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英国レディになる方法 単行本 – 2004/9/11

4.4 5つ星のうち4.4 11個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社 (2004/9/11)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2004/9/11
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 127ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4309267777
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4309267777
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 11個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

2004年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 英国レディになるとは、生まれながらのレディ=貴族でない、ミドルクラスの女性たちが様々な技術や物品の獲得を通して、洗練された生活にたどり着くことである。つまり、レディになるための確実な方法論とマストアイテムがあったということになる。たとえば「訪問」という制度であり、指ぬきやコルセットであった。本書は、そうした制度や物品をひとつひとつ取り上げて優美に紹介している。
 結婚を専門とする岩田氏と児童文学を専門とする川端氏の共著であり、半分くらいは子ども部屋の話になる。ゆりかご、セーラー服、人形の家などなど。
 ミドルクラスの生活は、貴族階級の生活とは違う。あくまでも小金持ちの世界であり、派手で豪華な暮らしをしているわけではない。そのため、登場する物品も小物が中心になる。ちょっとしたお洒落や娯楽こそが生活に潤いを与えてくれた。そういう小世界が好きな方にはお奨めである。
35人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2011年1月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
赤毛のアン、ジェーン・エアなど数々のヴィクトリア朝が舞台の小説の引用もあり、楽しく読めました。これらの文学作品の理解が深まったように思います。カラーページが全体の5分の一ほどなのは、引用元の資料がモノクロだからでしょうか?オールカラーでみたいような素敵な絵がたくさんありました。レディにとどまらず、子ども、少女、花嫁、主婦と、ミドルクラスの女性について順を追って解説されています。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
保存状態が綺麗で 評価通りだったので 嬉しかったです。また気にいった本がありましたら 注文したいです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年2月2日に日本でレビュー済み
英国レディの生活をとりまく品物の写真集+解説です。
なんともスローテンポな時代が全面にあらわれていて、優雅な気分に浸れます。
以下は一部の引用です。
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19世紀の中流家庭ではスクラップ作りは気軽に楽しまれていた。
なにしろ雑誌や広告には、
かつてないほど豊富にイラストが掲載されていた。
捨てるには惜しいそれらを切り取り、自分流レイアウトで貼っていく。
少女向けの手引書などでも、
室内で用いる衝立をスクラップで制作する記事などが見つかる。(中略)
どぎついほどの油絵はよい趣味とはほど遠いが、
油絵に手が届かない庶民のあこがれの反映ともいわれる。
赤毛のアンが、果たすべき義務仕事を忘れて見惚れたグリーン・ゲーブルズ屋敷の
「子供たちを祝福するキリスト」も、油絵ではなくて色刷石板であった。(p.33)
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もういっちょ。
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黒一色の横顔肖像「シルエット」は、
吝嗇で悪行の高かった十八世紀フランスの財務大臣エティエンヌ・シルエットに由来する。
その屋敷の壁に、いわゆるシルエットとして知られる
切り絵の肖像が多く飾られていたという。
確かに肖像としては、手間暇かかる細密画よりも安価にあがる点で、
倹約家の大臣にも気に入られただろう。(p.31)
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12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2007年11月8日に日本でレビュー済み
中流階級の子ども〜少女の生活や当時の流行ものについて色々と紹介はされていますが、詳細は書かれていません。たとえば、身だしなみを整えるためにラベンダー水が使われたと書かれていますが、ラベンダー水をどのように使ったのかは書かれていません。もう少し詳しく書いてあると参考になったと思うので、物足りなかったです。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年10月13日に日本でレビュー済み
本書のタイトルに惹かれて購入する方は注意されたし。
表紙にもある通り、この本の真の趣旨はMaking of a Victorian Ladyである。
ところで、英国レディとは何か?
ダイアナ妃亡き今、カミーラはいまだに憎まれ役だし、シェリーもレディというより人権派弁護士としての顔のほうが似合う。パパラッチの標的としてポスト・ダイアナを標榜したヴィクトリアも、今ではすっかりベッカムの影に隠れてしまっている。
有る意味理想的な英国レディの宝庫であるヴィクトリア時代に目を向けた著者らの判断は的を射ている。
本書の主役は、英国レディのルーツを代表する「裕福な中流階級の女性」自身というよりもむしろ、彼女やこどもたちを取り巻くヴィクトリア朝の事物である。
彼女たちの主体が、そのような事物によって構成されるという立場から眺めることにより、ウルトラ保守的に見える「賢婦人」、あるいは「家庭の天使」といった概念が単に社会的、政治的に作られたのではなく、文化的、そして物質的にも作られていたのだということがはっきり見えてくる。
本書は、『ヴィクトリア朝百貨事典』と相補的に読まれると、さらに伝統的英国紳士像への理解をも深められる。(項目として重なるのは阿片チンキくらいである。)
また、『私たち、ブルジョワ:フランス上流階級のスタイル事典』と比較参照して読むならば、ヴィクトリア女性のような「家庭の天使」像の延長線上に、今日のフランスにおいて女性の大半が属するといわれるブルジョワ階級のライフスタイルのコアが見え、現代においてなお「古き良き・・・」がかなり良好に保存されていることに驚くだろう。
最後に、児童文学からの多くの引用が、特に児童文学愛好者にはたまらないボーナスとなり、本書の魅力を増しているということを付け加えておこう。
43人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年8月7日に日本でレビュー済み
19世紀のイギリスの中流女性の生活を
小項目をたてて、詳しく解説が書かれています。
イラストや写真も豊富でわかりやすい。

項目は、少女時代、結婚、奥様稼業、子育て、弔い、年中行事に
大項目が立てられ、
それぞれファッションや身の回りの小物、行事などが小項目としてあげられています。

ケイト・グリーナウェイやアリスのイラストなど、全体にロマンティックな印象ですが
ダイエットの項目など、今と同じような行動・商品が紹介されていたりもし
興味深かったです。
児童書からの引用も多く、親しみやすく、わかりやすいです。
12人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年9月19日に日本でレビュー済み
タイトルからお気楽なエッセイもどきを連想する方
これはかなり貴重で楽しめる本です
実際に英国に滞在や旅行予定のある人
英国の文化が大好きな人
通常の英国関係の本で、ガイドブックでは学べない情報満載
写真や絵などふんだんに盛り込まれた所など
『英国を知る辞典』(原書名『DICTIONARY OF BRITAIN』)での
項目の多用さと、掲載写真の多さを想い出す仕上がり
実際ここまで掲載した写真や絵から考えると
著作権承認のために要した苦労がこの本はあったのではないか?
英国に関する辞典は以外と少なく
『ロンドン事典』『図説イギリスの生活誌』『絵で見るイギリス人の住まい』
『イギリス文化事典』『総合研究イギリス』『英国を知る辞典』など
ここ20年間でもこのくらい
しかも、高額本が多い
イギリスの文化が大好きな人、ヴィクトリア朝の世界が満喫出来ます
こんなにお得な本は貴重
21人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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