日本では文献の少ないアメリカ美術に関して言及しているので思いきって入手した。風景論というより、森林文化論といったほうが近く、安田喜憲氏の著作と重なる部分が多かった。座右の書として、これから何度も開くことになるだろう。
図録が豊富だし、訳も読みやすい(ちなみに高山宏氏は私と同郷の岩手県出身。ゆえに星ひとつプレゼント)。
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風景と記憶 単行本 – 2005/2/22
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購入オプションとあわせ買い
原初の森に分け入り、生と死の川をわたり、聖なる山に登る──人間は風景をどのように見、創りあげてきたか。歴史学に豊饒な新地平を拓く風景論の名著。図版300点。中沢新一氏推薦!
- 本の長さ770ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2005/2/22
- ISBN-104309255167
- ISBN-13978-4309255163
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登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2005/2/22)
- 発売日 : 2005/2/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 770ページ
- ISBN-10 : 4309255167
- ISBN-13 : 978-4309255163
- Amazon 売れ筋ランキング: - 611,883位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,571位ヨーロッパ史一般の本
- - 32,262位科学・テクノロジー (本)
- - 51,449位文芸作品
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上位レビュー、対象国: 日本
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2005年12月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
分類は難しいが、美術史と歴史の本。しかし、分野に関わりなく、誰もが楽しめる一冊だと思う。
内容は、風景のなかに刻み込まれたイメージについて。森、水、岩山という3つが選ばれ、エジプト〜現在まで、これらのテーマが美術作品上にどのように表現されてきたか、俯瞰されている。そして、時代ごとのイメージが次々と積み重ねられ、怒濤のように現在へと流れ込んでいる様が示される。
明確な指針を持った学術書というよりは、多くの実例を語ることを目的とした本。具体的な作品、歴史上のトピックが次々と扱われ、700頁以上を一気に読んでしまう。訳文もこなれていて(こなれすぎているようにも感じるが)、読みやすい。
西洋の風景論を語る上では欠かせない一冊となるだろう。
内容は、風景のなかに刻み込まれたイメージについて。森、水、岩山という3つが選ばれ、エジプト〜現在まで、これらのテーマが美術作品上にどのように表現されてきたか、俯瞰されている。そして、時代ごとのイメージが次々と積み重ねられ、怒濤のように現在へと流れ込んでいる様が示される。
明確な指針を持った学術書というよりは、多くの実例を語ることを目的とした本。具体的な作品、歴史上のトピックが次々と扱われ、700頁以上を一気に読んでしまう。訳文もこなれていて(こなれすぎているようにも感じるが)、読みやすい。
西洋の風景論を語る上では欠かせない一冊となるだろう。
2007年4月10日に日本でレビュー済み
目もくらむ程の該博な知識を総動員しているかに見える大著。しかし、その中味は残念ながら有名な絵画や彫刻や小説や風景の解釈や人物論の、非常に凡庸な焼き直しにすぎない。
この大著のどの1頁にも驚嘆すべき独創的な意見や解釈は述べられてはおらず、ただひたすら、どこかで見たり聞いたり読んだりした絵画や小説の平々凡々たる解説の流用があるのみ。
数少ない生の風景論も凡庸。いったい著者は博覧強記を装いつつ、何をやりたかったのか? すでに各専門家がその分野ではるかにうまく説明していることを下手に繰り返しているだけである。著者の唯一の功績は、各種分野の成果を一冊にまとたというだけのことなのだが、問題は、そのまとめ方も、専門分野からの霊感の受け方も、下手きわまるという点にある。
くりかえすが、本書の博覧強記は見せかけにすぎず、こんな受け売り知識の羅列本は実際には何の役にも立たない。
この大著のどの1頁にも驚嘆すべき独創的な意見や解釈は述べられてはおらず、ただひたすら、どこかで見たり聞いたり読んだりした絵画や小説の平々凡々たる解説の流用があるのみ。
数少ない生の風景論も凡庸。いったい著者は博覧強記を装いつつ、何をやりたかったのか? すでに各専門家がその分野ではるかにうまく説明していることを下手に繰り返しているだけである。著者の唯一の功績は、各種分野の成果を一冊にまとたというだけのことなのだが、問題は、そのまとめ方も、専門分野からの霊感の受け方も、下手きわまるという点にある。
くりかえすが、本書の博覧強記は見せかけにすぎず、こんな受け売り知識の羅列本は実際には何の役にも立たない。
2007年3月22日に日本でレビュー済み
よくもこれだけ駄弁を重ねられたものだと言えなくもない大部の書物。長くなったのは、だらだらと著者が思いついたことは何でもかんでもしゃべっているからだが、そこに文学に最低限必要なイメージの想像的飛翔が決定的に足りない。天才的詩人なら100ページで啓示できることを、このユダヤ人は上下2段組700ページを費やさずにはおれない。これは読者にとって時間の無駄。おもしろくなくはないのだが、斬新な自然観察もなければ、独創的な歴史的観想もない。別のレビューにもあったように20台の若い読者には新鮮な内容に思われるかもしれないが、ちょっと読書量のある読者には陳腐な内容の羅列にも感じられる程度の知識量しかつまってない。俺のような暇人にしか読めない内容と量塊である。
2007年5月13日に日本でレビュー済み
中沢新一が帯に推薦の言葉を書いていたように、中沢新一程度の駄法螺で、独創的な着眼点もなければ、真摯なリサーチもなく、学者らしい真面目な分析もなければ、批評家らしい独自の分析もない。ひたすら平凡な話題を羅列しつづけるだけ。なんの霊感も読者にあたえられないコロンビア大学教授も、この程度のものかと嘆息。
2005年6月23日に日本でレビュー済み
特に若い人にオススメ。とびきり若いときからこういう本が傍にあったなら、とても幸福だったろうと夢想した。でも心の中に少年がいるのなら、いつ読んでもいい。難しく読む必要は無くて、時々少しめくってお話に入り込めばいい。画をぼーっと眺めればいい。そしてある日時々同じイメージを思ったなら、また開いて良く考えればいい。只感じるように読めばいいと思う。自分の人生で得たイメージを使って、この本と、長い時間をかけて交信するのが素敵だと思う。
ハンフリー・ジェニングズのパンディモニアムのように、本の中でイメージを飛んで飛んで自在に行き来できる本では無い。が、自分とつなげて跳躍し飛来するイメージを楽しんで欲しい。これは深い喜びのための本だ。
是非実物を手に取ってから購入を決めて欲しい。高いですから。そこで伝わってくるものがあるかどうかはとても大事です。
ハンフリー・ジェニングズのパンディモニアムのように、本の中でイメージを飛んで飛んで自在に行き来できる本では無い。が、自分とつなげて跳躍し飛来するイメージを楽しんで欲しい。これは深い喜びのための本だ。
是非実物を手に取ってから購入を決めて欲しい。高いですから。そこで伝わってくるものがあるかどうかはとても大事です。
2007年4月8日に日本でレビュー済み
本書の著者がユダヤ人であることは、本書が、反ユダヤ主義者に対する多くの嘲笑的記述で満たされていることからして、またホロコーストの歴史的記述から本書が始まることからしても明らかだろう。問題は、風景と記憶の壮大な記述内容が、このユダヤ人のルサンチマンから選択されていることにある。世界中の「風景と記憶」の膨大な歴史のなかから、当然のようにユダヤ人の名誉回復をはかるエピソードのみが選ばれている。記述内容は悪くはないが、結局、そうした執筆動機に始まっている以上、本書は純然たるユダヤ・イデオロギーに染まっており、その意味で、「風景と記憶」の本来あるべき多様なイデオロギーがおろそかにされている。浩瀚な書物のわりには単純なエピソードの羅列に終わるのは、ユダヤ人著者のユダヤ・イデオロギー一色に染まっているからである。残念な書物である。