プログレ5大バンド(念のため、ピンク・フロイド、EL&P、イエス、キング・クリムゾン、ジェネシス)のプロフィールとアルバム評を中心に、日本のプログレ系ミュージシャン(有名人)の代表であるスターレス高嶋、佐久間正英らのインタビューを交えた、まさに入門書。インタビュワーがROLLYや難波弘之であるところはなかなか楽しい。
5大バンド以外のアルバムは代表として40作品が紹介されているがやや物足りない。栄枯盛衰の年譜的な記事もあるのだが、あっさりした内容だ。入門という意味では年譜をさらに発展させて人脈や影響度を含めたロック系バンドの中でのプログレ系バンド全体が俯瞰できるようなチャートとか、バンドのタイプ別分類など、現在につながる部分をもっと取り込んで欲しかった。なにせ、年譜の最後の記述が1993年では悲しい。懐かしのメロディー風な閉じた世界になってしまっている。
全体的に音楽雑誌の切り抜きを持ち寄ったような印象の出来で終わっている。久しぶりにまとめて読むのは楽しいし、インタビューでは思わぬ発見(NHK少年ドラマシリーズの「なぞの転校生」のシンセサイザーは難波弘之が弾いていたとか)もあったが、ちょっと物足りなかった。
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プログレッシブ・ロック入門 単行本 – 2007/8/1
ロック クラシック研究会
(編集)
- 本の長さ206ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2007/8/1
- ISBN-104309269672
- ISBN-13978-4309269672
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登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2007/8/1)
- 発売日 : 2007/8/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 206ページ
- ISBN-10 : 4309269672
- ISBN-13 : 978-4309269672
- Amazon 売れ筋ランキング: - 730,930位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 238位ポピュラー音楽論・理論
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2013年3月14日に日本でレビュー済み
あまりに入口が狭く、なのに裾野は無限大であるプログレというジャンル。70年代からリアルタイムでピンクフロイドやキングクリムゾンを聴いていたおじさん達も未だに知らないバンドがいるのがザラ。でも2000年代に入ってポストロックやマスロックの隆盛、5大プログレバンドの再評価などプログレが注目されることが多々あり、聴きたいけれどどれから聴けばいいか、またはある程度聴いたけどどの方向を掘ればいいかわからない人が意外と多いと思う。
本書は数あるプログレ入門書の中でも比較的わかりやすくまとめられており、入門編とはしてはぴったりだと思う。特に5大バンドの歴史については結成からメンバーの変遷、音楽性の遍歴などよくまとめられている。その他プログレ名盤のレビューも少々物足りないものの重要なバンドをきちんとピックアップしており、初心者がもう一歩踏み出すのにマニアックすぎずちょうど良いと思われる。強いて言えば70年代だけでなく80年代の諸作ももう少し取り上げてほしかったが…。
あと読み物として、大槻ケンヂのプログレバンドのファッションセンスの話やROLLYのプログレにまつわるエピソードは爆笑もの。さらに特にスターレス高嶋こと高嶋政宏のインタビューがめちゃくちゃおもしろい。クリムゾンへの並々ならぬ愛が感じられて◎。こんな面白い人だったとは。
本書は数あるプログレ入門書の中でも比較的わかりやすくまとめられており、入門編とはしてはぴったりだと思う。特に5大バンドの歴史については結成からメンバーの変遷、音楽性の遍歴などよくまとめられている。その他プログレ名盤のレビューも少々物足りないものの重要なバンドをきちんとピックアップしており、初心者がもう一歩踏み出すのにマニアックすぎずちょうど良いと思われる。強いて言えば70年代だけでなく80年代の諸作ももう少し取り上げてほしかったが…。
あと読み物として、大槻ケンヂのプログレバンドのファッションセンスの話やROLLYのプログレにまつわるエピソードは爆笑もの。さらに特にスターレス高嶋こと高嶋政宏のインタビューがめちゃくちゃおもしろい。クリムゾンへの並々ならぬ愛が感じられて◎。こんな面白い人だったとは。
2007年8月31日に日本でレビュー済み
この本の出版記念ライブ会に呼ばれて初めて知ったのですがなかなかよい本です。
プログレに入っていったきっかけを対談にしたり、
プログレ五大(フロイド・クリムゾン・ELP・YES・ジェネシス)のレコード解説等
最後のスターレス高島と難波さんとの対談は抱腹絶倒です。
これからプログレを聴こうとしている方も
どっぷりとプログレ漬けになっている方も
単に音楽好きの方も
本好きの方も
活字好きの方も
皆さんにお勧めです。
プログレに入っていったきっかけを対談にしたり、
プログレ五大(フロイド・クリムゾン・ELP・YES・ジェネシス)のレコード解説等
最後のスターレス高島と難波さんとの対談は抱腹絶倒です。
これからプログレを聴こうとしている方も
どっぷりとプログレ漬けになっている方も
単に音楽好きの方も
本好きの方も
活字好きの方も
皆さんにお勧めです。
2020年1月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
15ページの「プログレが好きな人は几帳面で規則正しい生活をしていることが多く……」という文が嫌でした。
私自身、それほど几帳面過ぎませんし、不規則な生活をしていますが、プログレは大好きです。
こういう決めつけはやめてほしいです。
私自身、それほど几帳面過ぎませんし、不規則な生活をしていますが、プログレは大好きです。
こういう決めつけはやめてほしいです。