。
結局周囲の助けがないと(愛されないと)ダメにつきます。
もちろんそれさえあれば、困難は格段に減るでしょう。できるものなら愛され系になりたい。
だが、人間なかなかうまくいかない。うまく対人関係が築けない。そう言う人にとってはやはり生き辛いと言うことが突きつけられたように感じました。
あとかなり口汚い箇所もあります(残念ながらユーモアに取れなかった)
本人も作家で講師。名古屋の大体あの辺りか、とある程度土地勘があればわかるところにお住まいのようですが、はっきりいってハイソなエリアです。狭い分譲マンションとやらも庶民からすると驚く価格だったことでしょう。
なんだか、いちいちモヤっとする1冊でした。
結局周囲の助けがないと(愛されないと)ダメにつきます。
もちろんそれさえあれば、困難は格段に減るでしょう。できるものなら愛され系になりたい。
だが、人間なかなかうまくいかない。うまく対人関係が築けない。そう言う人にとってはやはり生き辛いと言うことが突きつけられたように感じました。
あとかなり口汚い箇所もあります(残念ながらユーモアに取れなかった)
2007年3月14日に日本でレビュー済み
手に取る人によって様々な思いや気づきが与えられる一冊です。子育てに悩んでいる人たちには笑いと励ましと共感が、プロとして子供に関わる人たちには反省や問題解決の糸口や「これからはこうしようか」という方向性が、そして多くの人々には子供たちについての理解や知識が、それぞれたっぷりと与えられます。そして何より、すべての人々に、「人を愛する」とは何かについて考えさせてくれます。というのは、私は作者の言葉から、彼女が息子を心から愛しつつも、息子は自らにとっての「他者」であることをはっきりと自覚していることを感じたからです。自分の子供であっても、決して自分自身の延長ではなく、自分を肩代わりしたり補完してくれる存在でもなく、明確な他者である。そしてその他者を心から慈しみ愛する、これは親子のみならず、人を愛することの「ほんとう」ではないか、私はそのことが一番心に残りました。表題にとらわれることなく、どなたでも手に取っていただきたい一冊です。
2007年1月29日に日本でレビュー済み
私にも発達障害を持つ小学1年生の息子がいます。作者の堀田さんと意気投合できるんじゃないか(失礼ながらも…)と思えるほど“同感だ!”と思えることが多く、一気に読みました。今同じ悩みを持つお母さんやそのご家族、そして子どもの「障がい」を受容しようとしているお母さんたちに是非読んで欲しい1冊です。