当時の東京の様子、生活の息吹を感じる作品。自分がその中に生きてるかのように見えてきます。
テレビもなかった時代の選挙の様子などもわかり、とても面白い一冊です。
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東京下町1930 大型本 – 2006/11/21
桑原 甲子雄
(著, 写真)
- 本の長さ160ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2006/11/21
- ISBN-10430926929X
- ISBN-13978-4309269290
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登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2006/11/21)
- 発売日 : 2006/11/21
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 160ページ
- ISBN-10 : 430926929X
- ISBN-13 : 978-4309269290
- Amazon 売れ筋ランキング: - 854,298位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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2019年4月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1930年代の東京下町を撮影した写真集ですが、市井の人々の活き活きとした様子が伝わってきます。中にはジーンと来て5分くらい見入ってしまった写真もあり、桑原甲子雄氏に感謝です。ありがとうございました。
2017年7月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
重い大型本です。写真が比較的大きいので荒さが目立つものがありますが、
今とは違う当時の空気や匂いさえも想像できるような気になります。
モダンな建物は今見てもそんなに古くないのですが、着ている服や身につけているもの、
舗装されていない道路なんかを見ると明らかに現代と違うし、うまく表現できないんですが、
当時の人たちの笑顔や顔の筋肉って今の人と違うんですよね。
大正末生まれの江戸っ子の父に見せると大変喜んでいました。
今とは違う当時の空気や匂いさえも想像できるような気になります。
モダンな建物は今見てもそんなに古くないのですが、着ている服や身につけているもの、
舗装されていない道路なんかを見ると明らかに現代と違うし、うまく表現できないんですが、
当時の人たちの笑顔や顔の筋肉って今の人と違うんですよね。
大正末生まれの江戸っ子の父に見せると大変喜んでいました。
2011年8月21日に日本でレビュー済み
2007年に94歳で亡くなった桑原甲子雄が写し取った1930年代の東京の姿がここにありました。後に『サンケイカメラ』や『カメラ芸術』などの編集長を歴任し、多くのカメラマンの育成にも努めた筆者の若き日の写真が本書に収録してあります。
昭和7年に出来た上野駅、ホームでの新聞売り、報知新聞の選挙速報風景、御徒町駅近くの市電、浅草国際劇場の舞台稽古風景、天丼20銭・かつ丼27銭の値段が書かれた食堂、見世物小屋、酉の市、浅草の映画館、洋画の看板、三越横の馬力車、3つ十銭の玉子売り、下町の薬屋の看板に書かれた薬名の面白さ、新聞売りの老女、共同水道、乳母車、浮浪者、松竹ショーポートの舞台、有楽町のガード下、モボ・モガ、白木屋デパート、そして子供たちの遊ぶ姿。どれもが良く知らない戦前の東京の人々の表情ですし、建物群です。
84ページの見開きに昭和11年(1936)2月27日の写真がありました。2.26事件の翌日の麹町区馬場先門での戒厳令施行中を写したものです。ラストに書かれた桑原甲子雄の文章に、その時の戒厳令下での愛機ライカの隠し撮りの状況が書かれていました。見つかれば大変な時代です。2.26の戒厳令を撮ったアマチュアの写真は確かに珍しいですね。
昭和7年に出来た上野駅、ホームでの新聞売り、報知新聞の選挙速報風景、御徒町駅近くの市電、浅草国際劇場の舞台稽古風景、天丼20銭・かつ丼27銭の値段が書かれた食堂、見世物小屋、酉の市、浅草の映画館、洋画の看板、三越横の馬力車、3つ十銭の玉子売り、下町の薬屋の看板に書かれた薬名の面白さ、新聞売りの老女、共同水道、乳母車、浮浪者、松竹ショーポートの舞台、有楽町のガード下、モボ・モガ、白木屋デパート、そして子供たちの遊ぶ姿。どれもが良く知らない戦前の東京の人々の表情ですし、建物群です。
84ページの見開きに昭和11年(1936)2月27日の写真がありました。2.26事件の翌日の麹町区馬場先門での戒厳令施行中を写したものです。ラストに書かれた桑原甲子雄の文章に、その時の戒厳令下での愛機ライカの隠し撮りの状況が書かれていました。見つかれば大変な時代です。2.26の戒厳令を撮ったアマチュアの写真は確かに珍しいですね。