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テレヴィジョン・シティ 上 (河出文庫 な 7-17 BUNGEI Collection) 文庫 – 1996/7/1

4.6 5つ星のうち4.6 10個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社 (1996/7/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1996/7/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 364ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4309404790
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4309404790
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 10個の評価

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長野 まゆみ
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2003年11月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
監視された世界ビルディングで生活する少年達。パパとママがいるという碧い惑星を信じ、日々手紙を送り続けるアナナスは15億キロも離れた地にある青い海に憧れを抱いていた。少年達にとって外の世界はなく、取り囲むのはテレビジョンだけ。全てが幻影だった。またアナナスは味覚がないと云う障害を持ち、同室のイーイーは、ヴィオラと云う精油がないと声が出なくなり生きてはいけない。そんな壊れかけた世界の中で少年達は、本当の事実を知っていきビルディングの脱出を目指すようになる・・・。
長野さんの作品の中でも大好きなお話ですね。こんなに切なくなった物語は、初めてではないでしょうか?とにかく少年達の心の葛藤、苦しみ、本当に良く描かれていて先を読んでいくのが悲しくなってしまいました。下巻になっていくにつれ、どんどんと物語りは暗くなっていきます。上巻を読んだ方は、ぜひ下巻も読んでみてください。オススメです。
20人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年4月11日に日本でレビュー済み
奥が深い。最初に読んだとき、なんとなくわかったようなわからないような気持ちの悪さとともに、深い作品世界の中を手探りで進んでいく不思議な楽しさを覚えました。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年5月22日に日本でレビュー済み
長野まゆみさんの中では一番好きな作品です。深夜アニメとかにしてくれたらすごく面白そう。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2003年8月12日に日本でレビュー済み
長野まゆみさんの作品の中で、一番好きな部類に入ります。
暗号を解いたり、認識番号覚えたりするくらいハマりました。
何度も読み返して、読む年齢によって感じることが全く違う。
感覚と存在、言葉と文字…等、確かなようで不確かな相反する二つの境界を行ったり来たり…と、不思議な浮遊感があります。
碧い惑星から離れた環の星で、「管理」されて生きる子供達…でも、色んな解釈の仕方があるので、謎解きするのも楽しいです。
高校生くらいの女性向けかな?
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2008年11月22日に日本でレビュー済み
手を取った瞬間、考えたのは「難解すぎる!」ということでした。

主人公が世界観について、何も語らない作品は世の中に多々あります。
それを幾度も読んできたにも関わらず、
テレヴィジョン・シティはそれを超える難解さでした。

けれど堪える必要はありません。
それが妙なリアリティをもって、私たちは物語を楽しむことが出来ます。
恐らく全てを把握する必要はなく、
感覚的に、感情的に、心だけで感じ取ればよいのだと思います。

どうぞ下巻まで手にとってみてください。
あらすじは語れません。
私もあらすじと呼べるものをまだ把握しきれていません。
けれど読み終えた後に押し寄せる切なさは他の比ではありません。

余談ですが、長野まゆみさんの作品の中でも
最高傑作といっても過言ではないでしょう。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2010年10月29日に日本でレビュー済み
切ないストーリーもさることながら、作品の世界がたまらなく好きです。
何度も何度も読み返したくなります。そして、そのたびに、アナナスやイーイーとともに、無機質なビルディングだけでできた世界に住んでいる気分にどっぷり浸ってしまいます。少年たちの世話をするのはヘルパーロボットとコンピュータだけ。超高層ビルディング間には「チュウブ」という通路が張り巡らされ、少年たちは「サーキュレ」というローラーブレードのようなものを操り、上下移動は超高速エレベータを乗りこなします。ビルディングの中には海の幻影を本物のように感じられる「ドォム」や幻影の水棲植物や鳥までいる「パァン池」など、バーチャルな自然まであります。すべてのもののネーミングもこの世界のイメージにぴったりで、不思議なくらいです。また、自分たちが見ているテレシネマ「アーチイの夏休み」の場面が合間合間にアナナスの言葉で語られ、その妙にレトロで地球的で現実的なほのぼのとした雰囲気の物語の進行と対比されることでビルディングの世界のフィクションが際立ちますし、また逆に今の私たちとつながり、未来のテレビジョンシティがリアリティを持って心に残ります。すごく面白いです。
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2001年12月24日に日本でレビュー済み
良い。としか言いようが無い。この独特な世界観は滅多に無いと思う。本当に切ない。長野さんの本の中でも上位に入る程好き。読まないと分からないと思う。ひたって下さい。
16人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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