「迅速」というより、「神速」ですね。
その日のうちに届きました。
内容も完ぺきでした。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥3,500以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
小松左京セレクション 2: 未来 (河出文庫) 文庫 – 2012/3/3
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,045","priceAmount":1045.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,045","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"S%2FqTrBhzl6Ww%2FRkkepBFhfsr6JK3SfG5XxJp9Z1WXcQsQsQQ%2FSJDzaNVmzKNddWeO0nFrmiyqNyRvfc%2FpTS3Wk1j7NH3YmLD%2BLj6FogHw%2B1ADj9emqc5vNNPssgtxn9BLhAKixTQeY8%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}
購入オプションとあわせ買い
いまだに汲み尽くされていない、深く多面的な小松左京の「未来の思想」。「神への長い道」など名作短編から論考、随筆、長編抜粋まで重要なテクストを集め、その魅力を浮き彫りにする。
【目次】
序文 東浩紀
1 廃墟から未来へ
廃墟の空間文明
未来の思想 終章 「進化」の未来像
2 科学技術と文明
復活の日 第四章 夏 5 八月第二週
極冠作戦
神への長い道
人類裁判
静寂の通路
3 万博をめぐって
空中都市008 抄
月のしのぶ
ニッポン・七〇年代前夜 抄
4 彼方へ
虚無回廊 序章 死を越える旅 1 〝彼〟
【目次】
序文 東浩紀
1 廃墟から未来へ
廃墟の空間文明
未来の思想 終章 「進化」の未来像
2 科学技術と文明
復活の日 第四章 夏 5 八月第二週
極冠作戦
神への長い道
人類裁判
静寂の通路
3 万博をめぐって
空中都市008 抄
月のしのぶ
ニッポン・七〇年代前夜 抄
4 彼方へ
虚無回廊 序章 死を越える旅 1 〝彼〟
- 本の長さ512ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2012/3/3
- 寸法10.7 x 2 x 15 cm
- ISBN-104309411371
- ISBN-13978-4309411378
よく一緒に購入されている商品
対象商品: 小松左京セレクション 2: 未来 (河出文庫)
¥1,045¥1,045
最短で5月27日 月曜日のお届け予定です
残り3点(入荷予定あり)
¥1,045¥1,045
最短で5月16日 木曜日のお届け予定です
残り6点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
著者について
小松 左京
1931年大阪生まれ。京都大学文学部卒。日本を代表するSF作家。『日本沈没』は400万部を超える大ベストセラーに。著書に、『復活の日』『果しなき流れの果に』『さよならジュピター』『首都消失』他多数。2011年没。
1931年大阪生まれ。京都大学文学部卒。日本を代表するSF作家。『日本沈没』は400万部を超える大ベストセラーに。著書に、『復活の日』『果しなき流れの果に』『さよならジュピター』『首都消失』他多数。2011年没。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2012/3/3)
- 発売日 : 2012/3/3
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 512ページ
- ISBN-10 : 4309411371
- ISBN-13 : 978-4309411378
- 寸法 : 10.7 x 2 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 364,750位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2012年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
収録作
『廃墟の空間文明』、『未来の思想』終章、『復活の日』第四章、『極冠作戦』、『神への長い道』、『人類裁判』、『静寂の通路』、『空中都市008』抄、『月のしのぶ』、『ニッポン・七〇年代前夜』抄、『虚無回廊』序章
ちなみに、各作品の冒頭には編者による解題が施されている。
本書が私にとって初の小松作品であったため、この配慮はありがたかった。
上記の「未来」を主題として選定された作品群には、人類は繁栄の一途を辿るといったある種のオプティミスティックな進歩史観は殆どない。むしろそれに批判的な(否定的ではなく)視点で論じられているのが興味深い。
執筆時の高度経済成長を背景に、作者は人類のみならず宇宙の未来に対し、このまま野放図に、人間中心主義的に発展していくことへ強い危惧を抱いており、それは次のような警句として表されている。
<人間には、他の生命や地球上の一切を、人間中心に利用する"権利"が本当にあるのか>
この他、既に手遅れとなってしまったものもあるが、今現在だけでなく未来においても傾聴すべき警句が散りばめられている。
そんな、<人類の未来は人類すら食いつぶすかもしれない>という残酷な未来を語る一方で希望も語られている。
<たしかにわれわれは、大きな可能性を見落としていた。憂鬱な現状を一つの「結果」として見ず、逆に「出発点」と見なして、そこから過去の延長でない、まったく新しいより好ましい未来を構想することのできる、若々しい魂、若々しい力を――。>
これだけでなく希望は別の形としても表されているが、とりわけ若い読者に向けて編纂したと編者が序文で述べていることもあり、「若い力」について本書から抜粋させて頂いた。
――と、ここまで読まれた方は、本書がお堅い思想書の類の様に思われるかもしれないが、無論そんな事はなく、エンターテインメントとしても優れた作品である。
総じて、作者が「知の巨人」と称されるのも納得の作品の数々であった。
それ故に、読者にも一定以上の知的水準・読解力が必要だと思われた。単に私の「知」が足りないだけかもしれないが難解な作品が多く、特に最初に収録されている『廃墟の空間文明』はほとんど理解できていない。
それでもなお、繰り返し読みたい、他の小松作品も読みたいと思わせる魅力が本書に詰まっている。
『廃墟の空間文明』、『未来の思想』終章、『復活の日』第四章、『極冠作戦』、『神への長い道』、『人類裁判』、『静寂の通路』、『空中都市008』抄、『月のしのぶ』、『ニッポン・七〇年代前夜』抄、『虚無回廊』序章
ちなみに、各作品の冒頭には編者による解題が施されている。
本書が私にとって初の小松作品であったため、この配慮はありがたかった。
上記の「未来」を主題として選定された作品群には、人類は繁栄の一途を辿るといったある種のオプティミスティックな進歩史観は殆どない。むしろそれに批判的な(否定的ではなく)視点で論じられているのが興味深い。
執筆時の高度経済成長を背景に、作者は人類のみならず宇宙の未来に対し、このまま野放図に、人間中心主義的に発展していくことへ強い危惧を抱いており、それは次のような警句として表されている。
<人間には、他の生命や地球上の一切を、人間中心に利用する"権利"が本当にあるのか>
この他、既に手遅れとなってしまったものもあるが、今現在だけでなく未来においても傾聴すべき警句が散りばめられている。
そんな、<人類の未来は人類すら食いつぶすかもしれない>という残酷な未来を語る一方で希望も語られている。
<たしかにわれわれは、大きな可能性を見落としていた。憂鬱な現状を一つの「結果」として見ず、逆に「出発点」と見なして、そこから過去の延長でない、まったく新しいより好ましい未来を構想することのできる、若々しい魂、若々しい力を――。>
これだけでなく希望は別の形としても表されているが、とりわけ若い読者に向けて編纂したと編者が序文で述べていることもあり、「若い力」について本書から抜粋させて頂いた。
――と、ここまで読まれた方は、本書がお堅い思想書の類の様に思われるかもしれないが、無論そんな事はなく、エンターテインメントとしても優れた作品である。
総じて、作者が「知の巨人」と称されるのも納得の作品の数々であった。
それ故に、読者にも一定以上の知的水準・読解力が必要だと思われた。単に私の「知」が足りないだけかもしれないが難解な作品が多く、特に最初に収録されている『廃墟の空間文明』はほとんど理解できていない。
それでもなお、繰り返し読みたい、他の小松作品も読みたいと思わせる魅力が本書に詰まっている。