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曾根崎心中: 現代語訳 (河出文庫 古 1-12) 文庫 – 2008/1/5

3.4 5つ星のうち3.4 4個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 河出書房新社 (2008/1/5)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2008/1/5
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 467ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4309408869
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4309408866
  • カスタマーレビュー:
    3.4 5つ星のうち3.4 4個の評価

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近松 門左衛門
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カスタマーレビュー

星5つ中3.4つ
5つのうち3.4つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2016年3月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
フォントが大きく余白が広い。 よってページ数が470と分厚い。
あらすじのみ知りたいのなら薦めるが、時代劇をTVで観るような違和感。
安易に現代語訳に逃げてはいけない。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2015年10月16日に日本でレビュー済み
「冥土の飛脚」や「曽根崎心中」、「心中天の網島」などの世話物が中心なので(時代物は「国性爺合戦」くらい)、
もう少し時代物も読んでみたい気になりました。
現代語訳とありつつも、会話部分の調子などは原作の趣を残していると感じられて、
読みやすくありながら、興醒めすることもなく、ぐいぐい物語世界に引きこまれました。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年12月30日に日本でレビュー済み
この本には、「冥途の飛脚」「曽根崎心中」「堀川波鼓」「心中天の網島」「女殺油地獄」「国姓爺合戦」の6作が紹介されています。以下内容がばれますので注意願います。
「冥途の飛脚」は、飛脚屋亀屋忠兵衛は、梅川という遊女と馴染みになり商売上の客の金を身請けの手付に使ってしまい最後捕まる話。「曽根崎心中」は、主人公の徳兵衛が伯父から縁談を進められ持たされた持参金を友人の九平次に貸したが、返ってこず、逆に汚名を着せられ、男の面目がすたったので、お初と曽根崎天神の森で心中するという話。「堀川波鼓」は、鳥取藩士小倉彦九郎の妻お種は、夫の江戸詰めのさびしさから宮地源右衛門と不義を犯すが帰国した夫に会ったのち自害する。彦九郎は、妻の敵討ちを果たす。「心中天の網島」は、実際に起きた紙屋治兵衛と紀伊国屋小春との心中事件を脚色。妻子ある身で遊女小春に通いつめる治兵衛、憎しみをこえて女同士の義理を感じ合う治兵衛の妻おさんと小春の連帯感が複雑です。「女殺油地獄」は、大坂河内屋の放蕩息子与兵衛が,両親の愁嘆を立聞きして改心するが,借金返済のため豊島屋七左衛門の妻お吉に無心をし,断られて彼女を惨殺する。そして捕まる。殺しの場面に油を使っ人形浄瑠璃は、感嘆します。「国姓爺合戦」は、「明の遺臣鄭芝竜 (老一官) を父とし,日本人を母とする和藤内が,中国に渡り,国性爺鄭成功と名のって、明国再興のために奮戦する物語です。
評論家の加藤周一は、「近松の情死という異常な事件は、同情すべき人物の身上におき、心中に向かう二人の主人公の心理は、近松は、道行という独特な修辞法を駆使した。日本文化の「愛の死」の表現のなかに近松の道行を抜くものはない。」とのべています。「心中天の網島」の道行は、以下の通りです。「道行名残の橋づくし」
二人が死に場所を求めて川沿いの橋の名前を列挙して1つの橋から次の橋の間に
「そなたも殺し我も死ぬ、元はと問えば分別のいたいけな貝殻に一杯もなき蜆橋~」
「この世でこそは添わずとも、未来は、いふにおよばず、今度の、ずっと今度のその先の世まで夫婦ぞや~」です。「道行名残の橋づくし」の原文とこの訳本を比較してみましたが何となく原文がいいと感じました。
この訳本自体は、平易に書かれておりたんたんと読めます。
原文は、近松門左衛門の文章の美しさ、声を出して読むと七五調の心地よい響きとなって読めます。
好みだと思いますが近松門左衛門の原本もいいと思います。