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バンド臨終図巻 単行本 – 2010/4/22
- 本の長さ302ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2010/4/22
- ISBN-104309271855
- ISBN-13978-4309271859
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登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2010/4/22)
- 発売日 : 2010/4/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 302ページ
- ISBN-10 : 4309271855
- ISBN-13 : 978-4309271859
- Amazon 売れ筋ランキング: - 866,669位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
ライター・編集。1972年名古屋市生まれ。中日ドラゴンズファン。
映画、アニメ、音楽、プロ野球などカルチャー全般についての取材、執筆、企画立案、編集などを行う。
「東京新聞」にてカルチャー・ビジネスに関する取材記事を連載中。雑誌、ウェブメディアでは「サイゾー」「キャストサイズ」「cakes」「エキサイトレビュー」「日経エンタテインメント!」「an-an」「プレジデント」「ダ・ヴィンチ」「フラウ」「リスアニ!」「週刊SPA!」などで執筆。
古今東西の名言を集めた初の単著『名言力 人生を変えるためのすごい言葉』(ソフトバンク新書)が11刷のロングセラーを記録。以降『平成の名言200 勇気がもらえるあの人の言葉』(宝島SUGOI文庫)など名言本の執筆、監修なども行っている。『野原ひろしの名言 「クレヨンしんちゃん」に学ぶ幸せの作り方』(双葉社)は現在6刷、『野原ひろしの超名言 「クレヨンしんちゃん」に学ぶ家族愛』(双葉社)は2刷。
最新刊は『「がんばれ!」でがんばれない人のための“意外”な名言集』(ワニブックス)。
また「名言ハンター」として『スター☆ドラフト会議』(日本テレビ)、『はなまるマーケット』(TBS)、『千原ジュニアの言の葉研究所』(MBS)、『クロノス』(T-FM)などに出演。名古屋、中日ドラゴンズについての情報発信も行っており、『週刊朝日』(朝日新聞出版)への寄稿、『爆笑問題 日曜サンデー』(TBSラジオ)に出演しました。
最近はあちこちで文章講座なども開いております。写真の娘は4歳になりました。
【連絡先】
oyamakumao@gmail.com
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
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千葉県生まれ浦安市在住。文芸・音楽評論家。
1999年、「シングル・ルームとテーマパーク 綾辻行人『館』論』で創元推理評論賞受賞。
2009年、『「謎」の解像度 ウェブ時代の本格ミステリ』で日本推理作家協会賞と本格ミステリ大賞を受賞。
ミステリーなどの小説、ロックやJポップなどの音楽のほか、ディズニー、批評まで広い分野を論ずる。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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日本海外問わずバンド、ユニット、グループといった集合体の
解散に至る経緯が記されています。
数を載せることを重要視したのか、一つ一つのバンドに対する記述は
決して大きくありません。長いものでも6ページ前後。
1ページの半分程度の記述しかないバンドもあります。
本のタイトルに『図鑑』とついていることからもわかるように、
各バンドについて、本当に図鑑程度の記述しかされていません。
著者が本の中でも記載されていますが、あくまで事典程度の役割として
購入されるのがよいと思います。
特定のバンドが好きな方にはあまり向かないかもしれません。
全体的に、古い年代ほど洋楽バンドの割合が多く、近年にいくに従い国内バンドの紹介が多く、1バンドあたりの文章も長くなっている印象。
中には、ピンクレディー 狩人 猿岩石 ウインクのような歌謡曲の2名ディオまで入っている。
図巻とあるが、ヴィジュアル解説は一切無し。知っているバンドの場合は文章だけでもなんとか読めるが、知らないバンドの内容は、イメージ湧かないので正直読むのがつらい。ヴィジュアルなものを用いてメンバーの移籍とか相関関係がわかるようなものが、必要だったような気がします。
後追い裏検証できた記事はハウンドドッグの一連の訴訟がどう落ち着いたのかくらい。あまり鋭く書くと関係事務所等から圧力がかかるのでしょうか? どこかの音楽雑誌の片隅のコラムかなにかで細々と続けていただきたい。
言及した書籍です。
但し、当事者への取材などは一切なく、記載されているのは当時の報道やメディア
に掲載された発言や見聞、いくばくかの憶測に終始しており、「真実を知りたい」
という欲求には応えられないものです。
これを「単なる受け売り」「甘い」と批判するのは簡単でしょうが、個人的には
これで正解と考えています。だって、(例えが極端ですが)身近な夫婦が離婚した
として、その理由を当事者に詳細に聞いても、そこから真実は掴めないでしょうから。
そう思えば、本書のように過度な思い入れや、新たな取材による事実の歪曲
(あるいは美化)のリスクを排除して、「公式見解」的な記録を図鑑のように並べた
ことは正解だったのではないでしょうか。
多くの場合、バンド結成の経緯については明快に事実が語られ、記録も残されます
が、活動終了の経緯は素人目にも胡散臭い美談に彩られます。
でも、円満な活動終了などということは少なく、様々な理由によるそれぞれの
「人間関係の力学」の変化によることが多いようです。分かったような分からない
ような言い方ですが、あえて第三者の目線でそれに迫ろうと試みるのが本書の
真骨頂でしょうか。
また、趣味で始めた筈の音楽活動も、その成り行き次第では周囲の、時には自らの
心身に影を落とすこともあるようです。同じようなことは、音楽活動に限らず世の中の
「集団」すべてに往々にして起こりうること。
社会学的に大上段に論じてはいませんが、「組織の終わり方」「破滅の経緯」に
ついて、本書は理解の一助になると思います。
この手の書籍は、大人の事情によっていつの間にか回収されていたりすることが
多いので、興味がある方は販売されている内に購入しておいた方がいいかも
しれません。
個人的には、さらなる内容の充実やアップデートを行って、定期的に改訂してほしい
ところです。
いろんなバンドのいろんなことが知れてよかったです。
私はこの本に、バンドの解散についての、深い考察がされているのかと思っていましたが、実際は国内外の有名なグループ、バンドの解散の成り立ちを事実に沿って羅列しているだけで、ちょっとアテが外れた気分。しかし、200ページに渡るボリュームは読み応え十分。現代ポップ・ロックの音楽史としてのデータベースとしての価値はあると思いますし、若い人がここで紹介されている昔の知らないバンドに興味を持つきっかけにもなりそうです。
著者の思い入れが強いと思わしきグループにおいては、さすがに知らなかった意外な事実や考察が行われていますが、惜しむらくはそうでもないグループの場合はWikipediaの方が詳しかったりする。その辺のバラつきや中途半端さが残念。コラムも何がいいたいのかよくわからない。もっと造詣の深い著名な音楽ライターが企画に担当していれば、もっと内容が濃くなったと思わざるえません。
日本、海外問わず、実に様々なバンドの解散の事情について、解散の時系列でに記載してあります。
複数のライターが、自分の好みで取り上げているため、文章量はまちまちです。
そのため、メジャーなバンドが詳しく、マイナーなバンドが簡単に、ということはありません。
書き方も、型にはまったものでなく、ライターが自分のスタイルで自由に書いています。
当時の週刊誌の記事をまとめたような感じですが、事実は事実として押さえてあります。
ライターの思い込みで一方的にその主張を押し付けるような書き方にはなっていないので、好感が持てます。
基本的なデータについては、統一フォームで記載されているので、不便はありません。
解散の事情等は、その当時しか話題にならなし、これをまとめて記録するということもないので、貴重な本だ
と思います。
好みの問題ですが、日本と海外のアーティストは別々にまとめた方が良かった感じがします。
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