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低線量被曝のモラル 単行本 – 2012/2/21

3.7 5つ星のうち3.7 7個の評価

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"低線量被曝"の「安全」をめぐって大討論&論考!

放射線医学、物理学、哲学、倫理学、情報学などさまざまな領域から、"低線量被曝"のもたらす広大な問題をどう捉えるか考察する。

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商品の説明

出版社からのコメント

2011年に行われ、話題となった東京大学緊急討論会「震災・原発そして倫理」。

本書は、その参加メンバーである一ノ瀬正樹(哲学)、伊東乾(作曲・指揮)、影浦峡(情報媒体論・言語メディア論)、島薗進(宗教学)、中川恵一(放射線医学)が"低線量被曝"をめぐる論考を新たに書き下ろし、それに東京大学アイソトープ総合センター長の児玉龍彦(内科学・分子生物学)の論考を加え+緊急討論会での討論と新たな討論、併せて2本を収録した。

「安全」側、中川恵一氏と「慎重」側、児玉龍彦氏。異なる立場に立つ専門家二人をはじめ、自然科学から人文社会科学まで気鋭の学者たちが、広大な"低線量被曝"の問題を幅広く捉えた1冊!

著者について

一ノ瀬正樹 1957年生まれ。専攻、哲学。東京大学大学院人文社会系研究科教授。『死の所有』『確立と曖昧性の哲学』など。
伊東乾 1965年生まれ。作曲家・指揮者。東京大学大学院情報学環准教授。『さよなら、サイレント・ネイビー』『指揮者の仕事術』など。
影浦峡 1964年生まれ。専攻、情報媒体論、言語メディア論。東京大学大学院教育学研究科教授。『子どもと話す言葉ってなに?』『3.11後の放射能「安全」報道を読み解く』など。
児玉龍彦 1953年生まれ。専攻、内科学、分子生物学。東京大学先端科学技術研究センター教授、東京大学アイソトープ総合センター長。『逆システム学』(共著)『内部被曝の真実』など。
島薗進 1948年生まれ。専攻、宗教学。東京大学大学院文学部教授。『いのちの始まりの生命倫理』『国家神道と日本人』など。
中川恵一 1960年生まれ。専攻、放射線医学。東京大学医学部附属病院放射線科准教授、緩和ケア診療部部長(兼任)。『がんの練習帳』『放射線のひみつ』など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社 (2012/2/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2012/2/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 351ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4309245781
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4309245782
  • カスタマーレビュー:
    3.7 5つ星のうち3.7 7個の評価

著者について

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島薗 進
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上位レビュー、対象国: 日本

2012年4月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 中川恵一氏の論考は「被ばくと発がんの真実」とか「放射線のひみつ」そのままの内容です。放射線防護委員会の基準に忠実で論旨が明快、わかりやすい内容でした。
 100ミリシーベルト以下のいわゆる低線量被曝ですが、ここではリスク評価とリスク管理という言葉で説明し直しています。100ミリシーベルト以上を実際にリスクがわかっている「リスク評価」の領域、それ以下を「リスク管理」の領域という風にです。
 非専門家の自分の感想ですが、リスク評価といわれる疫学データが科学的という場合、普通に科学的な証明として考えられている意味と同等に見なせるかという問題があります。(疫学データとか確率的現象と、因果関係とのあいだの問題について伊東乾氏と一ノ瀬正樹氏がそれぞれ論考を本書に寄せています)。また、疫学データ上見えない領域は、疫学データの性質上必ず発生するはずなので、その領域を文字通り「データがゼロ」と考えて良いのかどうかということもあります。(中川氏の立場は結果的にそのようになってしまっています)。
 また、がんのリスクについて放射線のリスクを高く見積もりすぎることは、
却って健康被害を助長する可能性があるという意見なのですが、
これは見かけほど自明でもなく、実際上も簡単な問題では無いような気がしました。
ひとつには、あるリスクを評価するのに別のよりひどいリスクを持ってきて比較するということなので、
言ってみれば絶対的な評価基準を捨てて相対的な基準で相対評価をすることになり、
悪くすると単なるモラルハザードを引き起こします。
実際上の問題を考えてみても、避難をするか住み続けるか、除染をするか、
などなどの場合にリスクのトレードオフを判断するのは結局はある種の「主観」になるだろうと思います。
 ただ、発がん率の規模はいずれにしても疫学データから大きく外れるとは考えにくく、広島の平均寿命が高くなった例などから考えても後の健康管理の方が重要ということはそのとおりだと思います。

 児玉龍彦氏の論考は「内部被曝の真実」よりもずっと論旨が明確でした。
中川氏の論考との比較でよくわかるのは、もともとのアプローチの違いが発想の違いに現れているということです。
自分の印象だけですが、児玉氏はそもそも疫学データを過度に重要視せず、
発がんのメカニズムという意味での因果関係に興味があるのだと思います。
ですから、仮に疫学データ上は何も有意なものがなくても、発がんメカニズムで証拠が得られれば、
それが医学的な「因果関係」になるということではないでしょうか。
 これと同じことが密封線源としての放射性物質と事故による放射能汚染という問題の言及にも反映していて、
平均値と確率の問題としてとる中川氏が避難や除染や住み続けることをトレードオフと見なすのに対して、
児玉氏の興味が濃度が斑になった放射性物質という問題に向かうことにつながっているようです。
 疫学データの取扱いについては、討論でも論考でも児玉氏の指摘は色々興味深いものがありました。
例えば癌発生率の調査は全数調査でないと十分なデータが得られない場合があるとか、
数十年規模のデータは対象者が自然に減っていくデータであるので信頼性が無い場合もある、
統計データで得られたものと予測としてデータを使うことは別である、など。
このあたりは疫学とか統計に疎いので自分には難解ですが、
慎重さが必要であるということはおぼろげながらわかったような気がします。
 遺伝子レベル・分子レベルでの放射線被害特有の現象の解明について、
最近の発見なども紹介されていましたが、早く解明されればよいなと思いました。
「真の因果関係」がわかるようになれば被害の規模がどの程度であるかなど気にしなくてもよくなります。

 一ノ瀬氏と伊東氏はそれぞれ哲学と物理学という違うアプローチながら、
確率というものが因果関係でとらえられているということを解き明かしています。
 これは差し当たっては放射線の被ばくと健康被害という文脈ですが、
こういう観点は原子炉工学での確率論的安全評価でもあてはまるのかもとふと思いましたがどうなのでしょうか。
35人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年6月30日に日本でレビュー済み
東京電力福島第一原発の事故が、東京大学工学部の人脈を中心とする原子力ムラの面々によって直接あるいは間接に引き起こされた事実が世の中に広く知られてしまい、東大の「権威」は著しく失墜してしまった。本書は、これに危機感を抱いた、東大教授たち(主に文科系)によるシンポジウム(2011年7月8日開催)をまとめたものである。シンポジウムに参加し、本書の共著者でもある東大教授たちは、自分たちは「良識派」であり、東大工学部とは違うとのアリバイ作りを狙ったようだが、本書を素直に読めば、全員が「同じ穴のムジナ」であることがバレバレである。

低線量被曝の問題は、不確かさが残る低線量被曝を科学的にどう捉えるかの問題であると同時に、筆舌に尽くしがたい苦難を味わっている避難住民や、広域にばらまかれた放射能に怯える人々にどのようにどう的確なアドバイスをするかの問題である。ところが、本書はまずタイトルにあるように、低線量被曝を「モラル」の問題として捉え、また、哲学者、作曲家、メディア研究者、宗教学者など、見当違いのメンバー(医学者はシンポジウムに1人、誌上参加で1人参加)で問題を議論している。健康問題とは全く無関係な、「シュレーディンガーの不確定性原理」まで延々と解説しているのには、呆れてしまった。

現在の放射線防護の「国際基準」を定めている国際放射線防護委員会ICRPや国際原子力機関IAEAが原子力推進のための組織であり、広島・長崎原爆被爆者の疫学データから、原子力推進に不都合な内部被曝を除外して基準値を作ったことは、良く知られている。また、原子力推進派は、チェルノブイリ事故による健康被害を過小評価し、「福島事故による健康被害は心配ない」と主張していることも周知の通りである。ところが、本シンポジウムの参加者は、ICRP基準を「人類の財産」などと金科玉条の如く扱い、その本質には一切触れていない。その他にも、「本質的議論を避ける」「枝葉末節の議論でごまかす」「自分の専門でもないのにいかにも専門家らしく解説する」「コケおどしの衒学的な言葉をちりばめて偉ぶる」などは、各著者に共通し、まさに「東大話法」(安冨歩氏)応用編である。

本書を、原発事故の避難住民や放射能に怯える若い母親が読めばどう感じるだろうか。あまりに見当違いで自己中心的内容に、あきれ果てるか怒り出すかであろう。また、本書の「東大教授」たちに税金が使われることに抗議したいとさえ考えるのではないだろうか。
22人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年6月29日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
低線量被曝やメルトダウンを生きなければならない状況で、語りかけではなく、討議を聞きたい。本当かどうかを自分で考えたい。
そういう要望に応えてくれる。正解があると思わず、確からしさを自分で確かめたいときに非常に良かった。
こうした対立軸や矛盾点を、もっと明らかにする本や東京大学緊急討論会の次弾を期待したい。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年9月23日に日本でレビュー済み
御用学者の巣窟とバカにされた東大ですが、そうでもないよと言う本です。
同じ東大の人文系の学者が討論しあい、中川恵一がぐうの音も出ない。

討論の中から、政府や安全ばかり連呼した人たちのおかしさを徹底的にあぶりだしていきます。
究めつけは、児玉さんのカリウムとセシウムは全く違うのに同じだと言いふらす人たちに対する批判。

放射線医学者の中で「プルトニウムは飲んでも大丈夫」と言う人はほとんどいない。
言っているのは、工学部の人ばかり、原子力村の構図が見える。

去年の7月に行われた東大での討論会、その後9月に児玉さんを交えての討論会。

京大ばかりでなく、東大にもまともな人はいますよということです。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年3月30日に日本でレビュー済み
東大で応用倫理・哲学研究会として催された討論会をまとめたものです。各パネリストの提題と2つの討論会によって構成されていて、まず、提題の部分でそれぞれの立場と視点がまとめられています。

「楽観派」の中川氏、「慎重派」の児玉氏という両派の第一人者が著者に名前を連ねているので、そっちの方面からの興味が持たれがちですが、すでに両氏の主張に馴染みのある人が「対決」の行方の興味だけからこの本を手にすると、満足の得られないものに映るでしょう。ちなみに直接対決もしていません。

この本を通読した印象をいくつか上げておくと、まず、異なる領域の専門家が語り合うことの重要性、可能性を考えさせられます。専門家の意見の相違の在り処がわかってくると、相違が意外と大きくはないことがわかってきたりします。

また、それとは反対に、この本によっても全く不十分にしか語られていないという不満も残りました。たとえば、中川氏の主張に関して、中川氏のアプローチを認めたうえで重要になるのは、生活環境を変えることによる不効用の定量的な評価であり、私には過大評価されているように感じられるのですが、この点に関して触れられていないに不満が残りました。ディベート的に煙に巻いたような発言や構成が見えるのも気になります。

それとつながっているのかもしれませんが、情況の切り取りが、包括性を欠いているような印象を与えているのも残念に思われます。端的に言うと、島薗氏と影浦氏は、いわゆる「慎重派」の視点からしか検討を加えていない点です。果たして問題があるのは、「御用学者」の振る舞いだけだったのでしょうか? そんな単純なことだったら、討論会なんか必要なかったでしょう。たとえば、言説の一人歩きに対してもオリジナルの発言者が責任を負うべきだという主張は、それ自身はわかりますが、危険を煽った方向にも一人歩きすることがあったはずです。挙句の果てに、影浦氏が、一ノ瀬氏の提起した「しかし、まだphysicalな被害がほとんど顕在化していないにもかかわらず、なぜ人々はここに不安を抱くのだろうか」という問いについて、問い自体ではなく問うことすら批判していることに非常に違和感を覚えました。哲学者の問いを封じることのどこに健全さがあるのでしょうか? こういう批判だけ勇ましい文系の先生方が、ご自身たちが何ゆえ無力だったのかについて考えた形跡が伺えないのが非常に残念でした。

それはそれとして、彼らを含め、各分野の第一線で活躍している研究者がどういう仕事をしているのかというのが眺められるというところでの面白さはありました。しかし、可能性のある試みも生煮えのような形になってしまった感は否めません。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2012年11月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
第2次大戦末期に沖縄の洞窟で、生きて虜囚の恥をさらすな!捕虜になると強姦され殺される!と信じて数万の日本人が自死した。白旗を掲げて外に出れば、米軍は決して殺さなかった。虜囚の恥という観念は日本の歴史にもないその場の
都合ででっち上げた根拠のない軍部の支配欲の産物だった。
放射能は少しでも怖いと思い込み、愛するふるさとの放棄を強要し、それを税金で補償して疑わないいまの状況は、極めて特殊な思い込みが社会に充満している点で沖縄の洞窟を思い起こさせる。勇気を出してひろばに出て、異分野の知識ををひろばに持ち寄って英知を振り絞る時ではないか。本書はその第一歩を踏み出す貴重な試みである。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート