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小説から遠く離れて (河出文庫 は 5-2) 文庫 – 1994/11/1

5.0 5つ星のうち5.0 2個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社 (1994/11/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1994/11/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 299ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4309404316
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4309404318
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 2個の評価

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蓮実 重彦
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上位レビュー、対象国: 日本

2004年4月23日に日本でレビュー済み
本書は、ミステリ小説を思わせる。いくつかの書きたい小説家を挙げる。井上ひさし、丸谷才一、村上春樹。そして、彼らと区別していくつかの書きたい小説家を挙げる。大江健三郎、中上健次。彼らにまたがる小説家として村上龍。大江と中上寄りに、ちょっとだけ高橋源一郎。80年代の小説は全て(冷戦が終わってもいないのに)同じ物語を書いているとする仮定を始めに置く。それの論理を補強するものとして井上の一派。そして小説は全て同じ物語を書いていることを意識しているものとして大江の一派。ここには既にそれしか書けないという諦めがあるそうだ。
優れた評論は探偵がミステリで推理をするように書くそうだ。最初にぽんぽんと前置きをしておいて、それを自己の論理で解決に結びつける。それを事件の因果に合わせて正しいなら正しくなるし、間違いなら間違いとなる。でも被疑者や被害者のホントのところはよく分からない。事件の残した社会性もホントのところはよく分からない。あとは読者任せというが、まさに優れた評論とは、ミステリの推理かもしれない。
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