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人形 (パペット) アニメーションの魅力 単行本 – 2003/5/22
おかだえみこ
(著)
- 本の長さ231ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2003/5/22
- ISBN-104309266460
- ISBN-13978-4309266466
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
パイオニアの時代(ロシア)のスタレーヴィチ、黄金時代(チェコ)のティールロヴァー…。世界中・さまざまな形で花を咲かせた人形(パペット)アニメーションの歴史を体験してきた著者が作家・作品等をまとめた集大成。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2003/5/22)
- 発売日 : 2003/5/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 231ページ
- ISBN-10 : 4309266460
- ISBN-13 : 978-4309266466
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,193,550位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,140位キャラクター (本)
- - 1,777位映画の本(総合)
- - 6,931位漫画・アニメ・BL(イラスト集・オフィシャルブック)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年6月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人形アニメーションのレジェンドたちを取り上げ、非常に丁寧に掘り下げてくださっているので、アニメーションの歴史とともに、先人たちの偉業についても学ぶことができる素晴らしい本です。
2012年7月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
帝政ロシア時代から活躍したスタレーヴィチ、ソ連ファンタジー映画の巨匠プトゥシコ、チェコの作家陣:トルンカ、ティールロヴァー、ゼマン、ポヤル、日本の持永只仁、岡本忠成、川本喜八郎、ソ連のカチャーノフ、アメリカのヴィントン、ルーツは人形アニメだったティム・バートン、ウォレスとグルミットのパークといったパペット、クレイを用いたストップモーションアニメの作家諸氏を紹介した本です。
日本でチェコアニメを紹介した先駆者であるおかだえみこ氏によるチェコ作家と日本作家に関する詳細で愛情溢れる記事が非常に読み応えありました。
とくにイジー・トルンカ監督には重点を置いており、最高傑作「真夏の夜の夢」は特別に15頁を割いて解説をしています。
個人的にはグロテスクなパペットデザインのヴワディスワフ・スタレーヴィチ(旧ラディスラフ・スタレヴィッチ)と、国家間を行き来する数奇な運命を辿った持永只仁両先駆者の章が強く印象に残りました。
いかにも外国製に見えた古典「赤鼻のトナカイ(ルドルフ物語)」や「MAD MONSTER PARTY(怪物の狂宴) 」が持永只仁氏等設立したMOMプロダクションのアニメートで有る事、またそれが契約上、表に出せなかった事等が非常に参考になりました。
後、世界のアニメ作家達が、いかにディスニーのセルアニメに感動、打ちのめされ、どう独自性を出していくかを試行錯誤して行ったか、という流れも読み取る事が出来ました。
アメリカのストップモーションアニメの巨匠、ウィリス・オブライエンとレイ・ハリーハウゼン以下のモンスター系ファンタジー映画の方と、ブラザーズ・クェイ、パペトゥーンで知られるジョージ・パル、自身「アニメ作家とは言われたくない。」と言っているヤン・シュヴァンクマイエル、等には簡潔に触れたのみ、そして残念ながらノルウェーのイヴォ・カプリノ(「ピンチグリフ・グランプリ」)にはまったく触れられていませんでした。
副題の「たったひとつの運命」は、「人形はなんであんなに悲しいのでしょうか。」と聴かれた際に川本喜八郎氏が答えた「それはたった一つの運命しか持っていないからです。どんなに苦しい、つらい運命であってもそれを生きて去っていく。だからこそ心をうたれるのです。」という言葉から取られています。
一部記事に重複が見られ、作者の好き嫌いが比較的はっきり提示されていますが、ファンの方にはお薦めです。
日本でチェコアニメを紹介した先駆者であるおかだえみこ氏によるチェコ作家と日本作家に関する詳細で愛情溢れる記事が非常に読み応えありました。
とくにイジー・トルンカ監督には重点を置いており、最高傑作「真夏の夜の夢」は特別に15頁を割いて解説をしています。
個人的にはグロテスクなパペットデザインのヴワディスワフ・スタレーヴィチ(旧ラディスラフ・スタレヴィッチ)と、国家間を行き来する数奇な運命を辿った持永只仁両先駆者の章が強く印象に残りました。
いかにも外国製に見えた古典「赤鼻のトナカイ(ルドルフ物語)」や「MAD MONSTER PARTY(怪物の狂宴) 」が持永只仁氏等設立したMOMプロダクションのアニメートで有る事、またそれが契約上、表に出せなかった事等が非常に参考になりました。
後、世界のアニメ作家達が、いかにディスニーのセルアニメに感動、打ちのめされ、どう独自性を出していくかを試行錯誤して行ったか、という流れも読み取る事が出来ました。
アメリカのストップモーションアニメの巨匠、ウィリス・オブライエンとレイ・ハリーハウゼン以下のモンスター系ファンタジー映画の方と、ブラザーズ・クェイ、パペトゥーンで知られるジョージ・パル、自身「アニメ作家とは言われたくない。」と言っているヤン・シュヴァンクマイエル、等には簡潔に触れたのみ、そして残念ながらノルウェーのイヴォ・カプリノ(「ピンチグリフ・グランプリ」)にはまったく触れられていませんでした。
副題の「たったひとつの運命」は、「人形はなんであんなに悲しいのでしょうか。」と聴かれた際に川本喜八郎氏が答えた「それはたった一つの運命しか持っていないからです。どんなに苦しい、つらい運命であってもそれを生きて去っていく。だからこそ心をうたれるのです。」という言葉から取られています。
一部記事に重複が見られ、作者の好き嫌いが比較的はっきり提示されていますが、ファンの方にはお薦めです。