20年前の対談ですが、今読んでも首がもげるぐらい頷けるし、痛くなるぐらい膝を叩いた。
今、もう一度の対談を願う。
2004年の
信田先生は元気に怒っている。もうそうれは、怒り心頭でございます。
上野先生は諦めてない。戦っている。
当時の虐待やDVの事件がたくさん出てくるけど、そういう人柱をあとどれぐらい立てれば
女性や子どもが平和に暮らせるのだろうか。
凄惨な事件が起きて、法律が改正されていく現状をあとどれぐらい繰り返すのだろうか。
あとがきにも書いていらっしゃいますが、癒しより上野千鶴子だと思う。
本当にそう思う。傷付いた傷を癒すのはカウンセリングでおおいに癒していただいて、病気になっていたら、適切な治療をしていただいて、仕上げは上野千鶴子で構造を学んだらいい。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
¥902¥902 税込
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
¥902¥902 税込
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
¥185¥185 税込
配送料 ¥350 6月17日-19日にお届け
発送元: ノースブックセンター(不備・不具合があれば返品・返金対応致します) 販売者: ノースブックセンター(不備・不具合があれば返品・返金対応致します)
¥185¥185 税込
配送料 ¥350 6月17日-19日にお届け
発送元: ノースブックセンター(不備・不具合があれば返品・返金対応致します)
販売者: ノースブックセンター(不備・不具合があれば返品・返金対応致します)
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
結婚帝国 (河出文庫) 文庫 – 2011/5/7
上野 千鶴子;信田 さよ子
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥902","priceAmount":902.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"902","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"vVUUtpRtX3uRd0Z6d%2BWPhBY6bcrAz1K47Pfgj1SuMPyi8OW3YEWXC%2F9aOEHXhbEHJtmejQ9Fc5beXxBA5XdrJrgSybthC%2B%2Fa74K4dpNJFakcubJ3n94JPIDOEIfPxceyi3Wx7Va4smI%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥185","priceAmount":185.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"185","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"vVUUtpRtX3uRd0Z6d%2BWPhBY6bcrAz1K48qaD5i6Kqc3GDrBATvwjRIXAGJaC6WD2nBiC7PZw8PRSbWHYtXfihiMElPR4ZbMrKU5fv%2FnSGB98nddSl40%2FbZWlUOh88tnuyzRJy5cpPKTargOxHHkkyDZkDxCJ%2BYKm%2FO4sk9urtT03TFgsQwlz7Q%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
結婚は、本当に女のわかれ道なのか……? もはや既婚/非婚のキーワードだけでは括れない「結婚」と「女」の現実を、〈オンナの味方〉二大巨頭が徹底的に語りあう! 文庫版のための追加対談収録!
- 本の長さ321ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2011/5/7
- 寸法10.7 x 1.3 x 15 cm
- ISBN-104309410812
- ISBN-13978-4309410814
よく一緒に購入されている商品
¥990¥990
最短で6月15日 土曜日のお届け予定です
在庫あり。
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品を見た後にお客様が購入した商品
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
商品の説明
著者について
上野 千鶴子
1948年、富山県生まれ。社会学者。女性学、ジェンダー研究を専門とし、近年は老い、福祉、ケアにも領域を広げている。書著に『スカートの下の劇場』『女ぎらい ニッポンのミソジニー』他多数。
1948年、富山県生まれ。社会学者。女性学、ジェンダー研究を専門とし、近年は老い、福祉、ケアにも領域を広げている。書著に『スカートの下の劇場』『女ぎらい ニッポンのミソジニー』他多数。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2011/5/7)
- 発売日 : 2011/5/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 321ページ
- ISBN-10 : 4309410812
- ISBN-13 : 978-4309410814
- 寸法 : 10.7 x 1.3 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 372,285位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
星5つ中4.3つ
5つのうち4.3つ
全体的な星の数と星別のパーセンテージの内訳を計算するにあたり、単純平均は使用されていません。当システムでは、レビューがどの程度新しいか、レビュー担当者がAmazonで購入したかどうかなど、特定の要素をより重視しています。 詳細はこちら
22グローバルレーティング
虚偽のレビューは一切容認しません
私たちの目標は、すべてのレビューを信頼性の高い、有益なものにすることです。だからこそ、私たちはテクノロジーと人間の調査員の両方を活用して、お客様が偽のレビューを見る前にブロックしています。 詳細はこちら
コミュニティガイドラインに違反するAmazonアカウントはブロックされます。また、レビューを購入した出品者をブロックし、そのようなレビューを投稿した当事者に対して法的措置を取ります。 報告方法について学ぶ
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2013年4月19日に日本でレビュー済み
信田さよ子さんの少女マンガへのコメント(「少女マンガは(性への過剰な意味付けを)飛び越えている。(それが)脱色されている」という指摘や(121)、家族については、近代はもう終わった(304)など、はっとさせられるコメントがたくさんあります。初出は2002年ですが、今でも(2013年)充分参考になる内容だと思います。
2012年6月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
上野、信田両女史の10年前の対談集であるが二人の鋭い切り口が新鮮である。
結婚と恋愛についてでは結婚は自由からの逃走、恋愛の「愛」という言葉の裏側
には拘束と所有の感覚があると論じてる。
又社会学者の上野氏は結婚はプライドのゲームであるからピア(同輩集団)のな
かで結婚年齢が遅れれば遅れるほど夫に対する要求水準が高くなっていく。「あ
んなところで手を打ったのか」とピアに言われることが屈辱的だと述べている。
そしてDV、虐待を専門にしてる信田氏の「結婚とDVは車の運転と交通事故との
関係に似ている、運転者は男性、違っているのは交通事故は第三者が目撃するが
DVを目撃するのは子供しかいない点である」というフレーズは重いものがある。
結婚と恋愛についてでは結婚は自由からの逃走、恋愛の「愛」という言葉の裏側
には拘束と所有の感覚があると論じてる。
又社会学者の上野氏は結婚はプライドのゲームであるからピア(同輩集団)のな
かで結婚年齢が遅れれば遅れるほど夫に対する要求水準が高くなっていく。「あ
んなところで手を打ったのか」とピアに言われることが屈辱的だと述べている。
そしてDV、虐待を専門にしてる信田氏の「結婚とDVは車の運転と交通事故との
関係に似ている、運転者は男性、違っているのは交通事故は第三者が目撃するが
DVを目撃するのは子供しかいない点である」というフレーズは重いものがある。
2013年12月19日に日本でレビュー済み
本書は同じ名前の書籍が存在するため
「結婚難民」という本来のタイトルからこちらになったと聞き、
実はその本も持っている私は
心より惜しく思いました。
帝国主義のごとく、悪の枢軸のごとく
得体の知れぬパワーを秘めた「(しばしば女性からの収奪をデフォルトとする)常識」という帝国より
個々の女性、とくに世代間格差で引き裂かれた世代の女性達(団塊ジュニア?)を
活写したこの本には「結婚難民」のほうがやはりふさわしかったと思うのです。
(蛇足ながら 結婚難民 自体は比べるのも可哀想なくらい三下感の漂う内容でした)
本作は「タフラブ(寂しさに耐えるのではなく寂しさとともにいきる)という快刀」など
臨床の実感を込めた力作を次々とはなつ プライド高きカウンセラー 信田さよ子さんと
信田さんいわく「全部任していてよくて楽」という仕切りのハイスピード才女 ご存じ上野さんとの対談本。
「家族収容所」などでも出ていた依存と結婚の関係についてのやりとりが刺さりました。
信田「圧倒的に支配されている生活から、支配している物が抜かれた世界
それは、今自分を浸している物が全部取り去られるということで、
未来を想像するというより過酷な・・」
上野「”失う”ということね」
信田「そうだ。失うんだ」
また、一足先に離婚をした同性への愚痴についてどう封じるかという上野さんからの質問に
「そういう惨めな言い方はやめてください」「この先どう発展しますか?」「弱者同士の差別は認めない」と
オバケ屋敷に滞留する常備菜たち・沈黙の臓器達
(本書には出てきませんが、肝臓と手足の比喩は卓抜でした。)
のプライドを揺さぶるという信田さんからの快刀も卓抜でした。
「結婚難民」という本来のタイトルからこちらになったと聞き、
実はその本も持っている私は
心より惜しく思いました。
帝国主義のごとく、悪の枢軸のごとく
得体の知れぬパワーを秘めた「(しばしば女性からの収奪をデフォルトとする)常識」という帝国より
個々の女性、とくに世代間格差で引き裂かれた世代の女性達(団塊ジュニア?)を
活写したこの本には「結婚難民」のほうがやはりふさわしかったと思うのです。
(蛇足ながら 結婚難民 自体は比べるのも可哀想なくらい三下感の漂う内容でした)
本作は「タフラブ(寂しさに耐えるのではなく寂しさとともにいきる)という快刀」など
臨床の実感を込めた力作を次々とはなつ プライド高きカウンセラー 信田さよ子さんと
信田さんいわく「全部任していてよくて楽」という仕切りのハイスピード才女 ご存じ上野さんとの対談本。
「家族収容所」などでも出ていた依存と結婚の関係についてのやりとりが刺さりました。
信田「圧倒的に支配されている生活から、支配している物が抜かれた世界
それは、今自分を浸している物が全部取り去られるということで、
未来を想像するというより過酷な・・」
上野「”失う”ということね」
信田「そうだ。失うんだ」
また、一足先に離婚をした同性への愚痴についてどう封じるかという上野さんからの質問に
「そういう惨めな言い方はやめてください」「この先どう発展しますか?」「弱者同士の差別は認めない」と
オバケ屋敷に滞留する常備菜たち・沈黙の臓器達
(本書には出てきませんが、肝臓と手足の比喩は卓抜でした。)
のプライドを揺さぶるという信田さんからの快刀も卓抜でした。
2020年3月29日に日本でレビュー済み
ジェンダー研究で有名な上野千鶴子さんと臨床心理士の信田さよ子さんによる結婚についての対談になっています。文中で様々な芸能人に対する批判をされているのが印象に残りました。例えば東大卒の菊川怜さんは学歴はいいものの顔はそこまで可愛くないといった話や、哲学者の竹田青嗣さんの発言は女性を下に見た発言だと分析されているのが面白かったです。その他にも、世の中にある結婚やDV、ジェンダーについての考えを忖度なく議論しているので勉強になりました。
2015年3月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
二村ヒトシさん繋がりでこの本を読みました。
信田 さよ子さんの本は何冊か読んでいて、今の自分にとってとても”分かってくれる”感を感じています。
上野 千鶴子さんは名前は聞いたことあるけど、程度でした。
正直言うと、本文は途中で読むのがしんどくなってきて、追加の対談を読んで、完全に読む気持ちが失せました(笑)
この本・・・どういうポジションにいれば、「そうそう!」みたいな感じの爽快感を得て読めるんだろう・・・。
私は、正規雇用で独り暮らしの独身です。
(パラサイトシングルじゃないけど)
まさに、この本に出てくる女性世代のど真ん中だと思います。
両親は”奇跡的に全員が結婚出来た世代”の末期にお見合いで結婚して、結婚当時母はたぶん処女だったと思います。
まさにこの本に出てくる”娘がおかしくなった!”と狂う母親に行動が類似しています。
行動を監視される文面を読んでいて、自分の過去をふと思い出してちょっとつらかったです。
母娘の関係に疲れて、男性社会の中でも自分なりに生計を立てて生きてきて、年齢を重ねて結婚してなかったら、今度は「不良債権」呼ばわりされて(笑)
信田さんには結婚してない私のような人を「かわいそうな人」なんて言われる始末。
ってか、非正規に関してはもう「粗大ごみ」だと言いたいの?みたいな感じ。
結婚したら、「男性に選ばれた」という幻想的な勲章と「私がいなければ」の支配で家族を憑依しながら生きてる自分に無意識にしんどくなっても、経済面から逃れられない。
あれこれお二方は語ってるけど、結局私たちにどーしろっての?
結局、「それなりに経済力や資金を溜めて、”結婚できた”っていう勲章を誇りに、エセ自己表現のために子供たちに憑依して旦那に犠牲を払って、定年を迎えたセックスしたいという旦那を捨てて、憑依した子供たちに程よい距離で老後の面倒をみてもらう」っていう、自己中な生き方が現代の女性にとって”勝ち抜け”なのでしょうかねぇ。
あと、上野さんって、一緒にいたら疲れるだろうなぁ。
たぶん1つ事象があると、自分の中で「こうだと思う」みたいな結論をベースに、物事の過程を考えてる方なのかなぁ、と思った。
論点を見る能力には長けてるけど、臨機応変に聞き取ってその場で柔軟に意見を軌道修正するのは苦手そうだなぁ、と。
例えば複数人とワイワイ会話をしてても、上野さんって周りの空気を読まず「こうなんだ」ありきでバンバン論破して、周りが折れて自己が満たされるタイプな気がする。
ヴィトンのバックの話にしたって、たぶん「エセ自己肯定みたい」な感覚が嫌な気持なんだろうなぁ、と思う。
でも、一回自分がフランスや百貨店で購入してみたらいいのに。
しないで「あんな風になりたくない!」みたく言ってるのって、聞いてる側は疲れる。
ヴィトンを”結婚”に言葉を入れ替えると、上野さんって結婚に対して「すっぱいぶどう」みたいな本心が根底にある気がします。
二村ヒトシさんの本でいうと、信田さんは「男らしい」、上野さんは「男であろうとする」みたいな感じだなぁ、と思った。
この本は、女性として社会に実績を上げた信田さんと上野さんが、「これからの人生を模索してる不良債権な女性たち」をコケにして、
難しい知識と性の話を絡めてマシンガントークをしました、って感じなんでしょうね。
私、個人的に思うけど、この本を読んで気分を害する層っていてると思います。
(少なからずとも私はそうです)
でも、それってある意味、この2人の”思うつぼ”だなぁ、って。
だって何だかんだ言っても、この2人はそれでマンマを食っている訳で。
だからこそ、私は10年後にこの2人が「ほらね、悲惨な人生が待ってたでしょ?」なんていう、思惑通りの人生を歩まないように生きていきたいと思った。
信田 さよ子さんの本は何冊か読んでいて、今の自分にとってとても”分かってくれる”感を感じています。
上野 千鶴子さんは名前は聞いたことあるけど、程度でした。
正直言うと、本文は途中で読むのがしんどくなってきて、追加の対談を読んで、完全に読む気持ちが失せました(笑)
この本・・・どういうポジションにいれば、「そうそう!」みたいな感じの爽快感を得て読めるんだろう・・・。
私は、正規雇用で独り暮らしの独身です。
(パラサイトシングルじゃないけど)
まさに、この本に出てくる女性世代のど真ん中だと思います。
両親は”奇跡的に全員が結婚出来た世代”の末期にお見合いで結婚して、結婚当時母はたぶん処女だったと思います。
まさにこの本に出てくる”娘がおかしくなった!”と狂う母親に行動が類似しています。
行動を監視される文面を読んでいて、自分の過去をふと思い出してちょっとつらかったです。
母娘の関係に疲れて、男性社会の中でも自分なりに生計を立てて生きてきて、年齢を重ねて結婚してなかったら、今度は「不良債権」呼ばわりされて(笑)
信田さんには結婚してない私のような人を「かわいそうな人」なんて言われる始末。
ってか、非正規に関してはもう「粗大ごみ」だと言いたいの?みたいな感じ。
結婚したら、「男性に選ばれた」という幻想的な勲章と「私がいなければ」の支配で家族を憑依しながら生きてる自分に無意識にしんどくなっても、経済面から逃れられない。
あれこれお二方は語ってるけど、結局私たちにどーしろっての?
結局、「それなりに経済力や資金を溜めて、”結婚できた”っていう勲章を誇りに、エセ自己表現のために子供たちに憑依して旦那に犠牲を払って、定年を迎えたセックスしたいという旦那を捨てて、憑依した子供たちに程よい距離で老後の面倒をみてもらう」っていう、自己中な生き方が現代の女性にとって”勝ち抜け”なのでしょうかねぇ。
あと、上野さんって、一緒にいたら疲れるだろうなぁ。
たぶん1つ事象があると、自分の中で「こうだと思う」みたいな結論をベースに、物事の過程を考えてる方なのかなぁ、と思った。
論点を見る能力には長けてるけど、臨機応変に聞き取ってその場で柔軟に意見を軌道修正するのは苦手そうだなぁ、と。
例えば複数人とワイワイ会話をしてても、上野さんって周りの空気を読まず「こうなんだ」ありきでバンバン論破して、周りが折れて自己が満たされるタイプな気がする。
ヴィトンのバックの話にしたって、たぶん「エセ自己肯定みたい」な感覚が嫌な気持なんだろうなぁ、と思う。
でも、一回自分がフランスや百貨店で購入してみたらいいのに。
しないで「あんな風になりたくない!」みたく言ってるのって、聞いてる側は疲れる。
ヴィトンを”結婚”に言葉を入れ替えると、上野さんって結婚に対して「すっぱいぶどう」みたいな本心が根底にある気がします。
二村ヒトシさんの本でいうと、信田さんは「男らしい」、上野さんは「男であろうとする」みたいな感じだなぁ、と思った。
この本は、女性として社会に実績を上げた信田さんと上野さんが、「これからの人生を模索してる不良債権な女性たち」をコケにして、
難しい知識と性の話を絡めてマシンガントークをしました、って感じなんでしょうね。
私、個人的に思うけど、この本を読んで気分を害する層っていてると思います。
(少なからずとも私はそうです)
でも、それってある意味、この2人の”思うつぼ”だなぁ、って。
だって何だかんだ言っても、この2人はそれでマンマを食っている訳で。
だからこそ、私は10年後にこの2人が「ほらね、悲惨な人生が待ってたでしょ?」なんていう、思惑通りの人生を歩まないように生きていきたいと思った。