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ザ・ビートルズ史 下 単行本 – 2016/12/1

4.4 5つ星のうち4.4 23個の評価

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定説を覆す、新事実満載の「あたらしい」ビートルズ史が誕生! 歴史の証人たちへの聞き取り調査と一次資料の徹底検証。渾身の1冊。
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商品の説明

著者について

1958年、ロンドン生まれ。BBCを経てフリーランスに。ビートルズ研究の第一人者。主著に『ビートルズ・ライブ大百科』『ビートルズ/レコーディング・セッション』『ザ・ビートルズ/全記録』などがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社 (2016/12/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2016/12/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 836ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 430927790X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4309277905
  • 寸法 ‏ : ‎ 15 x 5.1 x 19.7 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.4 5つ星のうち4.4 23個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
23グローバルレーティング

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本の内容は素晴らしいです
1 星
本の内容は素晴らしいです
詳細に語られたビートルズ歴史の決定版。ただ、残念なのは帯の一部がグチャッと曲がっていたこと。厚紙に書籍を裸でそのまま入れてあったからか、入れる際に人の手で曲がったのか、理由は分からないが、5390円もする高価な本なので迷ったあげく購入した。大切な本なので、実に残念でならない。このレビューをキチンと読んで欲しいし、商品が傷つかないように丁寧に梱包して欲しい。期待していたのにとてもガッカリしてしまいました。Amazonから先ほどのレビューは載せられない、と返信が来たので、もう一度、書いて送ります。よろしくお願いします。
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上位レビュー、対象国: 日本

2021年10月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
思ったより進んで読めてます。ただ、僕は今までに日本で出たほとんどの書籍(雑誌ではない)を読んでいて、ビートルズの歴史が頭に入っているから。全くの初心者(そういう人はこの分厚い高価な本を読まないと思いますけど)には無理かも。
基本的にはハンターデイビスの本に沿って、いっぱい情報が追加されたものと考えるのが妥当ではないかと思う。ただ、4人の先祖の話についてこんなに詳しいのはこの本が初めてだと思う。
まだ生きている人がほとんどですからかなりの情報が集まって来たのだと思う。現在のようなメールを駆使した社会では世界中から収集が可能になっていることもこの本の充実に寄与している。
気を付けたいのは、集まった情報がすべて正しいのか分からないということ。この点は著者はすごく気を付けてふるいにかけている気がするが危険は同居している。
今までに読んだビートルズ物は伝記が多く、自分の恥部は晒さないのが普通です。その点が暴露されているのもこの本の特徴だと思う。ただ全てが暴露されていいのかどうかは僕は分からない。知らない方がよかったのではということも今から読んでいけばありそうな気もしている。ただ「真実」は知りたいけど。「真実とは何か?」という難しい話にもなりそう。
僕は1962年の元旦のデッカオーディションから読み始めた。個人的にここからが一番興味があるので、1962年の10月にデビューするまでの間のコンサート、ブライアンの売り込みの苦労、人気はリバプールでは絶大だったことがよくわかる。もう日めくりのように、同じ著者の「全記録」を横に置いて読んだら面白い。読み終わったらまた書き込みします。
ただ、全部で6冊の予定らしく。僕がボケるまでに出してほしい。終わりは「アビーロード」を制作するまで?なのかな。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2017年3月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
どなたも触れていませんし,アマゾンのこの本のカバー写真も帯なしの状態のものですので,細かいところ1つ載せておきます。この書籍の下半分を覆う大きな帯には2種類あります。この事実を発見したとき驚愕しました。レコードの帯みたい,,,,と。なぜ2種類もあるの? ひょっとしてまだ別の写真の帯があるの? 写真のクレジットで判別がすぐつくのですが,あなたがお持ちのビートルズ史はどちらのタイプでしょう? アストリッド版権のものか V&Aイメージズ版権のものかお確かめください。どちらも初版についているものです。本の内容については,今更触れるまでもなく素晴らしい大作です。私はビートルズのレコード買うようになって37年になります。上巻の200ページあたりまでは多少退屈でしたが,あとはむさぼるように読みました。著者のヒストリアンとしてのビートルズ史の塗り替え作業に敬服します。間違いなくマスターピースになることでしょう。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年12月4日に日本でレビュー済み
下巻を読み通して、それから上巻を読んでも「あり」と思います。下巻は、デッカのオーディションあたりから、サクセス・ストーリーの黎明期の物語です。上巻は、研究資料として超一級ですが、読み方が大変な内容です。片や、下巻はビートルズをお好きならば興味深く読めましょうし、事前の予備知識が多少なりともありましたなら、面白く読み進められます。例えば、若き日のビートルズがライブ時に見せたお辞儀の一礼は、ビートルズを語る上で、研究すべき対象テーマになりうると私は考えるのですが、これはマネージャーのエプスタイン氏のアドバイスによるもので、彼がロンドンの英国王立演劇学校で学んだ経歴から生まれたお辞儀と記されます。1964年2月、初のアメリカ公演の際、ワシントンD.C.でライブするビートルズのモノクロ映像が現存しますから、ライブアクトの再確認と、一環として彼らのお辞儀までご覧になるのをご推奨します。
若いビートルズのライブ映像を取り上げた延長で申せば、ステージMCで常に前向きに張りきるポールと、斜に構えて辛辣な素振りのジョンとでは、対照的なキャラと見えます。嬌声やまない観客席に向かって、次の曲に合わせて手拍子足拍子をお願いしますと訴えるポールの隣りで、ジョンは悪ふざけをして見せます。バレーボールでトスを上げるような指の形で大袈裟に拍手する真似をして、「クラップ、ラ~ップ、クラップ、ラ~ップ!!」とか吃音者みたいな発音でマイク越しに怒鳴り、周囲をおちょくるのがジョンのお馴染みの姿です。これは、随分と若い時分からライブでジョンがやっていたステージ上でのパフォーマンスで、彼は何と身障者の真似をしているらしい。現在なら確実にアウトな密室芸でしょうが、さすがモンティ・パイソンのお国柄です。寛容と申しましょうか、ブラックな笑いを許容するだけの風土が、日本の国情と比すれば桁違いに広域であり、さすが紳士な大人の王国ですね。
他に興味を引いた個所は、ビートルズ公式デビュー以前の若い時代に、ジョンとポールは常につるんでいたとも言い切れない点です。後に加入するリンゴ(注・彼は学校へまともに行っていない階層)を例外とすれば、ビートルズで典型的な労働者階級の人間はポールで、ジョンは意外や中産階級の出です。出自となる階層が異別な当の二人を、周囲の大人たちは分け隔てて見たのではないかと読み取れます。その結果、大人たちの理解を得る(もしくは、中産階級の厳格な大人から応援されるような)ジョンに対して、たった一人で嫉妬するポールという姿が、この本の中に度々と描写されます。一番年下のジョージは、その折はジョンと行動を共にしておりますが、リンゴを当初から好きで気が合ったのは、実はジョージです。
アルバム(LP)「ラバーソウル」あたりから、ジョンとポールの曲は作風が明らかに異なって参りますが、内省的な傾向となるジョンの作風と、陽性で陰鬱を払うかのポールの作風の違いは、二人の性格によると従来から考えられがちですが、さらなる上の要因として、二人の出自となる生まれついた階級の違いをも考察するのが厳密と推量しました。
1962年(昭和37年)、ビートルズが「Love me do」で英国デビューした元年、この年の始まりは、ロンドンは大記録的な寒波だったと記されますが、この時点、当の私はロンドンに住んでおりました(未だ、子供でしたが)。まだ5歳にもならない小さな子供の背丈では、この年のロンドンの大雪は、腰まで埋まりましたことを明確に記憶します。私の父親は、ロンドン・ヒースロー空港に常駐する、JAL初代ロンドン駐在員でしたが、ヒースロー国際空港は、およそ一週間に及び閉鎖されたらしい。このあたりの苦労譚を、亡き父は私によく語ってくれました。本当に何も視界が無い、濃霧の真冬のロンドンが懐かしいです。
現在は既に父母が共に他界し、ロンドンで誕生した妹は、いまなお英国との二重国籍となります(日本の国籍を選択する意思を書面で回答済ですが)。ロンドンの思い出は、私にはビートルズがだんだん唯一となって参るようです。
私がロンドン在住した往時の、現地の大人たちは、もう大概が亡くなりました。ジョン・レノンの「In my life」の歌詞みたいですが、すべてを私はいまなお愛しております。それをまた、実感させてくださる、少しずつ堪能して読みたい名著です。
なお、表題のとおり、前回の東京オリンピック(1964年)の開催時期、私はロンドンに居りました関係、次回の2020年東京五輪が、初めて見ます東京のオリンピックとなります。ちなみに、ビートルズの東京公演は、日本テレビで見ました。私は、聖ドミニコ学園小学校4年生でした。ドミニコで一学年上の藤村美樹(ふじむら・みき)さんは、後のキャンディーズのミキちゃん、です。
この項の続稿は、また改めての機会にでも公表したく存じます。
82人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年1月13日に日本でレビュー済み
 この本を読むには2つの資質が必要です。
 ①ビートルズが好き
 ②読書が好き

 ①ではアンソロジー1・ライブアトザBBC・同Vol.2は聴いておきたいです。ブライアンエプスタイン・ジョージマーティン・スチュアートサトクリフ・ピートベスト・ビリープレストン、このへんの重要人物は押さえてなければいけません。ここまではハードルは高くないでしょう。
 ②が大きな壁になります。上巻・下巻ともに本文は750ページを超えています。例えば、ロジェマルタンデュガール著「チボー家の人々」あたりを難なく読破できるぐらいの読書力が求められます。

 上巻では、エピーやサージョージと出会っておらず、リンゴはまだ加入していません。
 下巻が終わるのは、プリーズプリーズミーをセカンドシングルとして発売する直前で、アルバムを作るところまでいってません。
 ローリングストーンズ・ビーチボーイズ・ボブディランは少し出てきますが、パティボイド・ヨーコオノ・エリッククラプトンなどは本文に一文字も出てこないです。マークルイソンが存命中に完成できるのか、自分が死ぬまでに読めるのか、と心配になります。①②を満たしていれば☆5となりますが、どちらかでも欠くようであれば苦行となります。心して読んでください。

 誰でも知っている曲はもちろん良いのですが、こういった曲も私は好きです。イッツオールトゥーマッチ・アンドユアバードキャンシング・アイムルッキングスルーユー。

 80年代溺愛という観点からは、同じバンドにマイケルジャクソン・プリンス・ビリージョエル・ブルーススプリングスティーンがいる、よりもはるかに超越しているのがビートルズ。愛してます。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
詳細に語られたビートルズ歴史の決定版。ただ、残念なのは帯の一部がグチャッと曲がっていたこと。厚紙に書籍を裸でそのまま入れてあったからか、入れる際に人の手で曲がったのか、理由は分からないが、5390円もする高価な本なので迷ったあげく購入した。大切な本なので、実に残念でならない。このレビューをキチンと読んで欲しいし、商品が傷つかないように丁寧に梱包して欲しい。期待していたのにとてもガッカリしてしまいました。Amazonから先ほどのレビューは載せられない、と返信が来たので、もう一度、書いて送ります。よろしくお願いします。
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5つ星のうち1.0 本の内容は素晴らしいです
2023年5月27日に日本でレビュー済み
詳細に語られたビートルズ歴史の決定版。ただ、残念なのは帯の一部がグチャッと曲がっていたこと。厚紙に書籍を裸でそのまま入れてあったからか、入れる際に人の手で曲がったのか、理由は分からないが、5390円もする高価な本なので迷ったあげく購入した。大切な本なので、実に残念でならない。このレビューをキチンと読んで欲しいし、商品が傷つかないように丁寧に梱包して欲しい。期待していたのにとてもガッカリしてしまいました。Amazonから先ほどのレビューは載せられない、と返信が来たので、もう一度、書いて送ります。よろしくお願いします。
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2023年3月5日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
内容以前の問題で、とにかく分量が多すぎ。ページをめくる気力が表紙を見ただけで無くなる。
多分、かなりの程度ビートルズのことを知っている人が、途中の適当に開いたページから読むことを想定していると思われる。
また、値段が高すぎる。
2018年6月14日に日本でレビュー済み
上巻読了後、下巻読了まで時間がかかりました。これは、読みにくいためではありません。単に、こちらの事情です。上巻から、更に情報密度が高くなり、一行一行が面白くなります。特に、ハンブルグの武者修行以降、ジョンとポールを中心に次第にカリスマ性を獲得していくプロセスは興味津々です。リヴァプールでは、そこそこの成功を収めていたとはいえ、無名の割にはブライアンに対する態度の大きさは中々のもので、お付き合いするには、嫌な奴らだと思います(笑)マネージメント契約に際しての誠実な態度など、まさに5人目のビートルズの名に恥じないブライアンの死後、解散への道をたどったことも、納得がいきます。ポールに関しても、スチュとの諍い・ブライアンへの反乱等、興味深いエピソード満載で、これをもって、ポールは嫌な奴云々と評価する向きもあるようですが、この程度の毀誉褒貶当たり前ではありませんか。とにかく、マニア本であるといった安易な把握はやめて、思い切り楽しみましょう。ビートルズ好きなら、普通に(大いに)楽しめます。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年1月31日に日本でレビュー済み
読後の感想は一言、「早く続きが読みたい!」です。

下巻は1962年というビートルズにとって最も重要な年を詳細に書かれています。著者が取材した情報を出せるだけ出しているのが伝わりますが、きっと書ききれていない情報の方があるんだろうなと感じます。
「ラブミードゥ」という曲がいかにビートルズにとって、ブライアンにとって重要な曲であったのか、その努力が見事に描かれています。
スチュアートサトクリフの死去、ピートベスト解雇は私自身かなりビートルズ関連の出版物を読んできましたが、知らなかったことばかりでした。

本書上下巻はビートルズと読書がマジに好きじゃないと耐えられないと思いますが、チャレンジすべきシリーズでしょう。
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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