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くそったれ! 少年時代 (河出文庫 フ 3-2) ペーパーバック – 2010/8/3
一九三○年代のロサンジェルス。大恐慌に見舞われ失業者のあふれる下町を舞台に、父親との確執、大人への不信、容貌への劣等感に悩みながら思春期を過ごす多感な少年の成長物語。ブコウスキーの自伝的長篇小説。
- 本の長さ435ページ
- 言語日本語
- 出版社河出書房新社
- 発売日2010/8/3
- 寸法10.6 x 1.5 x 15 cm
- ISBN-104309461913
- ISBN-13978-4309461915
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商品の説明
著者について
1920-1993 ドイツ生まれ。3歳でアメリカ移住。24歳で初の小説発表、郵便局勤務の傍ら創作活動を行う。50歳から作家に専念、50作に及ぶ著作発表。『町でいちばんの美女』『詩人と女たち』等。
シンガーソングライター、音楽評論家、翻訳や小説など、様々な分野で活躍。著書『渋谷公園通り』『ロメオ塾』他/訳者ブコウスキーの一連の作品他、ハニフ・クレイシ『ぼくは静かに揺れ動く』『パパは家出中』など。
シンガーソングライター、音楽評論家、翻訳や小説など、様々な分野で活躍。著書『渋谷公園通り』『ロメオ塾』他/訳者ブコウスキーの一連の作品他、ハニフ・クレイシ『ぼくは静かに揺れ動く』『パパは家出中』など。
登録情報
- 出版社 : 河出書房新社 (2010/8/3)
- 発売日 : 2010/8/3
- 言語 : 日本語
- ペーパーバック : 435ページ
- ISBN-10 : 4309461913
- ISBN-13 : 978-4309461915
- 寸法 : 10.6 x 1.5 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 249,606位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年4月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
女性にはオススメしにくいですが、海外の作家の中では一番大好きなチャールズ•ブコウスキー。彼の小説の最高峰ではないかと自分では思ってます。
2018年3月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ブコウスキーは好きで、短編やパルプを読んでましたが
長編も読んでみたくて購入したものの・・・
笑ってしまう個所も多々あったけれど、中学卒業以降は退屈というか
もっと小説らしい物語を期待したのですが
これは細切れになった場面場面の走り書きといった感じで
小説の世界に入り込めませんでした
長編も読んでみたくて購入したものの・・・
笑ってしまう個所も多々あったけれど、中学卒業以降は退屈というか
もっと小説らしい物語を期待したのですが
これは細切れになった場面場面の走り書きといった感じで
小説の世界に入り込めませんでした
2020年3月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
これは小説じゃない。
ヘンリーチナスキーの自伝、病める世相に突きつけたペタントリーの愛おしい体験、回想のメッセージ。
ブコースキーの若いゆえに哀しく、愛に飢え、お金で買えない幸せを求めての道程。
みんなそうだよ。
悲しいから、辛いから、後向き。
どこが悪いんだ!
さよならね、みんな素敵なお友達でいましょう。
クソッタレ!みんな地獄に行きやがれ!
綺麗ごと、恐ろしいぜ。
みんなネガティブ、糞汚いとこに真理があるんだ!
ブコースキーさん、ありがとう。
読むのが辛かった。
でも、少しだけ楽になった。
ヘンリーチナスキーの自伝、病める世相に突きつけたペタントリーの愛おしい体験、回想のメッセージ。
ブコースキーの若いゆえに哀しく、愛に飢え、お金で買えない幸せを求めての道程。
みんなそうだよ。
悲しいから、辛いから、後向き。
どこが悪いんだ!
さよならね、みんな素敵なお友達でいましょう。
クソッタレ!みんな地獄に行きやがれ!
綺麗ごと、恐ろしいぜ。
みんなネガティブ、糞汚いとこに真理があるんだ!
ブコースキーさん、ありがとう。
読むのが辛かった。
でも、少しだけ楽になった。
2020年3月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
最初から最後までエネルギーに満ちていて、特別何か起こるわけでもないのに全く飽きずに読めました。
オチもスジらしいスジもありませんが、ブコウスキー特有のさめたカッコイイ文体に酔わされます。
訳も良く、ブコウスキーの雰囲気にも合っていて、翻訳っぽい違和感など気にならずに楽しめましたが、
タイトルが浮いているというか、もうちょっと何かあったのではと思いました。
暗くなりそうなエピソードも多いのですが、そんなこともなく
主人公の何もかもに唾やゲロを吐いて気に入らない相手をぶっ飛ばしてしまう勢いが最高です。
そのくせびびりだったりする心の葛藤を描いているのも
セリーヌに共通するものがあり笑ってしまいます。
ブコウスキーの作品は、はぐれ者だったり、心から友人と呼べる人物がほとんどいなかったり、
クラスに馴染めずにいた人などに、お前だけじゃないぞ、と語りかけてくれる優しさがあります。
いつの時代にも、どこの国にでもいる、のけ者たちから共感を呼ぶ普遍的な素晴らしさがありました。
読み終えるのがもったいなく、もっと続いてほしいと思えた作品でした。おもしろかったです。
オチもスジらしいスジもありませんが、ブコウスキー特有のさめたカッコイイ文体に酔わされます。
訳も良く、ブコウスキーの雰囲気にも合っていて、翻訳っぽい違和感など気にならずに楽しめましたが、
タイトルが浮いているというか、もうちょっと何かあったのではと思いました。
暗くなりそうなエピソードも多いのですが、そんなこともなく
主人公の何もかもに唾やゲロを吐いて気に入らない相手をぶっ飛ばしてしまう勢いが最高です。
そのくせびびりだったりする心の葛藤を描いているのも
セリーヌに共通するものがあり笑ってしまいます。
ブコウスキーの作品は、はぐれ者だったり、心から友人と呼べる人物がほとんどいなかったり、
クラスに馴染めずにいた人などに、お前だけじゃないぞ、と語りかけてくれる優しさがあります。
いつの時代にも、どこの国にでもいる、のけ者たちから共感を呼ぶ普遍的な素晴らしさがありました。
読み終えるのがもったいなく、もっと続いてほしいと思えた作品でした。おもしろかったです。
2003年8月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
たぶんチャールズ・ブコウスキーという作家は「正直者」です。間違っても、教科書には載らないタイプです。もし載ったとしたら、その教科書を火の中に投げ込むでしょう、この人は。「馬鹿にするな!!」と叫びながら。ま、もう亡くなっていらっしゃいますが。
ヒステリックで見栄っ張りの哀れな父親からの虐待を受け、事なかれ主義の母親はおろおろし、貧しいLAの下町で「くそったれ」な少年時代を過ごした彼の自伝的小説。逃げずに真正面から、それを経験したものにしか書けない手応えを感じます。ええぞ!ブコウスキー!!
やっぱり天国でも彼は酔っ払っているのでしょうか?そんな天国も悪くないですね。乾杯!ブコウスキー。
ヒステリックで見栄っ張りの哀れな父親からの虐待を受け、事なかれ主義の母親はおろおろし、貧しいLAの下町で「くそったれ」な少年時代を過ごした彼の自伝的小説。逃げずに真正面から、それを経験したものにしか書けない手応えを感じます。ええぞ!ブコウスキー!!
やっぱり天国でも彼は酔っ払っているのでしょうか?そんな天国も悪くないですね。乾杯!ブコウスキー。
2017年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白いが、長い。
途中だれてしまう。
全く読み終わらない。
ブコウスキーはもう少し短いもののほうがよい。
途中だれてしまう。
全く読み終わらない。
ブコウスキーはもう少し短いもののほうがよい。
2006年7月17日に日本でレビュー済み
遅咲きの奇才詩人/作家ブコウスキーによる、自伝的長編。少年時代から高校卒業、大学進学・中退、デパートへの就職、喧嘩してすぐクビになる時期くらいまでが描かれる。
ブコウスキーの文章は猥雑です。そのあまりに猥雑な内容のために、盗み読みしたがる青少年があとを断たず、ブコウスキーはアメリカでは図書館で盗難に合う作家のナンバーワンとのこと。現在では書架においておらず、司書にお願いして出してもらわないと読めない図書館が多いとか。本書にもそうした猥雑さが見え隠れします。
ですが、別の言いかたをすれば、非常に現実的な視点で真実を鷲づかみにしているとも言えます。ありのままの現実が、生々しい言葉で淡々と剥きだしにされていきます。でも、そんな生々しさの向こうにある、澄んだ哀しみに、私は共感します。氏が、実は非常に繊細で、感受性が強すぎて、どこかとてもまっとうな人であることが文章を通して伝わってくるからです。
ブコウスキーのスタイルは、ギンズバーグやケルアックなどビートニクと並んで評されることが多いですが、実はつながりはないようです。ブコウスキーのそのごりごりと生々しく、猥雑な文章スタイルは、決してメインストリームとはなりませんでしたが(ニューヨークの文壇はそっぽを向きました)、今ではアメリカのサブカルチャーの金字塔となっています。U2のボノ、ショーン・ペン、トム・ウェイツなどさまざまなアーティストに影響を与えて続けている「芸術家のための芸術家」と言えるでしょう。
墓碑銘は「Don’t Try」。妻によれば、「you spend all your time trying, that all you're doing is trying. so don't try. just do.―人は一生を挑戦するだけに浪費してしまう、だから挑戦はするな、ただやれば良い」というような意味だそうです。
ブコウスキーの文章は猥雑です。そのあまりに猥雑な内容のために、盗み読みしたがる青少年があとを断たず、ブコウスキーはアメリカでは図書館で盗難に合う作家のナンバーワンとのこと。現在では書架においておらず、司書にお願いして出してもらわないと読めない図書館が多いとか。本書にもそうした猥雑さが見え隠れします。
ですが、別の言いかたをすれば、非常に現実的な視点で真実を鷲づかみにしているとも言えます。ありのままの現実が、生々しい言葉で淡々と剥きだしにされていきます。でも、そんな生々しさの向こうにある、澄んだ哀しみに、私は共感します。氏が、実は非常に繊細で、感受性が強すぎて、どこかとてもまっとうな人であることが文章を通して伝わってくるからです。
ブコウスキーのスタイルは、ギンズバーグやケルアックなどビートニクと並んで評されることが多いですが、実はつながりはないようです。ブコウスキーのそのごりごりと生々しく、猥雑な文章スタイルは、決してメインストリームとはなりませんでしたが(ニューヨークの文壇はそっぽを向きました)、今ではアメリカのサブカルチャーの金字塔となっています。U2のボノ、ショーン・ペン、トム・ウェイツなどさまざまなアーティストに影響を与えて続けている「芸術家のための芸術家」と言えるでしょう。
墓碑銘は「Don’t Try」。妻によれば、「you spend all your time trying, that all you're doing is trying. so don't try. just do.―人は一生を挑戦するだけに浪費してしまう、だから挑戦はするな、ただやれば良い」というような意味だそうです。
2016年12月9日に日本でレビュー済み
「くそったれ!少年時代」
こんなタイトルでは、ブコウスキーの偏見は彼のアクネのように治りにくいことでしょう。
ブコウスキーにはもっと詩的なタイトルが似合ってる。
こんなタイトルでは、ブコウスキーの偏見は彼のアクネのように治りにくいことでしょう。
ブコウスキーにはもっと詩的なタイトルが似合ってる。