とにかく料理も美しいし、レシピもきちんとしている。
そしておばあちゃん一人一人の個性と料理が淡々と語られる、その語り口も素敵だ。
写真は食材を並べた物と、できあがりの2枚。
何処までもシンプルに、それでいて一人一人の家庭の雰囲気、
台所の様子、テーブルセッティングがさりげなく表現されている。
料理を通じて人間を、人生を、その人の個性を、お国柄を、
色んな角度から表現している、読み応えのある一冊だ。
各国のお国自慢の家庭料理がズラリと並ぶ、
その向こうに、家庭料理を食べて育ってきた著者の家族に対する思いが、
世界中のおばあちゃん料理を通じて語られている。
年のせいか、しんみりさせられ考えさせられることも多い。
親の手料理、食べたのはいつ?

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世界のおばあちゃん料理 単行本 – 2016/10/27
ガブリエーレ・ガリンベルティ
(著),
小梨 直
(翻訳)
世界中の料理上手なおばあちゃんが、秘伝のレシピを大公開! 世界50か国、58人のおばあちゃんたちの愛と人生と、自慢の味。
- 本の長さ247ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2016/10/27
- 寸法15 x 1.8 x 21 cm
- ISBN-104309286070
- ISBN-13978-4309286075
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商品の説明
著者について
1977年イタリア、アレッツォ生まれ。写真家。 2002年にはイタリアで最も期待されるカメラマン10人のうちの1人に選ばれる。本書は2015年のジェームズ・ビアード賞(写真部門)を受賞。
翻訳家。訳書に、ピーター・メイル『南仏プロヴァンスの木陰から』『プロヴァンスの贈りもの』、ダニエル・ウォレス『ビッグフィッシュ』『西瓜王』、他多数。
翻訳家。訳書に、ピーター・メイル『南仏プロヴァンスの木陰から』『プロヴァンスの贈りもの』、ダニエル・ウォレス『ビッグフィッシュ』『西瓜王』、他多数。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2016/10/27)
- 発売日 : 2016/10/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 247ページ
- ISBN-10 : 4309286070
- ISBN-13 : 978-4309286075
- 寸法 : 15 x 1.8 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 148,658位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年4月16日に日本でレビュー済み
2019年12月20日に日本でレビュー済み
愛すべき世界のおばあちゃんがたくさん登場して、自慢の料理をふるまってくれます。とにかく写真が綺麗です。
1つ残念なのが、おばあちゃんを紹介するエピソードのページを開くとおばあちゃんの写真が前ページになってしまう。
ちょっと寂しい。エピソードを読みつつ、おばあちゃんの写真を眺めたかった。
1つ残念なのが、おばあちゃんを紹介するエピソードのページを開くとおばあちゃんの写真が前ページになってしまう。
ちょっと寂しい。エピソードを読みつつ、おばあちゃんの写真を眺めたかった。
2016年11月21日に日本でレビュー済み
写真集ではないのに写真が美しい、レシピがあるのだからお料理の本かといえばそれだけでない、
手にしてとてもうれしい本です。
自分の常識にない食材の組み合わせと、できたお料理に感動があります。
自分が毎日作っているお料理は世界の中のほんの小さな場所で繰り返されている生きる営みのひとつなんだと感じます。
読むだけでも、見るだけでも楽しいですが、繰り返し見るうちに、作りたくなるお料理がきっとあります。
私はこの中のいくつかに(アレンジするかもしれないけれど)挑戦しようと思っています。
手にしてとてもうれしい本です。
自分の常識にない食材の組み合わせと、できたお料理に感動があります。
自分が毎日作っているお料理は世界の中のほんの小さな場所で繰り返されている生きる営みのひとつなんだと感じます。
読むだけでも、見るだけでも楽しいですが、繰り返し見るうちに、作りたくなるお料理がきっとあります。
私はこの中のいくつかに(アレンジするかもしれないけれど)挑戦しようと思っています。
2019年12月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界中の人々の暮らしが
感じられる興味深い写真集
レシピも面白いが
全ての料理が日本人の好みに合うものではない
感じられる興味深い写真集
レシピも面白いが
全ての料理が日本人の好みに合うものではない
2016年11月9日に日本でレビュー済み
タイトルの通り、世界のおばあちゃんたちの料理が、そのおばあちゃんのエピソードとともに載っています。
あまり聞き覚えの無い国もあります。
構成はまず、見開きでおばあちゃんと材料の写真と料理の写真、次の見開きでおばあちゃんのエピソードとレシピとなっています。
出来上がりの写真はありますが、作り方の写真はありません。
また、イタリア生まれの著者が2年間で世界を巡りまとめた、というもののようですので、作りやすいレシピ、簡単に再現できるレシピ、というものではなく、この材料どこで手に入るのか?というレシピも見受けられます。
バナナの葉っぱとか、謎の貝とか。(作り方その1が、カリブ海でその貝をとってくる、となっていた(笑))
イモムシのトマトソース煮と、イグアナ焼きというレシピはその名の通りそういうものが映っていますので、苦手な方は注意が必要かもしれません。イモムシはドキッとしました。
もちろん、パイだったりスープだったり普通のお肉を調理したものだったり、作れそうな料理もたくさんあります
これはちょっと…と思う部分もありますが、この本でしか読めない内容も多く、読みごたえはあります。
あまり聞き覚えの無い国もあります。
構成はまず、見開きでおばあちゃんと材料の写真と料理の写真、次の見開きでおばあちゃんのエピソードとレシピとなっています。
出来上がりの写真はありますが、作り方の写真はありません。
また、イタリア生まれの著者が2年間で世界を巡りまとめた、というもののようですので、作りやすいレシピ、簡単に再現できるレシピ、というものではなく、この材料どこで手に入るのか?というレシピも見受けられます。
バナナの葉っぱとか、謎の貝とか。(作り方その1が、カリブ海でその貝をとってくる、となっていた(笑))
イモムシのトマトソース煮と、イグアナ焼きというレシピはその名の通りそういうものが映っていますので、苦手な方は注意が必要かもしれません。イモムシはドキッとしました。
もちろん、パイだったりスープだったり普通のお肉を調理したものだったり、作れそうな料理もたくさんあります
これはちょっと…と思う部分もありますが、この本でしか読めない内容も多く、読みごたえはあります。
2016年11月9日に日本でレビュー済み
おばあちゃんの写真、料理の写真、エピソード、レシピが各1ページづつの構成で分かりやすく、読み物としては軽めの本ですが、日常的に食べられている各国の家庭料理が載っていて楽しいです。日本代表(?)で料理家の堀江ひろ子さんが出ていますが、堀江さんの所だけ上辺というか余所余所しい感じがします。著者の感想もない。他のおばあちゃんの所はもっとイキイキした文章なのに何で?