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インストール (河出文庫) 文庫 – 2005/10/5
綿矢 りさ
(著)
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購入オプションとあわせ買い
女子高生と小学生が風俗チャットでひともうけ。押入れのコンピューターから覗いたオトナの世界とは?! 史上最年少芥川賞受賞作家のデビュー作/第三十八回文藝賞受賞作。書き下ろし短篇「You can keep it.」併録。
- ISBN-104309407587
- ISBN-13978-4309407586
- 出版社河出書房新社
- 発売日2005/10/5
- 言語日本語
- 寸法10.8 x 1.2 x 15 cm
- 本の長さ192ページ
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商品の説明
著者について
1984年京都府生まれ。 2001年『インストール』で文藝賞を受賞しデビュー。04年『蹴りたい背中』で 芥川賞を史上最年少で、12年『かわいそうだね?』で大江健三郎賞を受賞。他の著書に『夢を与える』など。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2005/10/5)
- 発売日 : 2005/10/5
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 192ページ
- ISBN-10 : 4309407587
- ISBN-13 : 978-4309407586
- 寸法 : 10.8 x 1.2 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 46,576位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1984年京都府生まれ。早稲田大学教育学部卒業。2001年『インストール』で第38回文藝賞を受賞しデビュー。2004年『蹴りたい背中』で第130回芥川賞を受賞(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『勝手にふるえてろ』(ISBN-10:4163296409)が刊行された当時に掲載されていたものです)
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年8月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
もっと早くに読みたかった
2016年8月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
一気に読んでしまいました。
変な話・・と思いながらも、思わず引き込まれました。
この勢いがこの話の持ち味なんでしょうね。
変な話・・と思いながらも、思わず引き込まれました。
この勢いがこの話の持ち味なんでしょうね。
2023年11月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高橋源一郎氏が『完璧な日本語』と評したと聞き、どんなものかと購入。新聞記事ほど完璧ではないような気もしたが、たしかに高校生の時にこれを書いたと思うと凄すぎる。世の中には、五十、六十になっても、この高校生の半分にも満たない文章力の人間はざらにいる。
2018年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
友達の一言で、ありかもなんて思って、何もかも捨てちゃおうなんてことを実行するなんて。
家の中でただひきこもる話なのにここにしっかりと冒険がある感じがする。すばらしい。
家の中でただひきこもる話なのにここにしっかりと冒険がある感じがする。すばらしい。
2016年9月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
読書の習慣の無い僕でもすらすらと読めました。
読んでいた日は清々しく過ごせた気がします。
読んでいた日は清々しく過ごせた気がします。
2016年4月13日に日本でレビュー済み
手ごたえの重みにおどろく小説である。
表題作となった「インストール」と「You can keep it」の中篇2作が納められた一冊。
「インストール」のほうは、その(町田康風の)文体に馴染むまですこし時間がかかったけれど、途中からはひと息に読んでしまった。「You can keep it」のほうは、一気読みだった。
二作における文体が統一していないのは、試行錯誤の途上だからか、それとも内容によって文体を切り分けているのかは判らないが、それぞれがそれぞれに見事、としかいいようがない。
特に文章が描出する対象(着眼点)や、それに対する話者の印象や評価を語る際の、とてもユニークで独特なスタンスは、まさにオリジナルな気がする。
かような文体=小説全体の前面に見える印象もすぐれているが、何よりも印象深かったのは、そのお話の終え方だろう。
ある程度の手馴れた書き手になると、お話作りをしていて、自分の中で蓄積された、いままでの読んだり見たり聞いたりした様々なお話がミックスされ、しかるべき次の手が打てるようになる。こうなったら、普通こうでしょ、的な。
しかしその予定調和なお約束事は、マンネリズムに陥り、読み手を楽しませることができない。読み手は常に新たな裏切りを期待し、その裏切りが産む感情(驚きや、喜びや、感動)を求めるからだ。ある程度のお約束事を踏まえたうえでしかし、上手に読者を裏切ること。それが、いわば多くの小説たちの作法だった。
だが。
本作では、読者をどうやって誘い込んで、どこに連れ去り、最終的にどこに落とすか、というお話の組み立てかたが、従来のどこにでもあるような、誰かがどこかで試みたような、一般的なありがちなスタイルとは全然違う。まったく違う。
だから、話を読んでいて次のページがあるものだと思って紙をめくり、そこが終わりと知ることになる。突然とんでもないところで放り出される気がする。思いもよらない場所で、物語は終幕を迎えてしまうのだ。
できの悪い小説の場合は、大概ここで怒りを覚える。怒り、もしくは失望である。平たく言えば、ナンダヨコレ、であり、フザケンナ、である。
しかしながらこのテクストのすごいのは、その終わっちゃった瞬間の、感覚的空白(エアポケット的断絶感)の後に来る感情が、スゲー、という感嘆や詠嘆であることだ。それが冒頭の、『手ごたえの重み』につながってくる。
お話を読み、その世界に没入し、最後にその世界から離れた後、本が自分のココロの中に、なにかしら重たい何かを「どっこいしょ」っと置いていく感じ。それは例えば、ここの書評欄にあるような、
「特に、17歳の女の子に読んで欲しい」
「女子高生が色々思い悩み自分探しをする」
「その時に読んでいれば自分の人生かわったのではないかとおもう」
とか、そんなのはちいとも関係ないと感じる(amazonの皆さん、申し訳ない)。
17歳の自分探しであるとか、女子高生と風俗チャットとか、インターネットとか。
そういう手垢にまみれたマテリアルをつかって、この作家は全然別の、まったく違った、ものすごく新鮮ななにかをこさえた感じがする。
その「何か」あるいは、「どっこいしょ」と置かれたソノモノが何なのかはさっぱり分からない(わからない、というかまだ言語化できない)。
けれども、胸の中にズシーンと響いたその重みだけが感じられる。
そういう芸当って、なんというか、圧倒されるよね。
エンタテインメントと芸術って、いわばそこいら辺に分水嶺があるのだと、直木賞と芥川賞ってのはそこいら辺が分かれ目なんだな、としみじみ思ったりして。
ここでは作者がなにもので、一体どんな内容の小説なのかはちいとも書かなかった。
本作が上梓された当時、それが理由でいわば好奇の目で色眼鏡で見られたことが、本作の芸術的価値を著しく損ねたように思えるからだ。
でもこれは、紛(まご)うことなき傑作の一篇であると断言できる。
読むべし。
=追伸=
予断だが、末尾の高橋源一郎の解説がまた、見事。
そうそうその通りだよ、とすごぉぉぉく共感した。
表題作となった「インストール」と「You can keep it」の中篇2作が納められた一冊。
「インストール」のほうは、その(町田康風の)文体に馴染むまですこし時間がかかったけれど、途中からはひと息に読んでしまった。「You can keep it」のほうは、一気読みだった。
二作における文体が統一していないのは、試行錯誤の途上だからか、それとも内容によって文体を切り分けているのかは判らないが、それぞれがそれぞれに見事、としかいいようがない。
特に文章が描出する対象(着眼点)や、それに対する話者の印象や評価を語る際の、とてもユニークで独特なスタンスは、まさにオリジナルな気がする。
かような文体=小説全体の前面に見える印象もすぐれているが、何よりも印象深かったのは、そのお話の終え方だろう。
ある程度の手馴れた書き手になると、お話作りをしていて、自分の中で蓄積された、いままでの読んだり見たり聞いたりした様々なお話がミックスされ、しかるべき次の手が打てるようになる。こうなったら、普通こうでしょ、的な。
しかしその予定調和なお約束事は、マンネリズムに陥り、読み手を楽しませることができない。読み手は常に新たな裏切りを期待し、その裏切りが産む感情(驚きや、喜びや、感動)を求めるからだ。ある程度のお約束事を踏まえたうえでしかし、上手に読者を裏切ること。それが、いわば多くの小説たちの作法だった。
だが。
本作では、読者をどうやって誘い込んで、どこに連れ去り、最終的にどこに落とすか、というお話の組み立てかたが、従来のどこにでもあるような、誰かがどこかで試みたような、一般的なありがちなスタイルとは全然違う。まったく違う。
だから、話を読んでいて次のページがあるものだと思って紙をめくり、そこが終わりと知ることになる。突然とんでもないところで放り出される気がする。思いもよらない場所で、物語は終幕を迎えてしまうのだ。
できの悪い小説の場合は、大概ここで怒りを覚える。怒り、もしくは失望である。平たく言えば、ナンダヨコレ、であり、フザケンナ、である。
しかしながらこのテクストのすごいのは、その終わっちゃった瞬間の、感覚的空白(エアポケット的断絶感)の後に来る感情が、スゲー、という感嘆や詠嘆であることだ。それが冒頭の、『手ごたえの重み』につながってくる。
お話を読み、その世界に没入し、最後にその世界から離れた後、本が自分のココロの中に、なにかしら重たい何かを「どっこいしょ」っと置いていく感じ。それは例えば、ここの書評欄にあるような、
「特に、17歳の女の子に読んで欲しい」
「女子高生が色々思い悩み自分探しをする」
「その時に読んでいれば自分の人生かわったのではないかとおもう」
とか、そんなのはちいとも関係ないと感じる(amazonの皆さん、申し訳ない)。
17歳の自分探しであるとか、女子高生と風俗チャットとか、インターネットとか。
そういう手垢にまみれたマテリアルをつかって、この作家は全然別の、まったく違った、ものすごく新鮮ななにかをこさえた感じがする。
その「何か」あるいは、「どっこいしょ」と置かれたソノモノが何なのかはさっぱり分からない(わからない、というかまだ言語化できない)。
けれども、胸の中にズシーンと響いたその重みだけが感じられる。
そういう芸当って、なんというか、圧倒されるよね。
エンタテインメントと芸術って、いわばそこいら辺に分水嶺があるのだと、直木賞と芥川賞ってのはそこいら辺が分かれ目なんだな、としみじみ思ったりして。
ここでは作者がなにもので、一体どんな内容の小説なのかはちいとも書かなかった。
本作が上梓された当時、それが理由でいわば好奇の目で色眼鏡で見られたことが、本作の芸術的価値を著しく損ねたように思えるからだ。
でもこれは、紛(まご)うことなき傑作の一篇であると断言できる。
読むべし。
=追伸=
予断だが、末尾の高橋源一郎の解説がまた、見事。
そうそうその通りだよ、とすごぉぉぉく共感した。
2020年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『蹴りたい背中』につづき、ものすごく読みやすくはあったのだけど、
これからっていうところで話が終わってしまった感じ。
あれ、そこでやめちゃうんだ?みたいな。
パソコンが分厚いところとか、チャットルームがどうこうとか、
当時のふる~いネットの流行が思い出せたところが面白かったかな。
これからっていうところで話が終わってしまった感じ。
あれ、そこでやめちゃうんだ?みたいな。
パソコンが分厚いところとか、チャットルームがどうこうとか、
当時のふる~いネットの流行が思い出せたところが面白かったかな。
2023年9月6日に日本でレビュー済み
「ネットでの『偽りの自分』と『虚しいつながり』によって、『本当の自分』と『人との繋がり』の価値に気づく『成長小説』」
か、あるいは、
「『何者』にもなれない日常から、暗闇(押し入れ)の中のネットという『異界』に逃避するも、日常の尊さを再確認して元の世界に帰還する『行きて帰りし物語』」
として読むのがオーソドックスな読み筋だと思っていたのだけれど、
今回読み返してみて、
『母親とのコミュニケーションの物語』
としても読めることに気づいて感動した。
つまり、「『母に構ってもらい』たくて引きこもりになったけど、『母に泣かれた』ことで引きこもりを終える」という文脈だ。
そう考えると、かずよしも母親とのコミュニケーション不全を抱えているので、巧妙に計算された配置とテーマにも思える…けれど、たぶん綿矢りさ本人は感覚で書いて自然とこのような構造になったんだろう。
読者と、そのタイミングや環境によって多様な読み方ができるあたりに、本作の優れた文学性がある。
か、あるいは、
「『何者』にもなれない日常から、暗闇(押し入れ)の中のネットという『異界』に逃避するも、日常の尊さを再確認して元の世界に帰還する『行きて帰りし物語』」
として読むのがオーソドックスな読み筋だと思っていたのだけれど、
今回読み返してみて、
『母親とのコミュニケーションの物語』
としても読めることに気づいて感動した。
つまり、「『母に構ってもらい』たくて引きこもりになったけど、『母に泣かれた』ことで引きこもりを終える」という文脈だ。
そう考えると、かずよしも母親とのコミュニケーション不全を抱えているので、巧妙に計算された配置とテーマにも思える…けれど、たぶん綿矢りさ本人は感覚で書いて自然とこのような構造になったんだろう。
読者と、そのタイミングや環境によって多様な読み方ができるあたりに、本作の優れた文学性がある。